複雑・ファジー小説

触れられない花。
日時: 2016/11/18 22:27
名前: @メンタル

Character

〈神シン〉
限られた者。
炎・水・大地・雷・闇・無・愛
の7つに分けられた能力を操る。

〈鬼キ〉
神の使い魔。人外。
大抵は、1つ。多くても2つの能力しか使えない。
しかし1鬼だけ7種類の能力を操ることができる。

〈鄙ヒ〉
人類の敵。人外。
神と能力は、変わらない。見分けは、ほぼつかない。
破壊と絶望。そして憎悪を愛する。狂気殺人をする。

〈契チギリ〉
神が鬼と契約するときの事。
契を交わした神は、外れないピアスや体に紋様が刻まれる。
鬼には、自身の決められている名が体に刻まれる。

〈破ハ〉
鬼との契約をなくすこと。
鬼の体に刻まれた名を傷つけると契約は、無くなる。

〈神聖学院付属強化学園〉
神の能力があるもののみが通う学園。
初等部4年中等部3年高等部3年神聖学院3年
があり定期的に行われる実技テストのランクが
ABCDEの中でDとEになると普通科の学校に落とされる。
全寮制。中等部からは、週に一度だけ学園の外に行くことが許されている。







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Re: 触れられない花。 ( No.125 )
日時: 2017/12/09 17:46
名前: とまと

 お久しぶりです。もう一年もたつんですね…。
あっという間でしたが、これからも応援しています。
頑張ってください!

Re: 触れられない花。 ( No.126 )
日時: 2017/12/10 19:20
名前: @メンタル 

トマトさん
投稿当時からコメントをくださって本当にありがとうございます。
応援していただけるなんて…
嬉しい限りです( *´艸`)
物語はだんだんと完結へ進んでいます。亀ペースですが(笑)。


本編
グランが持ってきた菊谷一族の日記に書かれていたのは神器力開放術についての他に生け捕りにした鄙から聞き出したことなど様々な重要項目が記入されていた。
「凛時、なんか見つけたのか?」
煙草の煙を揺らしながら拓哉の作り上げた壁を術で整理をする宇塚が声を上げた蘭に振り向いた。
「宇塚教授…契の品を見せてください。」
質問に答えずに蘭が言うと宇塚は蘭の目の前にしゃがみ右手で前髪を書き上げて額右側についたハート型の様な紋様を見せた。
「…宇塚教授、貴方相当な幸運の持ち主ですよ。」
蘭が安堵の息を吐き出してから宇塚の額についた紋様と日記に書いてある文章や時々書いてある図などを交互に見続けた。
「?どうゆう事だ?」
「日記によると神器力開放術が使用可能になる、完成形になった時に本来白黒であるはずの契の品に色が付くそうです。すなわち貴方の見せたあの技は失敗、未完成なんです。本当だったら貴方鬼に襲われて今頃死んでるところだったかもしれませんね」

それから数日後、分かったことをそれぞれに伝えるべく配布されていたイヤホンがようやく役目を果たした。
『対鄙部隊政策全員に連絡します。神器力開放術は完成形になると契の品に色が付くこと、鄙には鄙の者全員が崇拝する女神≪ガテラ≫と呼ばれる人物が居たことが新たに分かりました。質問があれば連絡をしてをしてください。これで連絡を終わります。』
この連絡は臨の鬼であるリリックにも当然イヤホンを通して伝わっていた。レアンとの稽古は今日はもう終了したようでいつも通り臨の眠るベットの傍らに座り、窓の外に浮かぶ満月。その近くにある小さな小さな、術を使っても見えるか見えないかと言うほどの極小の真っ黒な星を見つめていた。
「まだ、まだ見つけないで…。もう僕はリリックなんだよ…。」
頬に伝う水滴に月明りは反射した。

Re: 触れられない花。 ( No.127 )
日時: 2017/12/17 12:03
名前: @メンタル 

すみません少々メンタルは体調を崩してしまったので投稿を控えさせていただきます。
今週中には出しますので!
少々お待ちください
@メンタル

Re: 触れられない花。 ( No.128 )
日時: 2017/12/21 20:54
名前: @メンタル 

目を覚まして一番最初に見たものは真っ白な花。聞こえたのは聞覚えのある声。カーテンの隙間から差し込む光のまぶしさに手を持ち上げると軽い倦怠感を感じた。
「!よかった…。おはよう調子はどう?臨」
「…ん、少し怠いかな。」
蘭が安心したと言うように微笑みベットの隣にある椅子に座った。
「どのくらい寝てた?」
ずっと意識が無かったせいで曜日感覚が全くと言っていいほどない。今が何時なのかも分からない。
「1週間ぐらいかな、…あ、リリックがね格闘技を習い始めたの。確か、二番隊隊長の人と一緒のはず。気分良くなったら行って見る?行って良いか分からないけど。」
陸の事ではなくリリックの話を出したという事は陸はまだ目を覚ましてはいないのだろう。彼女の優しさが少し暖かい。
「そういえば術の方は順調?使えるようになった人はいる?」
そう質問すると意識を失っている間に分かった情報を詳しく教えてくれた。


短くてすみません!
熱でネタ吹っ飛びました(笑)

Re: 触れられない花。 ( No.129 )
日時: 2017/12/28 23:00
名前: @メンタル 

蘭から教えてもらったリリックの練習場所である戦術室の扉を開け、臨は中を覗いた。見えたのはリリックと同じ背丈ぐらいの青年が己の肉体の身を使い戦っていた。二人とも確実に相手の頭や首、腹などの急所を狙って殴り合い、蹴り合っていた。躊躇は微塵も感じられない様な鋭い青年の蹴りをリリックは左腕で受け止め空いている右手で青年の胸元を殴りにかかる。それ以上は見て居られ無いとでも言うように臨はきつく目を閉じた。案外、術攻撃より肉弾戦の方がグロッキーな気分に成りやすいのかもしれない。
「自分の鬼の成長ぶりはどうだ?」
突然背後から大人しそうな男の声が聞こえて思わず臨は振り返った。後ろに立っていたのは、左眼球の不思議な紋様が特徴的な男性だった。
「あ、びっくりしました」
臨は素直に感想を述べた。リリックの成長ぶりと後ろに立っていた男に対しての。
「俺は未築館淳だ。あいつは俺の鬼。レアン」
「は、はい…あ、太田陸の妹、太田臨です。リリックがお世話になっています。」
慌てた挨拶をしている間に練習の様なものが終わっていたらしく、静かに歩く音と慌ただしく走ってくる音が聞こえた。
「臨っ!目が覚めたの!?………よかったぁ」
緊張感の感じない表情は変わらずに、だがしかし少々大人びているようにも見えた。

教室を後にした臨はイヤホンから聞こえてきた蘭の連絡通りの場所に行くと、何人かを除いたメンバーが集まっていた。
目を覚ましたことへの安堵の言葉を呟いていた全員が落ち着くと宇塚が口を開いた。
「1対1の決闘をしてもらう」

投稿遅れまくってすみません!!
もう一個投稿します!

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