複雑・ファジー小説

紅華に水を
日時: 2017/10/07 10:32
名前: ishy

-------君色の華が散る。歪な音を奏でながら。



こんにちは。初めまして。ishyと申します。恥ずかしがり屋の物書きです。ちびちびと、あまり気持ちの良くない話を書いていきますが、宜しくお願いします。

執筆開始 2017,10,7

Page:1



Re: 紅華に水を ( No.1 )
日時: 2017/10/08 01:30
名前: ishy

プロローグ



 今から四年前のある日のこと地球に隕石が落ちて、当時の世界人口の半分がこの世からいなくなりました。……なーんて嘘みたいなホントの話がこの"世界の歴史"。地球の半分の面積は人が住めなくなりました。社会なんか当然に壊滅状態。当時は治安も糞もあったもんじゃありません。どこもかしこも荒れ放題。無法者(アウトロー)だって溢れ放題です。自然って怖いですね。一瞬で夢も希望も絶望もなにもかもなくしちゃったんですから。
 しかし人間だって、ただでは転びませんでした。その極めて絶望的な状況から抜け出そうと、当時の世界の中心にいた偉い方々は希望ある未来に向けて東奔西走。そして彼らの努力は実り、隕石衝突事件から一年後ついになんとか"社会"と呼べるようなものを再開することが出来たのです。
 偉い方々は、地球の残った面積をその特性ごとにいくつかの町に分けました。主なものとして地球の復興運動に全力を注ぐ方々が集まる、一の町。かつての大物政治家や有名人の方々が暮らす、二の町。そして普通の方々が暮らす三の町に、少し柄の悪い方々が暮らしている四の町。……とまぁなどなど言い始めたらきりがありませんが、数十個の町に分けたのです。
 とはいっても。町に境があるわけではなく居住地がなんとなく決まっているだけでありますので、どの町にもどの町民が入っていても別になんの問題もありません。
 
 そう、"ここ最近"までは。
 
 無法者が特に集まる四の町が最近勢いが増してきています。他の町にも徐々に四の町の雰囲気が伝染してきていてなんだか最近どの町も治安が悪くなっているようです。
 
 偉い方々はこの自体を重く見ました。そして通称"零の町"を作り上げたのです。
 
 この町は所謂"犯罪者矯正型学園都市"という奴で未成年も成人も関係なく"四の町の中でも特に問題のある人間"は、この町に住み、そして"清く正しく生きるための授業"を受けることになりました。それ以外にも任意でその学園都市に入り、授業を受けることが出来ますが、まぁそんな変わり者はいないでしょう。
 
 
 
 
 
 
 
 ……きっと"私と彼以外"は。
 
 
 
 
 
 
 
 私の名前は工藤流夢(くどうるむ)。19です。色々あって高等教育を学校で受けていません。色々?色々っていったら色々です。まぁ具体的に言ったら先程言った隕石衝突事件のせいなんですけど。一年で社会が復興したっていうなら通えたんじゃないなって?いやまぁだから色々あったんですよ…………色々と。
 
 
 "清く正しく生きること"。それが私の理想です。
 
 
 この学園都市に来ることは私の理想です。清く正しく生きたい私にとってこの"正義を育てる学校"はまさに私の為にあるかのようなものでした。だから私はこの学園都市に来ることを志望しました。えぇ志望しました。間違っても"極悪犯罪者候補"として連れてこられたんじゃありませんから。何故なら私は正しいからです。正しくない私は私ではありません。あぁそういえばこの学園都市に来る前に変な紙が自宅に送りつけられましてね?"強制矯正通知書"?なんでしょうね?分かりません?まぁきっといらないものでしょうから燃やしてしまいました。うっかり余分なものも燃えてしまいましたが、問題ありません。何か人の呻き声みたいなものが聞こえましたが問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。問題ありません。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。私は正しい。
 
 
 だから。
 
 
 
 
 
 
「………………」
 
 
 
 
 
 
 …………私は間違ってなんかない。狂ってなんかない。壊れてなんかない。否定する人間は皆燃やしてしまえばいいんだ。ガスの匂いが心地いい。焦げる感覚が懐かしい。だって私は正しいんだから。私は正しいんだから。認めない奴はみんな燃やしてしまえばいい。
 
 
 
「………………」
 
 
 
 本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?本当にそうなの?
 
 
 
 
「………………」
 
 
 
 
 お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。お前が悪い。
 
 
 
 
 
 
「………………ごめんなさい」
 
 
 
 
 
 ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい。
 
 
 
 
「…………うっ……うう……ぁあ……ううう」
 
 
 
 
 
 
 
 
 ……私だけ生き残ってごめんなさい。のうのうと生きててごめんなさい。母さん。父さん。兄さん。
 
 
 
 
 
 
 
 火が、燃えてる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 「…………入らなきゃ」
 
 
 




狂っては正気に戻って死にたくなって。そんな毎日の繰返し。偽りの正しさを薬で騙し騙し生きながらえる僕の友達。薬で狂ったように正しさを呟く君はどこまでも哀れに感じた。


それをやってるのは僕のはずなのに。


君の心でいつまでも燃えている後悔の焔はどうすれば消せれるのだろう、そればかり毎日考えている。





これはそんな僕と友達の話だ。
 

Re: 紅華に水を ( No.2 )
日時: 2017/10/10 20:22
名前: アンクルデス
参照: http://www.kakiko.info/upload_bbs3/index.php?mode=image&file=615.jpg

お疲れ様です!

雑談掲示板から来ました!
所謂ディストピアを題材にしたお話ですね!

今後の物語の展開と発展を待っております^_^

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