複雑・ファジー小説

H・T・S・Sに生きる
日時: 2018/02/22 19:40
名前: 梶原明生  

H・T・S・Sとは何か。紐解くとこれは小説と言うよりも私、梶原明生の赤裸々な自史と、平成29年、2017年11月5日に神からの啓示を受けた(と言うより単なる閃きですが。汗)このシステムの構築を描いた物語です。この題名は「Held Taktiken Spirituell System 」であり、読みはヘルド タクティケン スピリチュアル システムです。英訳だとわかりやすいのは、「ヒーロータクティカルスピリチュアルシステム」和訳すると「英雄的戦術信心体系」になります。これだと「何のこっちゃ」になるので、英訳の方がまだわかりやすい(言いやすい)かも知れません。要は「(メタル)ヒーロー活動を中心にその補助となるマイルドな特殊部隊トレーニングや空手拳法の鍛錬を取り入れ、その上にスピリチュアル(自分が信心してきた神仏思想等)な精神を加えていくみたいな体系(システム)。」なことです。決して怪しい宗教ではありません。現に、超神精仮面戦士キャバンとして、青い金属スーツで街の自警活動を約8年に渡って行ってきました。(00レンタル掲示板に掲示中)また、このシステムは、スピリチュアル部分をどけて行っても構いません。(ある程度の倫理観あるなら)さぁ、小説として自史としての梶原明生ワールドへようこそ。

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Re: H・T・S・Sに生きる ( No.40 )
日時: 2019/01/29 19:23
名前: 梶原明生  

2014年 8月2日 毎年恒例の七夕まつり。この年もまたキャバンが街に繰り出した。だが、珍しくと言うより初めてのような気がする。この日何と8月なのに大雨に見まわれたことだ。自分の知るかぎり七夕まつりで雨が降った記憶はない。大変ななか、キャバンスーツに装転して祭りに繰り出した。予想通りずぶ濡れになるばかりか、いつも手に持つフリップを忘れてしまい、意気消沈しながらも自警活動していたら、色んな方々に声かけしてもらって親しまれたことが救いだった。何とか平和に安全にパトロールできたが、祭りも終わりに近づき、こちらも自警活動を終わらせなければならないところに妙な寂しさを感じたものだ。「しかし今年も何事もなく平和で良かった。」そう呟きながら祭り会場を後にしようと、デパートの小道にさしかかった時だ。「待って。ちょっと○○ちゃん、台解のヒーローだよ。」そう呼び止めたのはキレイな若いお母さん。「本当だ、キャバン。握手して。」4〜5歳の男の子が飲食店から出てくる。その言葉に嬉しくて握手した。「ありがとう。濡れるよ、お母さんの傘に入って。」「うん、街を守ってね。」「ああ守るよ。キャバンがいるかぎり。」「バイバイ。」「バイバイ。」男の子とそんなやりとりして立ち上がった。「この雨でも、小さい応援で報われるものなんだな。」感慨深くそう思いながら一路RVに向かった。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.41 )
日時: 2019/02/14 17:47
名前: 梶原明生  

2014年 10月 8日

この日久々の平日休みに乗じて台解駅近くの金森小学校付近も含めて自警活動した。しかし小学生のパワーは凄まじかった。後ろからいきなり飛び蹴りされたり、装備品を壊されたりと誹謗中傷があったりと散々 だった。人混みがなくなるとマンガみたいにヘロヘロになったキャバンが千鳥足で歩く姿はまさにコントそのものだった。やがて気を取り直し、自警活動に専念していたら、道路交通警備員の方に呼び止められて、異例の「工事関係者による握手撮影会」が始まってしまい驚いた。「頑張って街を守ってくれキャバン。」そう言って握手してくれた警備員の方には感謝感激の至りだった。ようやく自警活動も終わり、色々あったものの珍しい体験をさせてもらえた1日であったと振り返ってしまえる日となった。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.42 )
日時: 2019/03/01 17:12
名前: 梶原明生  

2014年 12月21日……

街はすっかりクリスマス。夜間パトロールが始まった。パフォーマンスと安全を兼ねて電飾を装着してのキャバンパトロール。街はかなり盛況で各イベントが目白押しとなっていた。自警活動の合間をぬっての握手撮影会はとめどなく続いた。イベントがある時は一番緊張するかな。極力かぶらないようにするのと、お邪魔にならないようにするのが大変。しかしそれでも喜んでもらえたら幸いだ。写真もいくつかバシャバシャ撮られて、こちらもポージングのサービスを怠らない。キャバンが単なるパフォーマンスか笑いネタになるだけがいい。実戦があったらいやだから。平和で安全であることを願いたい。そう心に刻みながら、クリスマスの自警活動は幕を下ろすのだった。…続く。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.43 )
日時: 2019/03/26 01:20
名前: 梶原明生  

2015年 1月 23日……

お正月は忙しく、仕方なく日を改めてこの日に恒例の耐久行軍を行った。いつものごとく、暗視ゴーグルとライトのみで交互に使い分けて行軍する。また再び肩から血が通わなくなり、背骨だけ抜けるんじゃないかという苦痛に耐えながら、半長靴の足を進める。1時間ほどやっただけで汗が迷彩服に染みる。息を整えて、新たな試みを付け加えてみた。と言うのも、ここ最近ある地区の治安悪化が噂に登り、耐久行軍ついでに「自警活動」も付け加えようという試みだ。それは本来「キャバン」活動の一環なのだが、ものはついでにではないが付け加えようと試みた。かくしてとある商業住宅街と閑静な公園に、民間服(さすがに迷彩服は誤解されるので)に着替えて深夜のパトロールに出た。しかし酔っ払った若者が騒いでるくらいで、とりわけ治安が悪いわけでもなかった。それが一番ではあるが。やがて山に戻り、小休止した後はCQBと拳法の鍛錬。勿論日付は24日になっていた。東の空が白む前に朝食の準備。コンロでレトルトを温めながら干し肉にかじりついた。と、その時。小屋に何やら近付く足音。何と、早朝登山のお客さんが初めて入ってきた。よくよく考えるとかなり豪胆だなと思うが、当時は感激だった。「あら、先客かい。どうもおはようございます。あなたも早朝登山で…その格好は。」うっかり自分の姿を忘れていた。「まぁその、迷彩服が好きなもんで。 ハハハハッ…」そう言って前々から憧れてた一言を口にしてみた。「今コーヒー煎れてるんですがどうです一杯。」「ああ助かる。ありがとうございます。丁度寒いとこだったんで。」その後は何を話したか忘れたが、他愛もない世間話に華やいだ。「ああ、もうこんなに明るくなった。ご馳走さんです。」そう爽やかに言いつつ中年男性はリュックを背負い、頂上目指して歩いて行った。一期一会ではあったが、こんな爽やかな気分は初めてだった。「また来よう」そう言って耐久行軍の日程を終わらせて一路、街へと帰っていった。…続く。

Re: H・T・S・Sに生きる ( No.44 )
日時: 2019/04/01 20:01
名前: 梶原明生  

2015年 2月1日……

マラソンがあると噂に聞いていたが、やはりそうだった。いつものように装転して台解の街を練り歩くと、高い声援の声が街中に響いている。駅周辺にさしかかった時、呼び止められることが多く、快く対応していたら、その中に「湯の街台解」と書いた旗を差し出す女性陣がいた。旗と言っても15センチ四方くらいの小さいものだが、その女性陣の心遣いに感謝した。「どうぞ使ってください。」「ありがとうございます。」以来、この旗は長らく肩に掲げて自警アンド グリーティングするようになった。……

2015年 3月8日…… この日初めてお隣の市である離不市でキャバンによる自警活動を行った。離不市は県内にとどまらす、あるものが日本最多数なので、観光都市として栄えていた。そんな街での自警活動。やはり毎回台解ではキャバンが現れているので、さほど驚きはないが、離不市では驚きで迎えられた。「何。」「誰。」行く先々で叫ばれた。やがて坂道を折り返して駅に着くと、教師と生徒の集団にさしかかった。「うわ、ヒーローだ。」「仮面ライダーか…」と口々に出迎えられる。やがて女性教師から声を掛けられた。「いやこんなの初めてだ〜どうも。じ、自警活動ですか。ボランティアで…」終始驚かれたのは申し訳なかったが、一定の理解を得られたことはせめてもの救いだ。こうして離不市での自警活動は幕を降ろした。…続く。

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