複雑・ファジー小説

優しい暁
日時: 2020/04/01 19:07
名前: むとむと (ID: aHnc/Oh6)

暁色の髪

暗い緑色の瞳

憂いを帯びた優しさ


彼の名は___















リーゴー___という。






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いつか降り止む雨 ( No.4 )
日時: 2020/04/01 20:13
名前: むとむと (ID: aHnc/Oh6)

あれから3日と少し__

塞ぎ込んでいる僕を気遣ってか、

彼女は色んな話をしてくれた。

例えばそう、彼女の父の話。

彼女の父は、男爵家の家主だった。

無実の罪に問われ、今は
牢獄にいるらしい。

その話は僕も聞いたことがある。

彼女の父の名は___











確か。

フューヘムといったか。

もうすぐ降り止む雨 ( No.5 )
日時: 2020/04/01 20:17
名前: むとむと (ID: aHnc/Oh6)

今になって初めて
この小さな屋敷にもう一人
住人がいることを知った。

フアナと、僕と同じく孤独な身の上。

元々貧しい家の生まれで、身寄りは
税を払えなかったため捕らえられた
父だけだ。

可愛そう___とは思わなかった。

寧ろいいな、とさえ思った。

僕からすれば__……


そのもう一人の住人。

少年の名は___









ケンというらしい。

必ず降り止む雨 ( No.6 )
日時: 2020/04/01 20:21
名前: むとむと (ID: aHnc/Oh6)

フアナとケンのお陰で
僕は元気
__元々なかったようなものだけど
__を取り戻した。

優しい子達だ。

こんなに満たされた気分は久しぶりだ。

ありがとう、と一言が
上手く言えなかった。

彼女の名、フアナの意味が___











誇り高き風___だと知った。

雲の続く空 ( No.7 )
日時: 2020/04/01 20:26
名前: むとむと (ID: aHnc/Oh6)

フアナは
沢山のことを包み隠さずに
話してくれた。

僕の過去は聞こうとせず、
ただ話し通す一日。

話した方がいいのだろうか。

まだ話せない___無意味な
無意味な日々を送った。

嫌な夢を見たからだ。

奴の名は___












レイオー___という。

晴れ間が見える空 ( No.8 )
日時: 2020/04/01 20:39
名前: むとむと (ID: aHnc/Oh6)

話そう。

そう決めた。

隠し事をして……
また独りになるのが怖いから。

話そう。僕の過去を。

壮大な、悲劇を。

僕はかつて___











リーゴー___ではなかった。

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