二次創作小説(旧・映像)

ポケモンストーリー ハートゴールド編
日時: 2016/10/23 17:00
名前: たくと七星

 また、お会いします。たくと七星です。これまでスマブラの小説を書いてきましたが、今回から、再びポケモンの小説を書いていこうと思います。今回は「ポケットモンスター 金銀」のリメイク版、「ハートゴールド、ソウルシルバー」を題材とした作品です。


<今作の概要>


・初の男の子主人公に挑戦
 前作、ブラック編、ダイヤモンド編と女の子を主人公として来ましたが、今回は初となる男の子の主人公に挑戦しようと思います。


・憎めないキャラにして行きたいと思います
 主人公の性格は昔の昭和のアニメの主人公をイメージして書いていこうと思っています。やんちゃでおバカでお調子者だけれども芯はしっかりしていて決めるときは決める、そんなキャラにしていこうと思います。


・ジムリーダーが旅のお供に
 今作ではジムリーダーを旅のお供として登場させます。これはアニメの設定でジムリーダーの一人を仲間にして出してみたいと思っていたので今作で書いてみたいと思っていました。もちろん、ただいるだけの存在にはさせず、先輩としてサポートしたり、アドバイスをしたりフォローをしてあげたり、共闘したりしていくのでそれらを見ていただけたらと思います。



・今作でのポケモンの新能力
 今作ではバトルにちょっとした工夫を入れてみました。登場するポケモンがちょっとした芸当を持っていたり変わった戦術をしてきたりするのでよろしく見ていただけたらと思っています。


・後半からオリジナル要素を展開
 前半、中盤は普通に原作沿いになりますが後半からは実際のゲームではなかった要素を追加していこうと思っています。それは何かはまだ伏せておきます。


 以上が本作の概要です。明るい主人公とジムリーダーの二人旅、色んな人たちとの出会い、脅威となるライバルの出現など、時にシリアス、時にはギャグも、そしてクスリとさせられたりするそんな話に出来ればと思いつつ連載していきますのでよろしくお願いします。


<主要人物紹介>


・ヒビキ
 本作の主人公、ワカバタウン出身の少年。デザインは原作「ハートゴールド、ソウルシルバー」と同じ。研究所に届いた自分あての差出人不明のタマゴからワニノコが孵ったことで冒険の旅にでる。おバカでお調子者だが、決して諦めない強い心を持った熱血漢。意外としっかりした所もあり、義理堅い一方、激昂したり感情が高ぶると江戸っ子口調になってしまうことがある。


・ツクシ
 ヒビキが出会うことになるむし使いの少年。偶然ヒビキと出会い、彼と仲良しになって一緒に行動することになる。しっかり者でヒビキのボケに鋭いツッコミを浴びせたり、先輩としてトレーナーとしてのあり方をサポートしたりする。研究家を目指しており、ウツギ博士には尊敬の念を抱いている。


・レイ
 ヒビキ達の前に現れた、赤髪に切れ長の目をした少年。冷徹な性格でポケモンは強ければいいと考えている。至るところでヒビキ達と出会うが弱者とみなして相手にしない態度をとることが多いが・・・本作でのヒビキの生涯の壁。


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Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.131 )
日時: 2018/02/13 20:52
名前: たくと七星

第22話「ビーストの脅威!ヒビキvsレイ、本気のバトル!」パート4


ヒビキ現在の手持ち
オーダイル、オオタチ、オニドリル、メタモン、ウソッキー(戦闘中)、アローラゴローン(ひんし)


「行け、ウソッキーっ!」
「やれ、ビューティー!」
 ウソッキーとフェローチェが走り出した。
「ウソッキ!」
「シャラ!」
 回転して回し蹴りに出て蹴り合いになった。地に足を付けると、取っ組み合いになるがフェローチェが跳躍してウソッキーにキックをした。
「ウソ!」
 後退するウソッキーに、フェローチェが両手からむしのさざめきを飛ばして来た。ウソッキーは拳を地面に叩いて土煙を出して姿を消し、ジャンプしてストーンエッジに出たが、フェローチェはバック転してこれをかわしてしまう。
「ビューティー、回れ!!!」
「シャーン!」
 レイの指示で体を回転させて回し蹴りのトルネードに出た。
「ウソッキー、ものまねだ!」
「ウソッキ!」
 ウソッキーもものまねで回し蹴りのトルネードに出る。回転した二体がコマのようにぶつかり合って火花を散らしていく。
 空中に舞ってぶつかり合った所でトルネードが解放された。フェローチェが着地すると、宙に浮いていたウソッキーがいわなだれをした。
「シャラーーーン!」
 しかしフェローチェは頭を振り回して触角からむしのさざめきを飛ばして落ちてくる岩を全て塵にしてしまった。ジャンプしてかかとおとしをしてウソッキーを地面に叩き落とす。
「ウソ?!」
「シャラ!」
 起きたウソッキーに両手の先から糸を飛ばしてウソッキーを巻き付けた。
「何い?!」
「はははは、思い切り叩き付けてやれ!」
 糸でからめたウソッキーを振り回して、反対側の方へ飛ばして地面に叩き付けた。更に糸を振るって数回にわたって地面にぶつけていく。糸が切れた所でウソッキーはふらふらになった所へ、一回転ジャンプしてとびひざげりを食らわせた。
「ウソッキーっ!!!」
「ああん、あかん!」
 土煙が晴れると、そこに映っていた光景にヒビキ達は呆然とした。
クイッ、クイッ、
 フェローチェが頭の羽根の乱れを気にしていたのかカイロスのハサミで髪を解かす仕草をしていた。が、その下で負けたウソッキーがガックシとしゃがんでポケモン椅子にされていたのだ。
「な、なんちゅう屈辱だぜ・・・」
「ああ、負けた相手を椅子にして優雅に振る舞うあのポケモンが素敵だ・・・」
「ツクシく〜ん?」
「ああ、ごめんごめん・・・」
 フェローチェにうっとりしているツクシにアカネが怒り顔で睨んで来た。ツクシは慌てて謝りに出た。
「済まねえ・・・!」
 ヒビキはウソッキーをボールに戻してオオタチを出した。フェローチェはすぐにバランスを整えて髪を解かす仕草をした。
「タチ!」
 ボールから出たオオタチは両手を握って指を鳴らした。フェローチェはニヤリと笑うと口から冷気を吐いて手に当てて指を凍らせ、氷柱を生み出した。氷柱が鋭い爪のようになってオオタチに突き出しながら、迫って来た。
「オオタチ、かわせ!」
 フェローチェが氷柱で突き刺しに出ると、オオタチはでんこうせっかをしてかわしていった。フェローチェがむしのさざめきを飛ばして来るとこうそくいどうで後退する。
「避けてるだけか、飛ばしてやれ!」
「シャラ!」
 レイの指示でフェローチェ氷柱を飛ばした。
「ほのおのパンチだ、オオタチ!」
「オオタチ!」
 オオタチはほのおのパンチで氷柱を溶かすと、たたきつけるでフェローチェを攻撃した。
「やりー、オオタチがあいつに初ダメージや!」
 オオタチはだいもんじを飛ばしたがフェローチェはジャンプしてかわしてとびひざげりに出た。しかし寸での所でオオタチはみがわりを出してフェローチェの攻撃を防いだ。
「シャラ?!」
 足がみがわりの人形に食い込み、フェローチェはバック転して着地する。
「小癪な手を使いやがって!巻き付けろ!」
 苛立つレイはフェローチェに糸を吐かせた。両手から飛ばした糸がオオタチを巻き付ける。
「あかん、また投げ飛ばすつもりや!」
「どうかな?オオタチ!」
 ヒビキが指示を出すとオオタチは何かを使いだした。すると巻き付いている糸から煙が出て燃え出した。
「何だと?!」
 驚くレイの目の前で糸が燃えてオオタチの拘束が解かれた。
「タチ!」
 オオタチが燃えている両手をレイに見せた。
「ほのおのパンチの炎で糸を燃やさせたのさ!」
「こいつ、くだらねえ真似をしやがって!」
 フェローチェが高速でオオタチに迫って来た。オオタチは燃えた両手を尻尾に擦り付ける。
「これでくたばれええええええ!」
 レイの叫びと同時にフェローチェがれいとうビームに出ようとした。そこへ、
「オオタチ、尻尾を突き出してやれ!」
 オオタチはしゃがむと同時に熱く燃える尻尾をフェローチェに突き出した。尻尾はフェローチェの顔面に強く当たり効果抜群のダメージを与える。
「オオタチ、お前の燃える尻尾で叩き付けてやるんだ!」
 吹っ飛ばされたフェローチェにオオタチは追撃に出た。燃える尻尾を振るってフェローチェにダメージを与えていく。膝を付くフェローチェにオオタチはバック転して尻尾を地面に突き刺した。すると地面にひびが入り、そこから炎が出てフェローチェを焦がしていく。
「シャラーーーーっ!」
 炎からフェローチェが出て攻撃に出ようとした。オオタチはれいとうパンチの冷気で尻尾に付いている炎を消すと、かみなりパンチの電気を尻尾に擦り付けた。フェローチェのつばめがえしをかわして尻尾を巻き付け、電撃を流し込んでいった。
 怯んだフェローチェだが何とか戦おうとする。かわらわりを振るってオオタチを倒そうとする。これにオオタチは尻尾をピタリとフェローチェの頭に当てた。するとフェローチェの体が凍り付いて動かなくなった。
「バカな、凍りついただと?!」
「ああ、オオタチの尻尾に冷気を付けておいたのさ!」
「タチ!」
 オオタチはフェローチェを持ち上げると空中に投げ飛ばしてほのおのパンチから炎を飛ばして止めを刺した。フェローチェは起き上がると天を見上げて手を掲げると、羽根をしならせながら力尽きた。
「おっしゃあ!」
「タチ!」
 ヒビキとオオタチがグーサインをした。
「負けちゃったか、でも敗北した姿も素敵だなあ・・・・」
 ツクシはかわらずフェローチェにうっとりとしていてアカネが苦笑いをする。
「てめえ、俺の最強のポケモンに、泥を塗りやがって・・・・!」
 レイはフェローチェを戻して、ボールを二つ投げて来た。一体はメガニウム、そして・・・、
「ヒュー・・・・・・!」
 もう一体は竹のような円筒の体をしながらも和に溢れた優雅な衣装をまとったビースト、テッカグヤだった。
「うわあ、綺麗やわあ・・・」
「あのポケモンもいいけど、これも神秘的・・・・」
「でもでけえ図体してやがるなあ・・・」
 それもそのはず、テッカグヤの体はハガネールやホエルオーに匹敵するほどの巨体だった。敵にとっては威圧的に思えるほどの大きさだった。
「今度はこいつとメガニウムで遊んでやる。先ほどのようにいくなよ!」
「なら、俺はこいつ等で行く!」
 ヒビキはオオタチを戻すとオーダイルとオニドリルを出して、テッカグヤとメガニウムに向かわせた・・・。


続く・・・。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.132 )
日時: 2018/02/15 21:04
名前: たくと七星

第22話「ビーストの脅威!ヒビキvsレイ、本気のバトル!」パート5


ヒビキ現在の手持ち
オーダイル(戦闘中)、オオタチ、オニドリル(戦闘中)、メタモン、ウソッキー(ひんし)、アローラゴローン(ひんし)



 オーダイルはテッカグヤと、オニドリルはメガニウムに向かって行った。オニドリルはメガニウムの飛ばすはっぱカッターを旋回しながらかわしていく。
「ドリルくちばしだ!」
 ヒビキの指示でドリルくちばしで急降下した。
「リフレクターを張れ!」
 レイの指示でメガニウムはリフレクターを張った。オニドリルがドリルくちばしが命中するが壁に遮られて、後ろに引き摺られるだけだった。リフレクターが砕けると、メガニウムはしびれごなを飛ばしてまひ状態にしてしまった。突進してかいりきを振るい、オニドリルを攻撃した。
「どうした、仲間の一人が危ないぜ?」
「くうう、まだだ!」
 ヒビキはクラボのみを投げてオニドリルのまひ状態を回復させた。一方、オーダイルはテッカグヤと対峙した。自分よりも遥かに巨体、見下ろすように見ているビーストからは威圧感があったが、同時に強い高貴さと優雅さが感じられていた。
「ヒュー・・・・」
 混じりの無い空気音を出すとテッカグヤは両手からソーラービームを飛ばして来た。
「ダイル!」
 オーダイルはアクアジェットでこれをかわして懐に入り込み、れいとうパンチを放った。鈍い金属音が響いてさしたるダメージにはならない。
 テッカグヤが腕を振るってパンチに出ると、オーダイルはこうそくいどいでかわしてドラゴンクローを振るうがこれもダメージにはならない。続いてかわらわりを振るったが、金属音が響くだけだった。
「オーダイル、ばくれつパンチだ!」
「ダイーーール!」
 目の前に出てばくれつパンチを振るうオーダイルだが、テッカグヤを引き摺らせる所か掠り傷も付けられない。
「無駄だ!無駄なんだよ!」
 テッカグヤはソーラービームを飛ばしてオーダイルを吹っ飛ばした。
「ヒュー・・・」
 テッカグヤは両腕をロケットパンチの如く飛ばして来た。起き上がったオーダイルに左右から飛んで来て、オーダイルに当たってダメージを与えていく。右腕がパンチをしたと思えば、今度は左腕がパンチしてきていく。オーダイルはれいとうビームをテッカグヤに飛ばそうとしたが、
「・・・・・!」
 突然、テッカグヤが待ったと腕を突き出して来た。
「な、何だ?!」
「まさかとっておきの技を出すつもりじゃあ・・・」
 ヒビキとアカネが警戒していると、テッカグヤはどこからか、手にあるものを掴んで自分の顔に運んで行った、手には歯木を握っている。何をするのか、とヒビキ達が警戒しているとテッカグヤは口を開けて歯木を当てた。
シャカ、シャカ・・・
 手を綺麗な横向きに動かして歯磨きをし始めた。
「え・・・歯磨き?」
「ポケモンなのに歯を磨くの?」
 予想していなかった行動にヒビキ達はポカーンとしてしまっていた。余裕なのか、それとも口に何か挟まっているのか、よく解らないでいた。が、歯磨きを止めるといきなりソーラービームを放って来た。
「野郎、急に歯を磨いたかと思えばこれかよ!」
 続いてタネばくだんを飛ばして来ると、オーダイルはこうそくいどうで動いてこれをかわしていった。
「イーっ!」
 オニドリルはメガニウムの飛ばすマジカルリーフをつばめがえしで切り裂きながら向かって行った。
「つばめがえしだ!」
「まもれ!」
 するとメガニウムは首に付けていた花飾りを分離させて盾を作り、オニドリルのつばめがえしをガードした。
「ソーラービームだ!」
 花飾りを戻してソーラービームを飛ばしてオニドリルを吹っ飛ばした。
「そんなものか、お前の力は?」
「違う、まだこんなものじゃない!」
「はっ!やはりお前はよわっちいままだ、終わりにしてやるぜ・・・!」
 舌なめずりをしてレイはテッカグヤに指示を出した。両腕を飛ばすと、横向きに水平にさせると、腕の間に光を作り出して結合させた。
「何だありゃあ?!」
「へ、テッカグヤの腕の槍だ!」
 テッカグヤは槍にした腕を振り回している。
「やれ!」
 レイの指示でテッカグヤは腕の槍を飛ばして来た。槍は高速回転してオーダイルとオニドリルにぶつかって二体のポケモンを吹っ飛ばした。槍はテッカグヤの念力で自在に動き、苦しむオーダイルとオニドリルを苦しめていく。
「く、強い、あのポケモンも!」
「あかん、ヒビキさんのオーダイルとオニドリルが負けちゃう!」
 テッカグヤの執拗な攻撃を見てツクシとアカネは戦慄していた。
「まだだ、まだだ!もっと攻撃してやれ!」
 レイの叫びで旋回する動きは早くなってオーダイルとオニドリルを連続的に攻撃していった。
「さあメガニウム、お前もやれ!」
 メガニウムもソーラービームを飛ばして来た。凄まじい爆風が響いて煙が晴れると、オーダイルとオニドリルは力尽きたように倒れていた。
「ああ、そんな・・・」
 アカネは涙に震えていた。
「ひゃははははは、これで解っただろう、俺こそが最強のトレーナーなんだ!これほどの最強のポケモンを従えているのだからな!俺が最強だ、俺が・・・・」
「はいはい、そう言ってろよ、一人ぼっちさん」
「何?」
 レイが見るとヒビキは慌てることなく冷静に振る舞っていた。
「貴様、何余裕ぶっていやがる!てめえのポケモンが俺に負けたんだぞ、もうお前の負けは確実だ!!!どう足掻こうが俺には勝てん!」
「今はな、けど、どんなに負けてても、最後には勝つ!そうだろ、お前等?」
 ヒビキが語りかける。倒れている二体に。するとオーダイルとオニドリルが起き上がった。
「ああ・・・」
「バカな、あれだけの攻撃を食らってもか?!」
 アカネに取っては希望の、レイにとっては絶望の目覚め、追撃戦が幕を開けた・・・。

続く・・・。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.133 )
日時: 2018/02/20 21:09
名前: たくと七星

第22話「ビーストの脅威!ヒビキvsレイ、本気のバトル!」パート6


ヒビキ現在の手持ち
オーダイル(戦闘中)、オオタチ、オニドリル(戦闘中)、メタモン、ウソッキー(ひんし)、アローラゴローン(ひんし)



「さあ、行くぜ!」
「ダイル!」
「イーっ!」
 オーダイルとオニドリルは前進してテッカグヤとメガニウムに向かって行った。
「ロケットずつきだ!」
 レイの指示でテッカグヤはロケットずつきに出た。
「掴め!」
「ダイル!」
 オーダイルは両手でテッカグヤを抑えると走り出してテッカグヤをかいりきで投げ飛ばした。バランスを整えて起き上がったテッカグヤに飛び掛かってマウントを取るとシャドークローで切り裂き攻撃をした。
「ヒュー・・・!」
 テッカグヤがパンチを振るってオーダイルを転ばせて体勢を整える。素早くオーダイルが動き、れいとうパンチを振るい、拳を当てると、冷気のビームを拳から放ってテッカグヤを引き摺らせると、ハイドロポンプを発射した。
「槍を作れ!」
 テッカグヤは両腕を水平にして槍状にすると円形を書くように回転させて払いのけるが、ハイドロポンプの圧力に押されていき、回転していた両腕が本体に当たってバランスが崩れ、ハイドロポンプを直撃した。
「イーっ!」
 オニドリルはメガニウムの飛ばしたマジカルリーフをかわしていた。飛ばした葉っぱはオニドリルをどこまでも追いかけていく。するとオニドリルはメガニウムに向かって飛んで行った。
「メギャアアア!」
 メガニウムが口からソーラービームを放ったがオニドリルは上昇してかわすと急接近してメガニウムの周りを飛び回った。
「何をするん?」
「あれは?」
 ツクシが気付いた。見てみるとメガニウムの方がダメージを受けているオニドリルがマジカルリーフをメガニウムに当てていたのだ。
「飛び回ってマジカルリーフを当てていたんだ!」
「畜生、小癪な手を使いやがって!」
 宙返りしたオニドリルにメガニウムが再びソーラービームを放って来た。オニドリルがオウムがえしに出た瞬間、爆風が響いてオニドリルが飲み込まれる。
「ああ!」
「オニドリルが!」
 敗けたのか、とアカネとツクシが思ったが、煙が晴れると、ゆっくりと前進しながらメガニウムに向かうオオタチがいた。
「すんでの所で戻しておいたのさ!」
 アカネとツクシがホッとしている、オオタチは拳を叩いて歩いていた。メガニウムはずつきに出ようと頭を突き出してとっしんして来た。オオタチは頭を掴むとほのおのパンチで攻撃、更に炎のアッパーで追撃して、尻尾から電撃を飛ばして後ずさりさせた。飛び上がって首を掴むとスイングして振り回した。地面に転んだメガニウムにほのおのパンチで拳を地面に叩きひび割れを起こさせて地面から炎を噴き上がらせてメガニウムにダメージを与え、ジャンプしてかみなりパンチから電撃を飛ばしてメガニウムに命中させた。
「ヒュー・・・」
 テッカグヤは無数の魔法陣を生み出すとラスターカノンをオーダイルに発射した。
「戻れ!」
 オーダイルを戻した瞬間に爆風が飛びそこから出て来たのは、
「何?!」
「あれは!」
 レイとツクシ、アカネが驚くとそこにいたのは、もう一体のテッカグヤだった。
「ヒビキさん、そのポケモンって」
「ああ、メタモンにへんしんさせてもらったのさ!行くぜ!」
 ヒビキの指示でメタモンは両腕からレーザーを発射させると、テッカグヤは両腕を槍状にして回転させてこれを跳ね返し、メタモンに向けて飛ばして来た。
「それならこっちも行くぜ!」
 メタモンも両腕を槍状にして回転させるとテッカグヤの方に飛ばした。回転する両腕がぶつかり合い、金属音が響いていく。
「あいつがそうさせてるなら、こいつで行くぜ、メタモン!」
 ヒビキの指示を受けたメタモンは両腕を解放させるとテッカグヤの腕を掴ませた。そしてそれをテッカグヤに向けて投げ飛ばし、これを転ばせる。
「オオタチ、戻れ!」
 ここでヒビキはオオタチを戻してオニドリルに変えてドリルくちばしをさせてメガニウムを倒すのだった。更にメタモンを戻してオーダイルを出した
「バカな、バカな、ありえねえ!最強のポケモンを手に入れた俺が何故こいつらに、弱っちい奴等に、間違いだ、何かの間違いだ!!!」
「さあ、締めの技を出してやるぜ!」
 狼狽するレイにヒビキはZリングを起動させるとアクZの技、ブラックホールイクリプスを発動させた。
「オー、ダイーーーーール!!!」
 両腕を交差すると黒い雷が鳴り出して、大きく広げると目が光出した。腕をクロスさせて黒いブラックホールをテッカグヤに放ち、これを飲み込ませて大爆発を起こさせた。
「うわあああああああああおあわあああああああああ!!!」
 レイの絶叫と共にテッカグヤが崩れ落ちた。天を見上げていたレイは小さな声色を上げて、力なくうなだれた・・・。

続く・・・。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.134 )
日時: 2018/02/22 20:42
名前: たくと七星

第22話「ビーストの脅威!ヒビキvsレイ、本気のバトル!」パート7


ヒビキ現在の手持ち
オーダイル、オオタチ、オニドリル、メタモン、ウソッキー(ひんし)、アローラゴローン(ひんし)


「何故だ、何故、俺が負ける・・・」
「お前、項垂れてるのか・・・?」
 力なく腰を落としていたレイは言った。何故自分がヒビキに負けたのか。
「最強のポケモンを手に入れた。これで最強のトレーナーになったはずだ・・・、それなのに、何故・・・」
「君は、まだそんなことを・・・」
 ツクシが歩み寄ってレイにヒビキの強さを話した。
「ヒビキくんにあって君にないもの、それは強さじゃなくて、ポケモンと向き合う心・・・。君は強いポケモンしか頭にない、でもヒビキくんは強弱も関係なくどんなポケモンもあまねく受け入れる心があるんだ。そして負けることがあっても卑屈にならずに前を向き続けるんだ」
「おい、ツクシくん、それツクシくんが言うのか?」
「いや、君じゃ難し過ぎると思ってさ」
「何だよ、ぶーっ、それじゃあ俺がおつむが小せえみたいじゃねえかよ〜」
 良いことを言うツクシにヒビキは台詞を取られたと思って唇を突き出してふくれっつらになった。アカネとツクシも笑顔になる。
「て訳だ、お前もさ、自分のポケモンのことをもっと考えれば、今よりもさあ・・・」
「ふん、こんな所で諦めきれるかよ・・・、最強のトレーナーになれるかよ・・・」
 テッカグヤ達を戻してレイはうつむいてヒビキ達から去って行った。
「あいつ、何か寂しそうだな・・・」
「相変わらずの一人ぼっちさんや・・・」
「でも、解ってくれるよな、あいつ・・・」
「ええ、ヒビキさん、あいつはろくでもない奴なんやで、まさか改心するわけないって」
「どうかな?さて、ひとまずエンジュシティに戻るぜ」
「ヒビキくん、エンジュシティに?」
「おう、手持ちの二匹がひんしになっちまったからな。回復してやんねえと」
「さすが、君らしいね」
 戦ってくれたポケモンのためにヒビキ達はひとまずエンジュシティのポケモンセンターへと戻ることにした・・・。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.135 )
日時: 2018/02/22 21:09
名前: たくと七星

第22話ミニコーナー「ヒビキとツクシのポケモン解説」第17弾



ヒビキ「さーて今日もこのコーナーを紹介するぜ、今回はいつもと違う奴等を紹介してやるぜ!」



ツクシ「まずはとってもトレビアンで可憐な感じのするこの子から紹介〜!」


ヒビキ「おいツクシくん、やけに目が輝いているじゃねえか?」


『シャーラン・・・』


ツクシ「そう、レイが手にしていたこのビューティフルでモデル体型なこの子、名前は解らないけどビューティーと呼ばれているんだ。ロングヘアーのような羽根に糸のように細い触角、上から目線なダイヤの瞳、全てが美しく蜂のように棘がある」


ヒビキ「ツクシくん、ちいと熱でもあるのか?」


ツクシ「ヒビキくん、解っていないなあ、僕は至って冷静だよ、ああでも、むしポケモンであんなにも見目麗しいポケモンがいたなんて感激だよ、あのポケモンがいたなら、皆のむしポケモンに対する目も変わることは間違いなしだ、まさにむしポケモンの美の女神・・・」



ヒビキ「まあ、ツクシくんは置いといてこいつを紹介だ」


『ヒュー・・・』



ヒビキ「かぐや姫のようなポケモン、こっちも美しさでは負けてはいないぜ、名前は解らねえけどブラスターって呼ばれてるんだ、腕を槍に変えて攻撃したりくさタイプの技を出すやっかいな奴だったぜ。タイプははがねとひこうタイプみてえだ、じゃあ、また、次回な!」


続く・・・。

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