二次創作小説(映像)

ポケモンストーリー ハートゴールド編
日時: 2016/10/23 17:00
名前: たくと七星

 また、お会いします。たくと七星です。これまでスマブラの小説を書いてきましたが、今回から、再びポケモンの小説を書いていこうと思います。今回は「ポケットモンスター 金銀」のリメイク版、「ハートゴールド、ソウルシルバー」を題材とした作品です。


<今作の概要>


・初の男の子主人公に挑戦
 前作、ブラック編、ダイヤモンド編と女の子を主人公として来ましたが、今回は初となる男の子の主人公に挑戦しようと思います。


・憎めないキャラにして行きたいと思います
 主人公の性格は昔の昭和のアニメの主人公をイメージして書いていこうと思っています。やんちゃでおバカでお調子者だけれども芯はしっかりしていて決めるときは決める、そんなキャラにしていこうと思います。


・ジムリーダーが旅のお供に
 今作ではジムリーダーを旅のお供として登場させます。これはアニメの設定でジムリーダーの一人を仲間にして出してみたいと思っていたので今作で書いてみたいと思っていました。もちろん、ただいるだけの存在にはさせず、先輩としてサポートしたり、アドバイスをしたりフォローをしてあげたり、共闘したりしていくのでそれらを見ていただけたらと思います。



・今作でのポケモンの新能力
 今作ではバトルにちょっとした工夫を入れてみました。登場するポケモンがちょっとした芸当を持っていたり変わった戦術をしてきたりするのでよろしく見ていただけたらと思っています。


・後半からオリジナル要素を展開
 前半、中盤は普通に原作沿いになりますが後半からは実際のゲームではなかった要素を追加していこうと思っています。それは何かはまだ伏せておきます。


 以上が本作の概要です。明るい主人公とジムリーダーの二人旅、色んな人たちとの出会い、脅威となるライバルの出現など、時にシリアス、時にはギャグも、そしてクスリとさせられたりするそんな話に出来ればと思いつつ連載していきますのでよろしくお願いします。


<主要人物紹介>


・ヒビキ
 本作の主人公、ワカバタウン出身の少年。デザインは原作「ハートゴールド、ソウルシルバー」と同じ。研究所に届いた自分あての差出人不明のタマゴからワニノコが孵ったことで冒険の旅にでる。おバカでお調子者だが、決して諦めない強い心を持った熱血漢。意外としっかりした所もあり、義理堅い一方、激昂したり感情が高ぶると江戸っ子口調になってしまうことがある。


・ツクシ
 ヒビキが出会うことになるむし使いの少年。偶然ヒビキと出会い、彼と仲良しになって一緒に行動することになる。しっかり者でヒビキのボケに鋭いツッコミを浴びせたり、先輩としてトレーナーとしてのあり方をサポートしたりする。研究家を目指しており、ウツギ博士には尊敬の念を抱いている。


・レイ
 ヒビキ達の前に現れた、赤髪に切れ長の目をした少年。冷徹な性格でポケモンは強ければいいと考えている。至るところでヒビキ達と出会うが弱者とみなして相手にしない態度をとることが多いが・・・本作でのヒビキの生涯の壁。


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Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.49 )
日時: 2017/05/11 19:56
名前: たくと七星

第13話「エンジュシティ、やけたとうの伝説」パート3

ヒビキ現在の手持ち
アリゲイツ、オオタチ、イシツブテ、オニスズメ、メタモン、コンパン



 マツバがゲンガーに目配せをした。ゲンガーは頷くと、体中にエネルギーを溜め始めた。
「ンンンンンン・・・ゲンガー!!!」
 エネルギーを放出すると変化が起きた。塔の内部が徐々に変わっていき、暗雲が立ち込め雷が鳴る荒れた大地に風景が変わったのだ。
「わわわ、何でえこりゃあ?!」
「景色が、変わった・・・!」
「わああ、どうなってるん、これ?!」
 ヒビキ達は状況が飲み込めず、慌てている。
「あ、まだ知らなかったみたいだね。僕のゲンガーは擬似空間を生み出すことが出来るんだ。ここは境内だ、バトルで建物を傷つけたくはないからね。さて、前置きはここまでにして、行くよ!」
 マツバが腕をビシッと伸ばすと、ゴース、ゴースト、ゲンガーは三つ巴に浮いてレイのポケモン達に向かった。
「やれ」
 レイの指示でベイリーフ、ズバット、コイルが動き出した。ゴースはズバット、ゴーストはコイル、ゲンガーはベイリーフと戦った。ズバットがエアカッターを飛ばして来た。ゴースはこれをかわしてシャドーボールを連射すると、ズバットは体を回転させてこれをはね返した。
「ズバット、突き刺せ!」
 レイの指示でズバットは足を固くさせて急降下し、ゴースを刺そうとした。足はゴースに命中、だが、ゴースは煙のように消えた。
「ズバ、ズバズバ・・・?」
 ズバットが辺りを探すと、背後から煙と共にゴースが出てきてズバットを煙で包んで苦しませる。
「ビビビ!」
 コイルはでんきショックをゴーストに飛ばしてくる。
「ゴースト!!!」
 ゴーストはこれを片手で払った。コイルはでんげきはを放って来た。これにゴーストは両手を合わせて巨大な手を作りでんげきはを掴むとこれを握りつぶした。
「ベイーっ!!!」
 ベイリーフがゲンガーに向かってマジカルリーフを飛ばして来た。
「ゲンガー、ひかりのかべだ」
 マツバの指示でゲンガーはひかりのかべを作ってこれをガードした。そしてベイリーフにシャドーパンチをしたが、ベイリーフはジャンプしてこれをかわして上空からはっぱカッターを飛ばして来た。
「ゲンガー、あれを使うんだ」
「ンガ!」
 ゲンガーは目を閉じて精神を統一させて、目を開くと、両手を素早く動かして、はっぱカッターを全て掴み取った。
「ズバット、エアカッターだ!」
 レイの指示でズバットがエアカッターをゴースに飛ばした。ゴースが煙状になって姿を消そうとする。それを見てレイは薄笑いを浮かべた。
「吸い込め」
「ズバズバ!」
 ズバットは吸い込みをしてゴースを飲み込んだ。そしてぺっと吐き出して、怯んでいるゴースにかみつくで効果抜群のダメージを与える。
「ゴーストーっ!」
 ゴーストがシャドーボールをコイルに飛ばして攻撃した。しかしコイルはミラーショットを放ってシャドーボールの二倍のダメージをゴーストに与えた。
「ゴゴゴ・・・!」
 怯むゴーストにコイルはラスターカノンを飛ばして攻撃した。
「ベイ!」
 ベイリーフはつるのムチでゲンガーに巻き付くと地面に叩き付け、はっぱカッターで追撃した。
「あいつ、前よりも強くなってるじゃねえか・・・!」
「あかん、これじゃマツバはんが負けてまう!」
 レイの強さにヒビキ達は愕然としていた。
「どうした、ジムリーダーのくせして俺に追い詰められるとはな。ふん、結局は強いポケモンを従えている奴が勝つ!それがトレーナーの掟だ!」
 レイはマツバに勝ったつもりで、嘲笑した。しかし、マツバは表情を崩さず冷静でいる。
「おい、何余裕見せてんだよ。俺に追い詰められているのに・・・」
「確かに、君は強い。けれど、何かが足りない・・・」
「何だ、負け惜しみか?お前等、やってしまえ」
 レイの指示でベイリーフ達が一斉攻撃に出ようとした。
「今だ!」
 マツバがゲンガー達に指示を出した。ゲンガーは起き上がると、黒い輪っかを生み出してそれをレイのポケモン達に投げ飛ばした。
「ベイ?!」
「ズバ?!」
「ビビビ!」
 輪っかはベイリーフ達に巻き付いて動きを封じ込める。
「な、何だと?!」
「さて、今度は僕の本気を見せてもらうよ」
 マツバが指示を出すと、ゴースが目を赤く光らせて体を痺れさせた。そしてゴーストは気を集中させると手を無数に生み出して前進して、百烈のシャドーパンチをベイリーフ達に見舞った。最後のひと振りがとどめとなりベイリーフ、ズバット、コイルは吹っ飛ばされて、力尽きるのだった。
「な、俺のポケモンが、こいつらが、何故・・・!」
 目の前での自身の敗北にレイは動揺した。今までヒビキ達に善戦して、他のトレーナー達を圧倒していた彼にとって大きな敗北だった。マツバは冷静な表情を崩さない。ゲンガー、ゴースト、ゴースは勝利のポーズを取っていた。
「すげえ・・・・」
 ジムリーダー、マツバの高い実力にヒビキは息を飲んでいた・・・。


続く・・・。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.50 )
日時: 2017/05/14 01:46
名前: キノピコ厨

お久しぶりです

全然コメントできなくて本当にすみません
まだ読んでる途中なので
最新話まで読んだら感想書きますね

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.51 )
日時: 2017/05/14 16:31
名前: たくと七星

お久しぶりですの返信



キノピコ厨さんへ、お久しぶりでございます。
久々のコメントに大変感謝しております。キノピコ厨さんもお忙しい中でコメントしてくださっていると思っていますのでお気遣いには厚く御礼申し上げます。

現在の話ではマツバがレイとのバトルの最中で、その後に伝説のポケモン達を絡ませていきたいと思っています。物語はまだ中盤なので原作通りに進んでいくのでしばらくお待ちください。

私のような未熟で拙い小説を見てくださって感謝致します。次の話を楽しみにしていただけたらと思います。それではまた。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.52 )
日時: 2017/05/18 20:33
名前: たくと七星

第13話「エンジュシティ、やけたとうの伝説」パート4


ヒビキ現在の手持ち
アリゲイツ、オオタチ、イシツブテ、オニスズメ、メタモン、コンパン


「よくやったよ皆・・・」
 マツバは勝利したゲンガー達を労ってその頭を優しく撫でてあげた。ゲンガーは頭をかいて嬉しそうにしている。
「ゲンガー、いいかな?」
 ゲンガーは主人の頼みを聞いて念じ始めた。すると荒れた大地が波に飲まれるように消えていき、もとの塔の境内に戻った。
「どうや、マツバさんは強いんやで!あんたなんかへのへのかっぱや!」
 悔しい顔をするレイにアカネはマツバとは比べ物にならないだろうと強気になった。
「アカネちゃん・・・」
「あ、は、はい、すんまへん、でしゃばりすぎました・・・」
 マツバが鋭い視線を見せるとアカネは頭を下げてヒビキ達の所へ戻った。
「君は確かに強い。トレーナーとしての実力もポケモンの能力を引き出す才能もある。けれど、もう少し優しさを出してあげれば、もっと強くなれるんじゃないのかな?」
「何?」
 マツバの言葉にレイはキキョウシティでのちょうろうの言葉を思い出した。マダツボミのとうでのバトルでもう少しいたわってやるべきだとちょうろうから窘められたのだが、
「ふん、それが何だ、優しさが何だ。そんなのは弱さしか産まない。だから俺は最強にこだわる。まあいい、あんたとは解り合えないだろうさ。更に強くなって再びこのとうに来て、伝説のポケモンを全て俺のものにしてやる。お前等なんかに手にすることが出来るはずがないさ・・・」
 レイはベイリーフ達をボールに戻すと、寂しげにとうを去っていった。
「何だか寂しそうだね、友達もいないんじゃないのかな?」
 ミナキがレイの背中を見て言った。アカネはこくりと頷く。
「してもマツバさん、あんた強いんだな」
「いや、上には上がいるさ。さて、見てごらん」
 マツバが穴の方に視線を向けると地下の真ん中で三匹の伝説のポケモンが座しているのが見えた。
「おいおいこれって?」
 ヒビキが覗いて見ると、ミナキが説明する。
「そう、この下にいるのが伝説のポケモン、そしてあのオーロラのように美しいのが僕の追い求めているスイクンさ」
 やはりスイクンが目星なのかミナキはスイクンの方に力強く指を差した
「ここにいるのもあれだし、もう少し近くで見てみようか」
「ええの?!」
「ああ、ここよりも間近で見た方が何かを感じられるかもね」
 アカネが嬉しそうに目を輝かせた。ヒビキ達は下へ通じる階段を伝って、地下に足を踏んだ。
 地下の短い階段を下りて中央に来るとそこには文字通り、伝説のポケモン、エンテイ、ライコウ、スイクン達がいた。伝説のポケモン達の荘厳な面持ちにヒビキ達は息を呑んだ。
「キョウウウウ!」
「ガウガウ!」
 そのうちの二体、ライコウとエンテイいななくと走り出してとうを飛び立っていった。ただ一体、スイクンはヒビキ達を見つめて歩き出した。何があるんだろうとヒビキ達が思う中、ミナキ一人はウキウキとしていた。
 スイクンは一人、ヒビキの前に止まり、彼の瞳を覗くように見つめた。
「え、何、何でえ?」
 伝説のポケモンに見つめられてヒビキは戸惑いを隠せないでいた。スイクンはしばらくヒビキを見つめた後、とうを飛び立っていった。
「はあ、ドキドキした・・」
「うちも、あんな間近で見れるなんて、本間一生に一度や・・・」
 ツクシとアカネは伝説のポケモンを見れて嬉しそうだった。
「いやあ、スイクン、実に美しい、実に素晴らしい!けれど彼はヒビキくん、君のことを見ていたね」
 ミナキはスイクンに感慨深く感じていた。同時にスイクンがヒビキに何かを感じていたのではと思った。
「確かに、彼以外、僕達には見向きもしなかったね。まだまだ、彼等には及ばないというものなのか・・・」
「どうした、マツバさん?」
「いや・・・。ヒビキくん、ジムの挑戦があったよね。やるべきことはやったし、僕のジムに来るかい?」
「ああ、もちろんさ。あんたとは戦ってみたかったしさ!」
 ヒビキがビシッと言うとマツバは穏やかな笑みをしてジムに戻っていった。ヒビキ達はマツバの後ろ姿にトレーナーとしての強さを感じているのだった・・・。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.53 )
日時: 2017/05/18 20:52
名前: たくと七星

第13話「ヒビキとツクシのポケモン解説」第9弾


ヒビキ「よっしゃ皆、今日もこのコーナーを紹介するぜ!まず最初に紹介するのはこいつだ!」



『ゴースゴス・・・』



ツクシ「ジョウト図鑑No.58、ガスじょうポケモン、ゴース。マツバさんの手持ちの一体が登場したね。ガスじょうな体で姿を消したり、へびにらみのような技で相手をまひさせたりしたね。ちなみにゴースからゴースト、そしてゲンガーになるみたい」


ヒビキ「へえ、てことはマツバさんのポケモン、進化したら・・・皆ゲンガーになっちまうんじゃねえのか!」



ツクシ「まあね、でもあの人のことだから今のままで頑張っていくかもしれないよ?気を取り直して、次は・・・これ」



『ヒューララララ!』


ツクシ「やけたとうに現れた伝説ポケモン、スイクン。しなやかな体に水晶の飾りのような額、羽衣のような尻尾が特徴的だね。詳しいことは解らないけど、伝説のポケモンだけにその力は未知数と言っていいね」



ヒビキ「そだなー、しかし中々うっつくなポケモンだったな」



ツクシ「でしょう、だからスイクンは女性としてイメージされているって言う話もあるみたい」


ヒビキ「へえ、確かに女子みてえにとーんとくる感じはしたよなあ。てことはスイクンも、女ってことになんのか!!!」


ツクシ「いやあ、それはないよさすがに・・・。(そもそも伝説のポケモンは性別なんて解らないしね・・・)それじゃあ次回もよろしくね」



続く・・・。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.54 )
日時: 2017/05/20 02:13
名前: キノピコ厨

遅くなってしまいましたが読み終わりました!
非常にテンポが良く、内容も充実していて読んでいて飽きがこないです。

紹介で謳っている通りバトルが本当に独特で面白いと思いました。
ハヤトの戦法には正直笑わされました。ゴムゴムの実を食べたホーホーに加えて道具で技にタイプを付加とは……。シュール過ぎです笑
ツクシ戦はエースのストライクもさることながら、イトマルの特殊な毒を使用した技が印象的でした。
どちらの戦いでも相手の戦法を逆手に取って勝利したヒビキのバトルセンスが光ってました。
うってかわってアカネ戦は正攻法のバトルでしたね。
やはりミルタンクの壁は厚く、勝てるかどうか心配でしたが、メタモンがいましたか。確かにメタモンであれば体格負けはしないですね。数によるごり押しでしたが見事な勝利でした。
そういえばジム戦では挑戦者は何体でもポケモンを使っていいというルールなのでしょうか?(異議を唱えているわけではなく、素朴な疑問です)
あともう一つ、ゲームではないので、バッジをもらった時に、レベル〜まで言うことを聞くみたいな文言はいらないと思います。
大変恐縮ですが気になってしまったので書かせて頂きました。
最新話ではエンジュシティに到着し、レイに再会しましたね。相変わらずの刺々しさとポケモンに対する厳しさはロケット団並みですね。そんな彼をわからせたマツバさんカッコよすぎです。というかゲンガー強過ぎて驚きました。
スイクン熱にかかっているミナキもしっかり登場してくれて嬉しいです。
ヒビキVSマツバさん楽しみにしてます。
それではまた。






Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.55 )
日時: 2017/05/21 17:34
名前: たくと七星

「ご評価ありがとうございます」


 最新話まで読んでくださってありがとうございます。私ごときあまり取るに足らない駄目文を読んでくださってていることに、大変恐縮しております。


 紹介での設定で面白いという評価をいただきまずは御礼申し上げます。
 

<ハヤトの戦法には正直笑わされました・・・。
 ホーホーの戦い方ですが、確かに漫画「ワンピース」の主人公、ルフィの戦法に近いと思いました。書いていた当時はそれに気付いていませんでした・・・。(ゴムゴムのみを食べたかは秘密です・・・。)うろ覚えですが図鑑説明でホーホーは移動する時、足をバネのように弾ませると書いてあってのでバネのように弾むとすれば伸ばせるのではないかと言うシンプルな考えが思い至ってあのような形になりました。
 ピジョンの場合は飛ばした羽で何かを使えないかと思い、投げた道具でタイプの付加を出してみようと考えました。
 ホーホーの戦法は少し怖いかなと思いましたが、後者のピジョンと一緒にシュールで面白いと言う言葉をいただき深く感謝です。


<ツクシ戦はエースのストライクもさることながら・・・。
 ストライクは鎌の刃は金属だと思うので金属を研がせると耳が痛くなるくらいの不快な音がするのではと言う考えであの戦法を採用しました。黒板板に鋭い針か何かで思い切り擦るような感じです。
 イトマルはお腹の模様を何かに利用できないかと思い、模様によって針の効果が変わると言う戦法にしました。



<うってかわってアカネ戦は正攻法のバトルでしたね。
 恐らく多くのポケモンファンにトラウマを植え付けたであろうミルタンクにあれこれと小細工はいらないだろうと言う結論で原作通りの無双級の強さを持つミルタンクにしました。メタモンはへんしんが出来るので体格も互角になると思いました。


<素朴な疑問等
 ゲーム原作では相手の手持ちが全滅させた方が勝ちと言う設定があるのでポケモンストーリーシリーズでは基本は相手のポケモンを全て倒した側が勝ちと言うことにしています。でも、勝手な都合で勝ち抜き戦や3対3の戦いにしていることもありますが基本は前者だと思っていただけたらと思います。ゲームではないのでレベル云々はいらないというご指摘ですが原作に忠実にしようと思って書いたのですがおっしゃる通りあまりストーリーに影響がないので無しにしようと思います。ご指摘ありがとうございます。


 さて、最新の回ではエンジュシティのマツバさんの所まで書きました。ライバルのレイに付いてはおっしゃる通りまだまだ刺が強くてキツイ性格をしています。彼はまだまだヒビキくんのことなど眼中にもないと思っていますので・・・(^_^;)。
 マツバさんは本編に少しながら関わっているので重要キャラにしようと思って書きました。私の中では彼は人格者だと思っていますので、レイにポケモンとトレーナーのあり方に付いて語らせて見るという展開にしたら面白いと思いあの展開を書きました。
 次回はいよいよヒビキとマツバの勝負になります。マツバさんのゲンガーは切り札なので強く見せようと思い、擬似空間を生み出すという能力を付加しました。もちろん、バトルでも強く描いていこうと思います。これまでハヤト、ツクシ、アカネと勝利してきたヒビキくんですがマツバさんとの戦いではどうなってしまうのか、期待を裏切らないよう書いていこうと思いますのでよろしくお願いいたします。それではまた、お会いしましょう・・・。

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.56 )
日時: 2017/05/23 20:54
名前: たくと七星

第14話「エンジュジム、VSマツバ」パート1

ヒビキ現在の手持ち
アリゲイツ、オオタチ、ウソッキー、メタモン、オニスズメ、コンパン(手持ち一体チェンジ)


・今回の注目ポケモン
・ゴース
・ゴースト
・ゲンガー


・今回の注目ポイント
・ジムリーダー、マツバ戦
・ゲンガーの擬似空間
・ゴース、ゴースト、ゲンガーの戦い



 やけたとうにいるとされている伝説のポケモンを見にやってきたヒビキ達。途中、ライバルのレイが現れるもジムリーダー、マツバがこれを撃退、地下で伝説のポケモン、エンテイ、ライコウ、スイクンと邂逅して、その後マツバの挑戦を受けるのだった・・・。


<エンジュジム>
「頼もーーーっ!」
 エンジュジムの扉をヒビキが開けた。
「マツバさん、いるーっ?」
「うわ、ここ、少し暗いね・・・」
 アカネとツクシも一緒に入ると、ツクシは内部がほの暗いことに気付いた。
「何か薄気味悪いな・・・」
「マツバさんはゴースト使いだからね。それらしいといえばそれらしいかな?」
「ま、早くマツバさんの所に行こうで!」
 アカネが一足先に走り出した。
「あ、待ってアカネちゃん!」
「ほらほら早く、きゃああああああ!」
 ツクシが止めるもアカネは足場のない暗闇に落ちていった。
「げげ、まずいじゃねえか!!アカネちゃーーーーん!」
 ヒビキが叫んだ。もしや奈落の底に落ちてしまったのか・・・。最悪の考えが脳裏をよぎったが、
「どしたん?」
「どうしたって、アカネちゃんが、てうおわあああああああ!!!」
 隣を見てヒビキとツクシは仰天した。目の前に落ちたはずのアカネがいたからだ。
「アカネちゃん、あの穴に落ちたんじゃなかったの?!」
「うん、けど気付いたら何か元の場所に戻ってたんや」
「て、軽い、軽いよアカネちゃん、そんな簡単に説明がつくことじゃ・・・」
 ツクシはこのジムの内部はどうなっているのかと深く考えた。
「まあまあ、無事でよければいいじゃねえか。とにもかくにも注意が必要だぜ、この部屋・・・」
 ヒビキはツクシの肩をポンと叩いて終わりよければいいじゃないかと言った。目の前を見ると、人が一人通れるくらいの細い足場があった。
「ははーん、ここを通っていくんだな・・・」
 ヒビキ達はその足場を歩いた。足場はとても細く少しでもバランスを崩せば落ちてしまいそうだった。下の方はとても暗く、底が見えない。
「う、うわあ・・・、何も見えねえ。落ちたら本当に怖いって・・・」
 ヒビキは下を見て背筋が凍った。動けなくなりそうだったが、下は見ないようにして歩き出した。
「はあ、やっぱり気になるな。このジム本当、どうなってるんだろ。何かしらの力があるのかな・・・いや、まさか・・・」
「ツクシくん、気にしなくてもえんちゃう?でも、うち、こんなおっかない所に落ちたって思うとヒビキさんと一緒で背筋が凍るわ・・・」
 ツクシは歩きながら考察していた。マツバのジムは一体、どんな仕組みになっているのか。それが気になって歩みを止めてしまうこともあった。そして細い足場を抜けて、ようやくまともな広いスペースのステージに付いた。
「お、あそこにいるのって」
「マツバさんだ」
 ステージの中央、ヒビキとツクシが見るとそこには背中を向けて立っているジムリーダー、マツバの姿があった。
「あの、マツバさん・・・」
 アカネが声をかけるとマツバは振り向いて穏やかな笑顔を向けた。
「やあ、君達、来たんだね」
「お、おうマツバさん、あんたに挑戦をしに来たぜ!」
「ヒビキくん、君が来るのを待っていたよ。心から歓迎する。さて、このエンジュシティは昔から伝統に溢れる街でね。伝説のポケモンにまつわるものが他にもう一つあるんだ」
「もう一つ?」
 ヒビキが言うと、マツバがそのポケモンに付いて話した。
「スイクン、エンテイ、ライコウ、この三匹を蘇らせたとされる伝説のポケモン。そのポケモンを迎える場がこのエンジュシティにある」
「へえー、そうなん?」
 アカネが納得したような顔をする。
「僕は子供の頃から伝説のポケモンについてを教えられてね、そのポケモンに少しでも近付けるよう励んで来た。その手伝いを、ヒビキくん、君に頼んでもらうよ」
 マツバはボールを手に取って、ゴース、ゴースト、ゲンガーの三体を繰り出して来た。
「おう、来たな。レイを倒したお化け組か!」
「さあ、来るんだ、ヒビキくん。バトルはトリプルバトルの形式で行こう、どちらかが三匹を全滅させた方が勝ちだ。それでもいいかな?」
「おう、合点だ。どんなバトルでも受けてたってやるぜ!俺はこいつらだ!」
 ヒビキはボールを投げてオオタチ、ウソッキー、メタモンの三体を出した。
「なるほど、それで行くんだね。それでいいなら僕は構わない。けど、我ながらに思うけれど、少し物騒に見えるかな?」
 マツバはジムの内部を見て呟いた。ゲンガーに視線を向けるとゲンガーはしっかりと頷いた。
「ングググググ、ゲンガーーーーーっ!!!」
 ゲンガーは念じると、目を見開いて体に溜まったエネルギーを放出した。するとほの暗かった内部が紅葉溢れる紅葉の森に変わった。
「わああああ、ここ、一応ジムの中なんよね」
「いろんな空間が出来るなんて、すごいな・・・」
 アカネとツクシは建物の中なのに外の世界にいるような不思議な感覚になった。
「僕のゲンガーは子供の時から一緒でね、僕と修行をしていくうちに、こんな能力を手に入れたんだ。この方が中々風情があっていいだろう。さて、始めようか、ヒビキくん」
「お、おう・・・!」
 早速、バトルの準備に入った。マツバのポケモンとヒビキのポケモンがバトルのステージで三つ巴になってそれぞれの相手と対峙する。
(ヒビキくん、マツバさんは油断ならないよ。穏やかさの裏にはどんな相手にも勝利する実力の高さがあるんだ・・・)
 ツクシは心配になってヒビキを見ていた。
「メタモン!」
「キニュン!」
 ヒビキの指示でメタモンはへんしんを使ってゴーストになった。見分けがつくよう色は水色である。
「中々、芸達者な子を連れてるね。さて、この僕、マツバに勝てるかな、行くよ!」
 マツバの合図でゲンガー達は突撃した。
「よっしゃあ、行くぜ!」
 ヒビキも指示を出してオオタチ達も走り出した。バトル始まりである・・・。


続く・・・。


Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.57 )
日時: 2017/05/23 22:54
名前: キノピコ厨

マツバ戦はトリプルバトルですか!
闘いは勿論のこと、描くのも難しいバトルなので凄い楽しみです(ハードル上げてるわけじゃないです)
タイプ的な相性は若干悪そうですが、ヒビキなら何かしらやってくれると期待しています

Re: ポケモンストーリー ハートゴールド編 ( No.58 )
日時: 2017/05/25 20:50
名前: たくと七星

第14話「エンジュジム、VSマツバ!」パート2


ヒビキ現在の手持ち
アリゲイツ、オオタチ(戦闘中)、ウソッキー(戦闘中)、オニスズメ、メタモン(戦闘中)、コンパン

キノピコ厨さんへ、返信ありがとうございます。内容からかなり難しいと予測しました。頭の悪い私がどこまで描けるかは解りませんが努力して書いていきますので頑張ります。


「ウソッキー、ロックブラストだ!」
「ウソッキー!」
 ヒビキの指示でウソッキーはロックブラストを一発ゴースに飛ばした。
「ゴース、シャドーボールだ!」
 マツバの指示でゴースはシャドーボールを放ってロックブラストを打ち消した。ウソッキーは走り出して、いわおとしをする。ゴースはこれをひらりと避けると口からあくのはどうを放った。
「ガードだ!」
「ウソ!」
 ウソッキーは腕をクロスしてこれをガードした。そしてゴース目掛けてロックブラストを放った。
「ゴース!」
 マツバがあれだ、と言うとゴースは口を開けてウソッキーの飛ばした岩を口でガブリとキャッチした。そして岩をバリバリと噛み砕いて飲み込んでしまった。
「何じゃあありゃあ・・・」
 岩を食べてしまうゴースにヒビキとウソッキーは動揺した。
「ゴース・・・・グエエエエエップ!」
 ゲップと共に砕いた岩がすなあらしとなってヒビキのポケモン達に放たれた。
「タチ!」
「ゴースト!」
「ウソーっ!」
 流砂が飛んで来てオオタチ達はダメージを受ける。
「うわーっ、口から砂を吐くなんてこんなんあり?!」
「うん、けど他のポケモンも油断はならないよ・・・」
 アカネはゴースの戦術に驚いていた。一方のツクシはゴーストとゲンガーの動きに注意する。
「中々の芸当、かな。さて、ゲンガー!」
「ンガ、ゲーーンガーーーーーっ!」
 マツバの指示でゲンガーは両手に炎のエネルギーを溜める。両手に炎が燃え盛り、それを勢い良く地面に叩き付けた。両方の拳を地面に叩き、炎の衝撃波を飛ばしていく。
「キューン!」
「ゴー、スト!!」
「ウソッキーーーーっ!」
 爆風に巻き込まれてオオタチ達は巻き込まれる。しかしオオタチは体勢を立て直してゲンガーに飛びかかった。ゴーストがこれに気付いて10まんボルトを飛ばして来た。
「ゴース、じゃなくて、メタモ、いやメタモンでいい!オオタチを守ってくれ!」
「ゴースト!」
 ゴーストに変身したメタモンが飛んで黒いシールドを手から出して10まんボルトを防いだ。ゴーストが行けと目配せするとオオタチは任せろ、と相槌をしてゲンガーに飛びかかった。
「ンガ?!」
 転がり合って体勢を直すとゲンガーが両手を地面に突き刺した。
「避けろ!」
 ヒビキの指示でオオタチが避けると、元いた場所から闇の波導が出ていた。ゲンガーは悔しがって両手に電撃を溜めてかみなりパンチに出た。オオタチも拳に雷をまとって駆け出し、かみなりパンチに出た。
 雷の両拳がぶつかり激しい振動が響いた。オオタチとゲンガーは拳を振るって、殴り合いに出る。拳がぶつかり合うたびに電気の火花が飛び散った。
「これは使えるかな?ゴース!」
「ゴースゴス!」
 ゴースはその火花を吸い込むと電気の炎をオオタチに吐いてきた。
「やべえ、メタモン!」
 ゴーストと戦っていたメタモンが咄嗟に動いて両手に何かを念じた。両手を出すとゴースが吐いた電気の炎を絡め取って握り潰した。
「ゴゴゴ・・・!」
 ゴースはシャドーボールをメタモンに向けて無数のシャドーボールを飛ばして来た。メタモンはこれを払いながら、ゆっくりと前進していく。ゴースがニヤリと笑い、超速の、あくのはどうを飛ばしてくると、メタモンはシールドを張ってこれを防ぐ。しかしそこへゴーストがふいうちにでた。
「ウソッキー、守れ!」
「ウソ!」
 ウソッキーはものまねをして、ふいうちを覚えゴーストをふいうちした。ゴーストは地面に落ちるもすぐに体勢を整え、ゴースと共にウソッキー、メタモンと対峙する。
「オオタチーっ!!!」
「ゲンガーっ!!!」
 オオタチとゲンガーは取っ組み合いをする。雷をまとった腕がバチバチと激しくなっていた。手を離すと拳を素早く動かして激しいパンチの押収をした。
「ンガガーーーーっ!!!」
 ゲンガーはかみなりパンチで雷のエネルギー弾を飛ばして来た。
「オオタチ!!!」
 オオタチも負けじと地面を叩いて雷の衝撃波を浮かせてこれを防いだ。
「ゲンガー、あれを使うんだ!」
 マツバの言葉を聞いてゲンガーは両手の甲を二度叩くと三度目でこれを合わせて雷の光線を飛ばした。
「うお、そいつで来たな!だったら、オオタチ!」
「タチ!」
 ヒビキの言葉にオオタチは頷くと体中に雷をまとってゲンガーが飛ばした光線を無力化させた。手をパチパチと叩くとジャンプして体をX字にしてその体勢に合わせた電撃の衝撃波をゲンガーに放った。
「ンガーーーーっ!」
 ゲンガーは直撃してダメージを受けた。すかさずオオタチがかみなりパンチのラリアットで吹っ飛ばした。
「電気と電気の押収やな・・・」
 アカネがオオタチとゲンガーの戦いぶりを見て言った。
「ノーマルとゴーストはお互いの技が通じない、だから効果のある技で対抗したってことか。ここまでは順調だね、皆をうまくまとめてるよヒビキくん。けど、バトルは最後まで解らない・・・」
 ツクシの言う通り、マツバの方も新たな戦術を考えていた・・・。


続く・・・。

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