二次創作小説(新・総合)

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コスモスプリキュア『オリキュア』
日時: 2017/12/08 21:07
名前: 時雨 ◆lX/3zqtk/U

※一話修正の為、一度削除しています。

【挨拶】
初めまして、時雨(しぐれ)と申します。
題名の通り、プリキュア(オリキュア)のssを書いていきたいと思います。かなりノリと勢いで書いてますので、ぐちゃぐちゃになってしまったらすみません!
時雨の趣味全開、どこかドラクエ、ファイナルファンタジーっぽい?ファンタジー要素が強い作品になれたら、と思います。よろしくお願いします。
また、更新が非常に遅いです。月に一、二回くらいを目安とおもって頂けると幸いです。

※注意事項
・シリアス成分過多。プリキュアと言う名前の何か。作者の趣味しかありません。
・コメント、批評適宜受け付けております。
・荒らし・暴言等に当たるものは、スルーすることがあります。ご容赦下さい。


【お話】
序章
>>13->>17,>>19


【短編】
参照1000突破記念短編>>21

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Re: コスモスプリキュア『オリキュア』 ( No.21 )
日時: 2017/12/08 21:04
名前: 時雨 ◆VMdQS8tgwI

参照1000突破記念短編

 夢で会う、と言う言葉がある。
 大体は亡くなった人が出てきた、とかそんなお話をよく聞くけれど。私は違った。
 私の夢に度々出てくるのは、知らない少女だ。狼の耳と尻尾を持つ変わった子。とても美しい見た目をしていて、とても上品な雰囲気の子。本人の話によると、お姫様らしい。確かに、そんな雰囲気がある。仕草も洗練されているし、立ち居振る舞いも美しい。絵本に出てくる、美しいお姫様がそのまま現れたかのようだ。
 そんな彼女が私の夢によく現れる理由は、私がプリキュアで彼女もまたプリキュアとなる素質を持ったものだから、らしい。そして、彼女が私に会いたいと強く願うからだそうだ。
 初めは、どう対応して良いものか悩んだものだ。なにせいきなり王国を救えって言われて。それでも、彼女の必死な顔つきはとても嘘をついているように思えなくて。困っている彼女を何とかしたいと漠然と考えていた。そうしたら、気がついたらプリキュアになり。彼女の言う通り、私には王国を救う力があることが証明された。そうして、ようやく彼女の正体を知った。
 彼女は本物のお姫様であり、敵に囚われの身であり、私とはこうして夢の中でしか会うことができない。――そして、私以外の他者と会うことができない。彼女曰く、私が来ない時は一人でずっと夢の世界を彷徨っているそうだ。
 そんな不運な境遇の彼女だが、負けずに私と会えることだけを支えに一人、夢の世界を彷徨い続ける。私が助けに来ると信じて。
 私もまた、そんな彼女を助けたいと思うようになっていた。困っている人を助けたい、そんなシンプルな理由だけれど。
 ――私は彼女に、今宵も会う。

「ああ、もう夜が明ける時間ですのね。名残惜しいですが、あさひ様。お別れの時間ですわ」

 黒い世界の端が、少しずつ白くなり始めた。私の意識が覚醒しかかっているのだ。別れはいつも唐突に来る。
 私は現実世界に戻ろうと立ち上がり、カナリさんの方を振り向いた。月のような柔らかい笑みを浮かべ、カナリさんは私に手を振っていた。

「ねえ、カナリさん」
「はい?」

 こてん、と首を傾げる彼女に私は努めて明るく笑いかける。

「待っててね。必ずまた来るから」
「ええ、お待ちしております」

 それだけ告げると、黒い世界はガラガラと崩れていった。身体が宙に投げだされるいつもの感覚を感じながら、私はカナリさんに心の中で話しかける。
 必ず、カナリさんを敵から救いますから。だから、笑って待っていて下さい。どうか、諦めて絶望しないで下さい、と。

(私が、必ず救いますから!)
※お題サイト、確かに恋だった様より題名をお借りしました。

Re: コスモスプリキュア『オリキュア』 ( No.22 )
日時: 2017/12/09 21:24
名前: 時雨 ◆VMdQS8tgwI

コスモスプリキュア
キャラクター集(徐々に更新)
幸明(こうめい) あさひ
年齢 14歳
容姿
桜色の髪は肩にかかる程度。赤いリボンでハーフアップにしていた。赤みがかかった琥珀色の瞳で、顔は小顔で可愛らしい。何故か制服姿だった。黄色のサマーセーター、青のリボンタイ。赤と黒のチェック柄のスカート、黒の学生靴。

備考 突如として異世界に飛ばされた人間の女の子。キュアリータスに変身する。


カナリ
容姿(人の姿)
背中まである銀に青を混ぜたような不思議な色合いの髪と透き通ったアイスブルーの瞳を持つ。顔立ちは整っており、人目を引く美人さん。頭に狼の耳が、腰の辺りに狼の尻尾がある。(髪と同じ色)。口には牙。首には細かい細工の施された青いペンダントをしている。

備考
あさひの夢の中に度々出てくる不思議な少女。狼と人間、二つの姿を自由に行き来できる。
彼女の口ぶりによると、故郷を滅ぼされ、カナリ自身も囚われの身らしいが…?

Re: コスモスプリキュア『オリキュア』 ( No.23 )
日時: 2017/12/27 21:46
名前: 時雨 ◆lX/3zqtk/U

ニ話「戦う決意! 旅立ちの時!」

「く、ここは一度退却するしかないわね……覚えていなさい、プリキュア!」

 ワザワイドが消えたのを見届けた赤黒いトラは、舌打ちをした。キュアリータスに敵わないと考えたのか。捨て台詞を残した後、大急ぎで走って灰色の森の奥へと消えていった。
 同時に身体が光に包まれたかと思うと、格好が初めの学校の制服に早変わりした。突然のことで呆然とするあさひには、赤黒いトラを追いかけようと言う発想に至らない。

「すごいよ、キュアリータス! 流石、伝説の戦士!」

 白いライオンはあさひを褒めながら、彼女の顔の周囲をくるくると飛び回っている。キュアリータスとか、伝説の戦士だとか言われてもあさひに実感はわかず。自分に向けられている言葉とは、どうしても思えないでいた。訂正しておこうと、白いライオンに声をかける。

「ライオンさん、私はキュアリータスじゃなくてあさひだよ? 幸明 あさひ」

 すると、白いライオンはあさひの顔の前で静止する。

「あさひ? 変わった名前だね。それとー、ボクもライオンじゃないよ。太陽の神獣、スフィンクス! 名前はフレディだよ。よろしくね、あさひ」
(いやいやいや、スフィンクスってこんな可愛い何かじゃないよね? 顔は人間で身体はライオン。どう見てもただの白いライオンにしか……)

 自称スフィンクス――フレディは、明るく自己紹介をしてきて、あさひは盛大に突っ込んだ。スフィンクスは、確か人間の顔とライオンの身体を持つ想像上の生物だ。王の象徴だったり、人を喰らう化物だったりと怖い存在のはず。こんなに可愛らしい動物なわけがない。
 一言言おうとあさひが口を開いたところで、

「色々と話したいとは思うけど、すぐに移動しよう。ここは敵の領地だから」

 ぞっとするような言葉を発した。
 あさひは思わず周囲を見渡した。灰色の森は変わらず静けさが支配し、生き物の気配などどこにもない。何も鴨死に絶えたような、そんな空間。

「早く逃げなきゃ。フレディ、どこに行くの?」

 土地勘がないあさひには、どこへ逃げれば良いのか検討がつかない。
 唯一頼りになりそうなフレディの方を見やれば、首輪の中に手を突っ込んで何かやっていた。見ると、首にかかったチェーンを引っ張り何かを手繰り寄せているようだ。
 ややあって、フレディの首輪から宝石が顔を覗かせる。この暗闇の中でも目を惹く煌めきに、透き通った青。周囲は花を思わせる細かい細工で縁取られていた。それに細いチェーンをしてペンダントにしていた。ただ、フレディには長いのか。宝石はフレディの足の下まで垂れてしまっている。

「あさひがいるから、このペンダントの力が反応するはず」

 何やらぶつぶつと言いながら、フレディはあさひにペンダントを近付ける。するとペンダントから先程の物に似た光の洪水が溢れ、一人と一匹を飲み込んだ。
 光が消えると、そこには誰もいなかった。

Re: コスモスプリキュア『オリキュア』 ( No.24 )
日時: 2017/12/29 20:54
名前: 時雨 ◆lX/3zqtk/U

光に思わず目を瞑った瞬間、肌で感じる空気が変わるのが分かった。
 どんよりとした空気が、冷たく張り詰めたものに。神社やお寺など、霊的な場所のそれに近い空気だった。

 やがて光が消えたところで、あさひがゆっくりと目を開けると風景が変わっていた。灰色の森ではなく、どこかの部屋のようだった。教室程の広さで、床はレンガ作り。四方の壁には篝火かがりびが焚かれ、炎が辺りを照らしていた。壁をよく見れば六体の獣らしき絵が描かれ、無言であさひとフレディを見下ろしていた。描かれてかなり時間が経つらしく、壁画は薄汚れて何の獣か判別するのは不可能だ。

「わ、ど、どこ。ここ?」
「太陽の神殿の最下層だよ。ここは大丈夫、奴らはこの神殿が発する力を嫌うから、中に入れない。追ってこれないよ」
「そ、そうなんだ」

 淡々と説明されても、あさひは何となく頷くことしかできない。この変な場所に来てから、理解が追いつかない事態ばかり起こる。

「あさひ、ここなら落ち着いて話せるよ。いきなり異世界に来て、さらにプリキュアになって、分からないことだらけだよね?」
「え、ここ日本じゃないの?」

 フレディの言葉に、あさひは耳を疑い問い返す。

「あさひ、キミは異世界にいるんだよ。これは分かる?」
「ここ、異世界なんだ」

 そう呟いてしまえば、疑念が一気に解消する。目の前にいるフレディの存在も、自分が突然変身したことも。
 答えは簡単だ。違う世界にいるから。文化が違うのだ、元の世界の非常識はこちらの常識でもおかしくない。あまりにも突飛な答えだが、あさひは不思議と納得していた。

「じゃあ、この世界の説明から始めようか。この世界の名前は、『クロノス王国』って言うんだ。王国とは言うけど、正確には五つの王国から成り立つ、連合国なんだけどね」
「クロノス王国、かあ。聞いたことないな」

 地理が得意な訳ではないが、クロノス王国と言う地名は聞き覚えがない。異世界と言う可能性がますます濃厚になった。

「そりゃあ、人間は知らないさ。人間は本来、この世界に来れないからね」
「けど私は来たよ?」
「それは後で説明するよ。で、クロノス王国は、あさひたちの世界の時の流れを司っているんだよ。クロノス王国があるから、朝が来て、昼が来て、夕方が来て、夜が来て。一日が始まり、終わることができるんだ」
「すごく大切な世界なんだ、ここ」

 いまいち実感はわかないが。
 あさひの感想を聞いてそうだよ、とフレディは笑った。

「だけど、そのクロノス王国全体に危機が迫っているんだ。現に五つある王国の内、一つは滅ぼされてやつらに占領されちゃった。それが今いる王国、ストーリアだよ」
「奴らってさっきの趣味が悪い赤黒い二足歩行のトラと、ワザワイド?」
「そう。ボクが目覚めた時にはもう滅んでたから、よく分からないんだけど……それで奴らはこのまま残り四つの王国を滅ぼして、クロノス王国を我が物にするって言ってた。このままだと、この世界が危ない。だから、あさひが異世界から呼ばれたんだよ」
「私が?」
「奴らから国を守るために、ボクたちは祈ったんだ。そしてキミは来てくれた。ワザワイドを倒してくれた」

 そして、フレディはあさひと同じ目線まで降下してくる。じっとあさひの赤みがかかった琥珀色の瞳を覗き込み、真剣な声音で訴えてきた。

「ねえお願い、あさひ。ボクと一緒に戦って! キミが最後の希望なんだ。キミが倒れたら、いよいよこの国はお終いなんだ」

Re: コスモスプリキュア『オリキュア』 ( No.25 )
日時: 2018/07/06 22:12
名前: ハク

更新頑張れ!


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