二次創作小説(新・総合)

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奇跡の星の日常物語~擬カビ小説~
日時: 2018/11/09 01:11
名前: 麻ふすさん

どうも、麻ふすさんと申します。
ここでは一般的に「擬カビ」と呼ばれるジャンルの小説を書いていきます。
苦手だなー、と思う人は、即座に閲覧を中止してください。
基本短編をちょくちょく書く形になると思いますが、たまに長編も書くかもしれません。
文章力は(笑)なので気をつけてください。
あと私独自の擬カビ設定などもございますので、そちらにもお気をつけください。

私事ですがツッタカターやってます
@fususan250pskt
擬カビの絵とか描いてたりするので下手くそですが興味がわきましたらどうぞ。

まだ始めたてなので機能の事で試行錯誤しています。
ぱっと見て変な所があったら「頑張ってるなぁ」と思っててください。

小説更新について
それぞれの世界観を順番に書くわけではなく、その時書きたいと思ったお話を書くので
いとデザが2回連続で更新されたり、いーデザを長らく更新しないなどの事態が起きます。
ご了承下さい。質問があればお気軽にどうぞ。
ちなみに長編でない限り(長編なら〇〇編その1みたいな書き方するので)どこから読み始めても
大丈夫です。

✴閲覧数200感謝です!


◉目次

擬カビ紹介>>1
大事な設定 更新1>>21
星を見守る女神様>>33 ←new

*.いーデザ
またいつもの毎日>>2
広い海>>6
もうひとつの魂達 その1>>10
もうひとつの魂達 その2>>12
もうひとつの魂達 その3>>13
もうひとつの魂達 その4>>15
もうひとつの魂達 その5>>16
もうひとつの魂達 その6>>17
嫌いなやつ>>20
ひとりめの奇跡物質>>23
喧嘩>>29
ハロウィン>>32

*.ふすデザ
雨の日>>3
鏡の中のお祭り>>14
家計>>19
ふたりめの奇跡物質>>25
>>30

*.いとデザ
忘れてはいけない事>>4
異端の暗黒物質 その1>>8
異端の暗黒物質 その2>>9
異端の暗黒物質 その3>>11
さんにんめの奇跡物質>>26
星の戦士>>28

*.かかデザ
運命の線路>>5
終着点D-1>>7
料理をしよう>>18
終着点D-2>>24
よにんめの奇跡物質>>27
皆の姐さん>>31

*.失われし世界
もしもの話>>22

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いーデザ・喧嘩 ( No.29 )
日時: 2018/10/30 22:49
名前: 麻ふすさん

※喧嘩って……喧嘩するほど仲がいい、雨降って地固まるとか言うけど……
やっぱしない方がいいよね。




「喧嘩?」
「うん!もーうワドルディとは口聞かないんだから」

事の発端は今朝の事。
詳しい事は分からないが、物の取り合いかなにかで喧嘩したのだそう。
カービィは顔を膨らませて怒りを撒き散らしている。
そして、何故か知らないが僕の家にいる。

「悪いのはワドルディの方だよね?マルク!」
「いや、僕はその場にいなかったから知らないけど……」
「またカービィがワガママ言っただけじゃないの?」

ソウルがそう言うと、カービィが心外だという風な顔をした。
残念だけど、僕もそう思う。

「みーんなそう言うの!ワドルディの方が頭も良いし、お利口さんだから、
どうせ僕が悪いんだろーって……」
「日頃の行いなのサ」
「もー、ひどい!」
「まぁ、確かにカービィが喧嘩する時ってだいたい君が原因だし」
「ソウルまで!?どーして!?」

カービィが喚き散らしていると、ソウルが無表情で言った。

「喧嘩ってほんと、他人に迷惑しかかけないよ。
そこの間でやってれば別にいいけどさ、あんまり被害広げると、ほんと迷惑」
「あ…………うん、ごめんなさい……」

カービィが謝ると、ソウルが手を横に振る。

「ま、僕は別に迷惑じゃないけどね。誰かが滑稽に争っててもつまんないだけだし。
どうでもいい」
「ごめん……ソウル、そこまで言うとは思わなくて」
「いいや、僕は隣にいる人の心を代弁したまでだから」
「はぁ!?」

若干図星だったので、わりと大きい声が出た。
ソウルがこちらを見て不快な笑みを浮かべた。ほんとこいつ嫌い。

「ちょっと、言いがかりにも程があるのサ……」
「そうかい?」
「そうだよ!」
「あー……でも、やっぱり迷惑かけちゃってるんだよね……」
「いや……まぁ、本音を言えば……そうなのサ」

僕がそう告げると、カービィはごめん、と小さく呟いた。

「ふふ、素直に謝れれば良いけど。喧嘩相手にも周りにも謝れなくって
ずるずる引きずってるようじゃ、いつか見捨てられるよ」
「あはは……そ、そこまで深刻なのかぁ……」
「まぁ、ちょっと盛った」

ソウルはまた笑ってから、ちらっと僕の方を見て、また笑いかけた。
こいつの笑いっていつも、裏にどんな意図が隠されてるのか分からない。

「ごめんね、僕ワドルディに謝ってくる。ありがと、ばいばい!」

カービィがこっちに手を振ってから家を出ていく。

「……ソウルって喧嘩した事あんの?」
「え?ないよ。めんどくさいし」
「……にしては、全部知った風だったけど……」
「あはは、そうだね」



(いいか皆、ほんっとに喧嘩って見てても迷惑でしかないからしない方がいいぞ……)

ふすデザ・秋 ( No.30 )
日時: 2018/10/05 15:24
名前: 麻ふすさん

※祝!(?)30回目!
でも特に何もないです!!




「食欲の秋っテ……言うけどサァ」
「うん」
「キミにはまーったくカンケーないヨネェ」
「え?何言ってるのマホロア。関係ありありだよ」

色とりどりの果物を頬張りながらカービィがそう言う。

「だってキミ、年中食欲の塊じゃナイカ」
「人聞きの悪い。僕はいわゆるツッコミポジションだから、周りの変人の扱いで
疲れてるの。食べてなきゃやってらんないって」
「マァ確かに、キミの周りには異常ナ程の変人が集まるモンネェ」
「他人事みたいだけど、君もれっきとした変人だよ」
「ヒドォーイ!あの暗黒物質達トカ他の魔法使い達と比べタラ、ボクなんて
優しいモンデショ!?」

ガタッと立ち上がってマホロアが異議を唱える。

「まぁ、その辺と比べたらマシだけど。一般的に見たら変人」
「心外ダナァ。ボクは結構、誠実に生きてきたつもりなんだケド」
「うーん、変人かなぁ」
「……カービィも変人ダカラ、類は友を呼ぶ、なんじゃナイカイ?」
「えぇ!?僕まで変人扱いなの!?それはさすがに……」
「ダッテ……キミ、よーく考えたラァ………………ウン、何でもないヨォ」

マホロアが途中でやめたのでカービィが驚愕。

「えっ!?え、え!?なに?よく考えたらなに!!?」
「何でもないッテ」
「教えてよ!」
「エ……イイノ?ホントに?」
「……やめとく」

そのまま2人はまた椅子に座った。いつのまにか籠に入っていた果物は、
種一つ残さず食い尽くされている。

「僕はさ……星の戦士っていう立場上、変人が集まってきやすいんだよ……」
「確かニ、それが一番の原因カナァ」
「でもさ、メタナイトの周りには変人いないじゃん」
「ウン……メタナイトは真面目ダシ、変人じゃないからネェ。仮面以外」
「なんで?」
「やっぱりキミは変人なんだヨォ」

その言葉にがっくりと肩を落とすカービィ。そしてどこから持ってきたのか、
クッキーを頬張る。

「……キミ、食べるコト以外に趣味あるカイ?」
「ないかも」
「……だからダヨォ」
「えぇー……?」

そう言いつつカービィは、またどこからか取り出したアイスを食べた。




(最近また忙しくて全然更新出来てませんですね。まぁ頑張ります。)

かかデザ・皆の姐さん ( No.31 )
日時: 2018/10/16 00:50
名前: 麻ふすさん

※最近暗黒物質だらけで禁止令を出したのですが禁断症状が出そうですね。
私はマインド様、ディアスさん、ダーククラフターさんを暗黒物質に入れる派です。
あと何故か知りませんがかかクラフターさんがオネェさんになりました。
なんで??なので今回はみんなのオネェさん回です。
別に深夜テンションで書き上げた訳では無いです。現在午前2時です。





「ハァーイみ・ん・な!おっはよー♪」
「おはよう……」
「エッなになに?みんなァ、テンション低いわよっ」
「クラフターさんが高いだけです」

ネクロディアスが眠そうな目を擦りながらそう言った。その言葉に隣にいた
ダークマインドも大きく頷く。

「今……午前5時ですよ?だのに急な用事が入ったとかなんとかで会議です。
クラフターさん、30分遅刻ですし」
「硬っ苦しいわねぇ、いーじゃない、30分くらい」
「……そろそろ会議、始めてもいいか?」

この中で一番眠そうなゼロがほぼ閉じかけた単眼をダーククラフターに向ける。

「はいはぁーい」
「…………………………………………」
「……ゼロ?」
「……あっ、すまん、寝てた」


会議が終わり、全員が眠りにつく。机の上で。
数時間後、会議に出席した全員が体中の痛みに襲われた。

「あーもう、痛いわねぇ」
「クラフターさんがもっとはやく来ていればちゃんと寝れる時間もあったのに」

ネクロディアスがそう言うと、ダーククラフターは不満そうに言い返す。

「えぇ?あたしのせいだって言うの?ひどいわねぇーディアスちゃん」
「……あの、前から思ってたんですけど、その呼び方なんです?俺男なんですけど」
「ネクロディアス、のディアスちゃんよ」
「そうじゃなくて」
「難しい事はいいからっ、ささ、朝ごはんの時間よ〜」
「……あのぉ」


皿の上に乗っている白と黄色の物体を眺めながら、不協和音の歌を歌うニル。

「あらニルちゃん、何してるの?」
「これ、なーにー」
「それは目玉焼きって言うのよ」
「めだま?」

そう言うとニルは自分の瞳を指さした。

「あ、そうじゃなくて、卵よたまご。卵を焼いたものを目玉に例えてるの」
「ふしぎー」
「そうね。ほら、食べてみて?」
「めだまーめだまー」

何故かはしゃぐニルにダーククラフターが訊ねる。

「そういえばこの目玉焼き、誰が作ったの?」
「だーくまたーまたー」
「エッダークマターくん?意外ね。料理出来たなんて」
「めーだーま」
「エ?ダークマターくんの目玉に似てるだけ?なーんだ、そうだったのね」

そんな2人の会話……のようなものを眺めながらゼロが呟いた。

「あいつ……なんでニルの言葉を理解出来るんだ……?」
「…………?」
「なに?お前の……ダークマターの言葉を理解出来る私も同じようなものだと?
だったらミラクルマター翻訳機のゼロツーも同じだろう。え、全員同じだって?」

ゼロとダークマターが2人を覗いていると、いつの間にかゼロツーが。

「……………………」
「なぁに、ミラ。え?ニルちゃんの言葉?ううーん、私には分かんないなぁ……」
「ほらぁ、同じじゃないじゃないか、ダークマター」
「…………!」
「そういう事じゃないって?なんだ、言いたい事があるならはっきり言え」
「……」
「なんで黙るんだ」

なぜ黙っていると判断出来るのか。

「あー、ゼロ、ツーちゃん、ダークマターくん、ミラちゃーん!
朝ごはん食べにきたの?どーぞ♡」
「あ、あぁ……頂く……って、これはお前が作ったのじゃないだろ」
「そうねぇ、誰が作ったの??」
「ふふふっ、俺っすよ!」

妙に高めの声でそう言いながら決めポーズをしているのはダークゼロ。

「は?ダークゼロが?嘘だろ。マインドが作ったんだろ?」
「酷いなゼロさん。ちゃーんと俺が丹精込めて作ったんすよ?」
「ほんとかぁ?」
「ほんとっすよ!俺、実は料理めっちゃ上手いんでね」
「そう言ってぇ、影でマインドちゃんに教えてもらってたの知ってるわよ」

ダーククラフターがそう言うとダークゼロが飛び上がる。

「はぁ!?姐さん!!それ言うんじゃねぇ!」
「うふふふふ、いい子いい子♪」

飛び跳ねるダークゼロを見て、ダーククラフターが笑った。




(クラフター姐さんはあんこの中の輪を保つ存在です。誰とでも仲良くしてます。
ちなみにかか暗黒物質の上下関係についてですが
ゼロ、ゼロツー→
クラフター、マインド、ディアス→
ダークマター、ミラ、ダゼロ→
ニル、リムラルロその他。みたいな感じです。)

いーデザ・ハロウィン ( No.32 )
日時: 2018/10/30 22:47
名前: 麻ふすさん

※別に存在忘れてたとかそんなんじゃないです。
ほんとです()
ツイッターの方で参加させていただいたハロウィン企画記念。
いータランザは敬語で話します。





「どろっちぇー!!…………あれ??ドロッチェがいなーい……」
「出かけてるんじゃないんですか?」

せっかく訪ねて来たのに……と、若干拗ねているカービィと、
その横で周りを見渡すタランザ。

「おっかしいなぁ。ドロッチェは今の時間いつもお菓子食べてるのに」
「そういえば……他のお仲間さん達もいませんね」
「ほんとだ。すぴーん、どくー、すとろーん!」

大声で呼んでも全く返事がない。

「何してるのかなー。他の部屋にいたりするのかな?」
「どうでしょう。そうだとしたら最初の声で気付くはずですけど」
「んー……あ!さては……かくれんぼだね!」
「はい?」

思わず抜けた声を出したタランザの横で意気込むカービィ。

「よーし、ぜったい見つけるぞー!どこだードロッチェー!!」
「あのー…………はぁ、カービィさんはあぁなると止まりませんね……」



「団長!カービィが部屋を荒らし始めました!」
「なんだと!?」
「どうやら我々がかくれんぼを挑んでいると勘違いしたようで……」
「何故だ……ちゃんと目の前に出向いたはず……あ、ドク!」
「はあ、なんでしょうか」

ドロッチェはドクの額に人差し指を差して言った。

「お前、もしかしたらマシーンのスイッチ……入れっぱなしか?」
「え、そんなはずは…………………………………………ありますな」
「おい」


……数時間前……


「団長ーっ!今日ってなんの日か分かりますかっ!?」
「今日……?今日は確か、美術館からお宝を頂く日……」
「そういうんじゃないですっ!」

スピンから説明をされた催し__興奮していたのか説明が良く分からなかったが__
ハロウィンという行事は、冥界やらなんやらから子供をさらいに来る
魔物達から子供を守る為に、魔女、幽霊、吸血鬼などの仮装をさせて、
何らかの象徴であるジャック・オ・ランタンを飾っていたのが、
色々変化して今はただの仮装パーティ……とやらになったらしい。本当か?

「で、それがなんなんだ」
「仮装してください!」
「なんのだ……?」
「えっと……ベタなのじゃないのがいいです!」
「だからなんのだ……?」
「ふぉっふぉっふぉっ、ならば、これをお使い下され」

突然現れたドクが差し出したのは、いつもの怪しげな機械。

「今度はなんだ?」
「ベタではないものでクオリティを追求するのなら……」
「追求するつもりはないが……」
「この透明化機械がぴったりですじゃ!!」
「透明化……機械?」

細かい説明は省くが、まぁ透明化出来る機械らしい。
後で思ったが……ハロウィンの仮装じゃなくて、もっと別の事に使えなかったか?

「それで、この機械でなんの仮装を?」
「透明人間ですじゃ」
「……?それは……仮装なのか?」
「人外なら仮装ですじゃ」
「じゃあもう俺仮装してるのと同じなんじゃ……」
「いいからっ!仮装するのじゃー!」


「それで勢いに乗せられたが……まだスイッチ切ってなかったのか!?」
「しかもタチの悪い事に声まで消えるモードですよ」
「切ったと思ったんじゃが……年は取りたくないのぅ」
「いーから早くスイッチを切れ!」


部屋をやたら必要以上に荒らしながらカービィがドロッチェを探していると
目の前に突然ドロッチェが現れた。

「うわぁっ!?えっ!?なにしてるの!?」
「それはこっちの台詞なんだが」
「え?かくれんぼしてるんじゃなかったのー?」
「違う」
「なーんだ……あれ?なにその格好」

カービィが訊ねると、ドロッチェが慣れないように言う。

「あぁ……はろうぃんの仮装とやらだ」
「あ!ハロウィンってお菓子いっぱい貰えるお祭りでしょ!?」
「若干違うな」
「わーいわーい!僕も仮装するー!」


家の外でずっと待っていたタランザはいきなり現れた謎の物体に悲鳴をあげた。

「わぁあぁあっ!!?な、なんですこれ!?」
「たらんざー……おかしくれないとー……いたずらするぞぉー……」
「……カービィさん?それ……なんです?」
「これ?これはね!岩の仮装だよ!」
「それは……コピー能力で、仮装と言わないのでは」

すると、家の中からドロッチェが出てくる。

「あ、ドロッチェさん」
「タランザ……こいつを回収してくれ」
「分かりました」
「あっねぇー!まだドロッチェからお菓子貰ってないよ!」
「誰がやるか……」
「おかしー!」





(透明人間って……マイナーですかね……)

星を見守る女神様 ( No.33 )
日時: 2018/11/09 01:09
名前: 麻ふすさん

※いーぽぽさまは女神のような存在で、ポップスターを見守っています。
いーデザではありますが、全世界観共通です。
これは、ポップスターがなぜ侵略者に狙われるようになったのか、
その理由のお話です。




宇宙のように真っ暗で、無数の星が瞬く空間。
でもそこは宇宙ではなくて、広いように見えるけど、とても狭い閉ざされた場所。
その中には1人の女神様。名前をポポポと言います。
彼女はいつも、呆れ返るほど平和な、奇跡の星を見守っています……

『今日も……大丈夫。なにも怖いことは起こってない』

彼女は小さな宇宙で、その星を見守ることだけを続けます。
それが彼女の使命で、彼女が存在する理由だから。
今日も、なにも事件はありません。彼女が守ってくれるから。
でも……

『……あれ?なにか……なにかおかしい……』

彼女が見守っている星は、ひとつではありません。よっつあります。
同じ形で、同じ者達が住む、同じ星。
でも、住民達の姿は、よっつどれもそれぞれ違っています。
その、みっつめの星が……黒くくすみ始めました。

『えっ!?どうしよう、何が起こってるの?』

彼女は知りませんが……この黒いくすみは人々の心の闇です。
行き場のない、出処の分からないただただ延々の闇が、星を埋めようとして
蝕んでいたのです。

『……』

彼女は他の星を確認しました。他の星には、異常はありません。

『理由は分からないけど……ぼくが何とかしないと……』

……女神様が手を合わせ、祈りました。
すると、女神様が結んでいた髪の毛の一部が解け、そのまま人の形となり
黒ずんだ星に飛んでいきました。

『……これで、きっと……あっ』

彼女が気付いた時には、ひとつめの星が不安定に揺れていました。
黒ずんだ星を守る為力を送ってしまったので、この星を守る力が足りなくなりました。

『あぁっ……!どうしよう、大変っ、このままじゃ……』

その時、女神様の三つ編みされていた髪の毛も解けてしまい、星型のピアスが外れ、
堕ちていきふたつめとよっつめの星に吸い込まれていきました。

『ぼくの力が……消えていっちゃう!』

女神様は髪の毛に付いている星型の髪飾りを手で押さえました。
ふたつめ、みっつめ、よっつめの星に、女神様の力が吸い込まれて、
新たな星の戦士が生まれようとしています。
だから、ひとつめの星には、まだ……

そう思っていると。

『え……うそ、これは……"ぼくの力じゃない"星の戦士……?』

止めようとしても、流れ星のように舞い落ちる星の戦士は、ひとつめの星に……

『こんな不確定要素が星に降りたら……』

でも、それが星に降りた途端に、不安定に揺れていた星がぴたりと止まって、
元の輝きを取り戻しました。
他の星も、それまでよりもいっそう輝きを増しながら、ベールを揺らしています。

『……あれ?どうして……』

いつの間にか解けた髪も、外れた星型のピアスも戻っていました。
星を覗くと……どの星にも、それがいました。

『ぼくが知らない……知らない力……知らない未来……知らない星の戦士……
星の戦士は危機を呼ぶ者じゃなくて、危機から星を守る力……』

女神様が星に触れ、優しくなでると、星は小さくゆりかごのように揺れました。

『ぼくには出来ないこと……きみには出来る?大変だけど、頼んでいいかな。
星のカービィ』

女神様の瞳には、星型の髪飾りをつけた、青い瞳で、桃色の髪の毛の少女が、
薄く映し出されていました。




(解説のような……
ぽぽさまの力でない星の戦士が現れた星はいーデザ、
最初にくすんでしまったみっつめの星はいとデザ、
星型ピアスのふたつめの星はふすデザ、
三つ編みのよっつめの星はかかデザです。
(この辺りはそれぞれのカービィのビジュアルを知らないと分かりにくいかも)
不確定要素が星に現れた事によって侵略者が増えますが、
彼女たちがいないと星は崩れてしまいます。
簡単に言うと、ふす、いと、かかデザはぽぽさまの力のカービィですが、
いーデザだけはなにか違う者の力のカービィなんですね。はぁい。)


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