二次創作小説(新・総合)

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cross×world【再開します】
日時: 2018/09/10 23:37
名前: 柊

こんにちは、柊と申します!
掛け持ちですが、またも小説投稿をさせていただきました!

下記は注意事項になります、大丈夫な方はどうぞお楽しみください!
・私得クロスオーバー
・オリキャラが主人公
・他作品同士のキャラのCP、オリキャラとキャラのCPがある
・主人公がキャラの子ども
・主人公以外にもオリキャラあり
・流血、暴力表現あり
・ところどころねつ造入る
・気まぐれ更新
・都合により、登場させられないキャラクターがいます。遅くて申し訳ありません
もしかしたら注意事項は増えるかもしれません。では、よろしくお願いいたします!

2016/12/01に閲覧が1000突破しました!
いつもありがとうございます!しかも今日誕生日だから余計に嬉しくて…本当にありがとうございます、これからも頑張ってまいります!
更新していなかった間に閲覧2000突破しておりました。ありがとうございます!

登場作品、目次 >>1

復帰のお知らせ>>148

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Re: cross×world【再開します】 ( No.157 )
日時: 2018/09/14 23:05
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx.

今までに見たことのない敵。それに動揺しつつも浦島は慎重に距離を取る。

「気を付けることですね。それはジェイダスと言い、真亜空軍の手先……ですがどうやら改良されたらしくてねぇ。弱点さえ突かれなければ……」

「神父殿、あまり敵に情報を与えるものではありませんよ」

マントの男に諭され、神父は不機嫌そうに口を噤んだ。諭されたことよりも、神父はマントの男自体が気に食わないのか彼を睨んでいる。彼らの仲はさほど良くないようだ。

それに気を取られているとジェイダスが浦島に飛びかかってきた。ハッとしてその場を離れればまたも鎌が地面に刺さった。

しかし浦島とていつまでも何もしないわけではない。手に持っていた狼煙玉を地面に叩きつけると、赤の狼煙がゆっくりと空へ登り始めた。

この狼煙を見て、仲間たちが来てくれるまで最低でもこの場を持たせておく必要がある。なるべくなら、二人を捕縛し、しんのすけたちの救出も行いたい。

ふーっ、と息を吐き、目の前にいるジェイダスを睨みつけた。

「しっかり掴まってろよかめきち! 今から、ちょっとかめきちを気にする余裕なくなっちゃうと思うから!」

肩に乗る亀、かめきちにそう告げればかめきちはしっかりと浦島の服を掴んだ。

浦島の様子を伺うようにゆらり、ゆらりと揺れるジェイダスは不気味の一言に尽きる。しかも周りが暗いから余計に不気味な上、うっかり見失えば思いもよらないところから攻撃されるかもしれない。

浦島の頬を一筋、汗が伝う。それが地面に吸い込まれるように落ちていく。誰にも聞こえないほどのピチャン、という音を合図とするかのようにジェイダスは再び浦島に襲いかかった。

浦島はそれを本体で受け止めて弾き、そのままジェイダスを斬りつける。……手応えはない。

「(やっぱり)」

対して期待もしていなかったが、神父の言う通り、弱点以外では一切攻撃は効かないようだ。鎌にはしっかりとした鉄の感触があったが、それとは別にあるだろう弱点を見つけなくてはならない。

とは言え、一体どこにその弱点があるのか、分かりやしない。それを探るためにジェイダスをよく観察する。黒い靄の体は当然透けていて、月明かりに照らされた木々が薄っすらと見える。その体の中に一ヶ所、やけに靄が濃い部分を見つけた。恐らくそこが弱点なのだろう。

ならば早々に決着を着ける! 浦島が本体を構えながら自分の出せる最大の速さでジェイダスに近付き、本体を横に薙ぐ。その無慈悲なまでに正確な一閃はそのままジェイダスの弱点を斬り裂く──はずだった。

浦島の本体が弱点を斬り裂く、まさにその瞬間、その部分がぐねりと移動したのだ。

「なっ……!」

無論、弱点を斬り裂くはずだった一閃は靄を斬るに留まり、ジェイダスの鎌が、峰ではあるが浦島の腹部を捉えた。見目よりずっと重い一撃を食らった浦島は教会の扉に叩きつけられ、それごと中へと吹き飛ばされていく。

Re: cross×world【再開します】 ( No.158 )
日時: 2018/09/14 23:10
名前: 柊

「お、おい、笛吹き! 教会を壊すな! あれにはかなりの金がかかっているんだぞ!」

「どうせ壊す物に、そこまで無駄金をかけるのですねぇあなたは。いずれにせよ、地下にいる子どもたちを全て売り払えばこんな教会が壊れたところで些細な物です」

「ぐっ……」

「そもそも、ワタシの命令もロクに聞けぬ無知なジェイダスに言ったところで無意味ですよ。諦めなさい」

意外とはっきりと聞こえる声。しかしそれでも浦島には聞こえた情報を整理する余裕などなかった。

思い切り叩きつけられたせいでうまく呼吸すらできず何度も咳き込んでいる。その上、木の破片で所々切ってしまったようで微かではあるが血が流れ始めていた。見えはしないけど、かめきちが心配そうにこちらを見ている様子が分かる。

「ゲホッ、ゴホッ……! く、そっ……!!」

顔を上げれば、いつの間にかジェイダスが距離を詰めている。咄嗟に避けようとするも浦島の体が上手く言うことを聞かない。動こうとすればするほど痛みは走り、息ができなくなる。

隙だらけの浦島を、ジェイダスが斬りつけるのは容易だった。意地で何とか動いた浦島は急所を外したものの、思い切り斬り裂かれてしまう。その上、衝撃もあってまた吹き飛ばされてしまった。

血が辺りに飛び散る。

「が、はっ……! はあっ、はあっ!!」

肩にいるかめきちがぺちぺち、と肩を叩いている。なんとなく、もうやめろ、もう逃げろ、と言われている気がした。けれど、逃げることも、やめることも浦島の頭にはなかった。

だって、もう勝ち方を思いついてしまったから。

Re: cross×world【再開します】 ( No.159 )
日時: 2018/09/14 23:15
名前: 柊

震える足を無理やり立たせ、本体を構える。翡翠の瞳は、目の前の敵だけを睨んでいた。

「うぁあああああ!!!」

叫びながら突撃していく。銀の一閃はジェイダスを上半身と下半身に分けた。

ジェイダスの体が靄によって再生していく。だが、浦島はその隙を与えない。

次に弱点のある上半身を真っ二つに斬り裂く。弱点は左へ移動した。

──負けられない!

この場を持たせる役目もそうだが、何より浦島には負けられない理由がある。とても個人的な物で、中にはそんなことで、と笑う者もいるかもしれない。

それでも浦島にとっては、とても重要な理由なのだ。

思い浮かぶのは、二人の兄の背中。

──長曽祢の、贋作と言われながらも無骨で、真っ直ぐな強さに憧れた。そうなりたいと思った。

一閃が、またジェイダスを斬り裂く。弱点は腕へ移動する。

──蜂須賀の、真作に恥じぬ美しさ、信念、そして長曽祢に負けぬ強さに憧れた。そうなりたいと思った。

一閃が、ジェイダスの腕を斬り裂く。鎌の前に弱点は追い詰められる。

──そして、何より。『虎徹』の名に恥じぬために。

こんな所で負けられない。

「オレだって……『虎徹』なんだ!!」

最後の一突きは、ジェイダスを消滅させるのには充分だった。

肩で息をしながら、まだ本体を構える。何せ外にはまだ、プリムの大群がいる。……笛吹きと呼ばれていた男と、神父は逃げてしまっただろうか。

それに悔しさを感じながら、覚束ない足取りで外へと向かう。

「は、やく、いかなきゃ、いかなきゃ」

急く心とは反対に足がもつれて、体が倒れていく。床に倒れて何とか起き上がろうとする。

シャキン。

……不釣り合いな金属音。浦島がゆっくりと顔を上げればそこには……先ほど苦戦を強いられた、ジェイダスの群れ。それが浦島を取り囲んでいた。

しかし先ほどのジェイダスとは違い、奴らは体内に赤い核がある。……それが分かった所で、浦島にはどうしようもなかった。

鎌が振り上げられ、下ろされる。そんな単純な、それでも命を奪うには容易い行為を、浦島は見るしかできなくて。

「(死んじゃうの、かな)」

不思議と落ち着いている心に笑いそうになりながら、浦島は目を閉じる。目を開けたら、どんな景色になっているだろうと思いながら。

「浦島っ!!」

「浦島さん!!」

後ろと前から、声がして目を開ける。目の前には、白と黒のダンダラ模様の羽織。呆然としていれば、そっと体を支えられて起き上がらせてもらった。

「大丈夫かい?」

「うわぁ、めちゃくちゃひどくやられてるじゃんか!」

「青、江? 鯰尾……?」

「僕らだけじゃないよ」

後ろを見ると、平野と秋田がジェイダスの鎌を止めていた。少し離れた所では龍田が薙刀を振るい、ジェイダスを散らしている。

そして前を見れば……長曽祢がジェイダスを弾き飛ばしていた。

「どうして……」

「おれはお前を追ってきた。もうすぐで蜂須賀たちも来る」

「僕らはここの地下に閉じ込められていたんだ。僕、秋田くん、平野くんと龍田さんは愛玩用の奴隷、鯰尾くんたちは労働及び鬱憤晴らしが主の奴隷だったらしくてね。
参ってしまうよ、あんなに奥に入れられてしまうなんて……牢のことだよ?」

「う、ん?」

「青江さん、変な冗談は後で! 今はあの子どもたちを外に」

「子どもたち!? ね、ねえそこにこのはと……じゃがいもみたいな頭をした子たちはいなかった!?」

「え、このははいなかったけど、じゃがいもみたいな頭の子たちなら」

「浦島さん!!」

いきなり聞こえた声。けれど浦島は驚くことなくそちらに顔を向ける。そこには、ボロボロの服装の子どもたちの中に目に涙を溜めたマサオたちがいる。しんのすけとボーちゃんは普通そうだが。

マサオが泣きながら浦島に駆け寄って来る。そんなマサオを浦島は片手で抱きしめてやった。

「うぇええー……!! こわ、かった、怖かったよぉー!!」

「よしよし、もう大丈夫だからね……」

「お前たちは下がれ、子どもらが逃げる道は確保してや……」

長曽祢がそう口にしようとした時だった。

とてつもない轟音を立てて、教会の扉が壊れた。誰もが思わずそちらに目をやるが、土煙が上がっていてその中にぼんやりと『何か』がいることが分かる程度だ。

ジェイダスがそちらに気を取られ、全てのジェイダスがそれに向かっていく。だが、そのジェイダスは全て瞬く間に倒されていった。

「え……!?」

土煙が晴れていく。誰もが、息を呑んだのが分かった。

そこにいたのは、黒い鎧のような身体を持ち……裂けた口だけがある、見たこともない化け物だったからだ。

化け物の、ケタケタケタと笑う声だけが、響き渡った。
コメントOK

Re: cross×world【再開します】 ( No.160 )
日時: 2018/09/15 16:35
名前: 黒猫δ

こちらではお久しぶりですね。黒猫δです。

刀剣乱舞の方々が着々と増えていってますね。
そして、このはちゃんには、そんな秘密が隠されていたのか…………無事不動と仲良くなれてよかった…………。
あと、策士な青江、お見事です。
龍田さん怖んい…………

黒猫δ「なんか新たな敵出てきてますね。」

白猫「そうですね。ですが、力こそパワーだと教えていただきました」

アレン「それ、ただ英語に言い直しただけですよ」

クッパ「ム、そうではないのか?」

レオナルド「教えたの貴方ですか!?」



コメント失礼しましたm(__)m

Re: cross×world【再開します】 ( No.161 )
日時: 2018/09/17 23:38
名前: 柊 ◆K1DQe5BZx.

黒猫δさん
お久しぶりです!

本当、刀剣乱舞のキャラばっかり増えていって…正直これでいいのかという疑問が自分であります←
でもこれでいきます←
ちなみにこのはの母は妖狐で人々からこのはを守るためにこのはを隠してあえて戻り、人々に殺された後、銀煤竹の枕元に立ち、このはを託したのです。
策士青江、お褒めいただきありがとうございます!
龍田は…公式でも怖い言葉言いますのでね…某サイトでは鬼畜艦龍田なんてタグもありましてね…←

クッパw何教えてるんだw

コメントありがとうございました!


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