二次創作小説(新・総合)

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逃走中~虎の穴と美少女戦士~完結!
日時: 2018/10/18 13:25
名前: モンブラン博士

モンブラン博士の逃走中、第1弾!
場所は普通の住宅街!
虎の穴の復活を目論むミスターX。
彼に立ち向かうはあの美少女戦士たち!?
本編の合間に繰り広げられる作者とプリキュアたちの掛け合いもお楽しみに!
60分間を逃げ切り、賞金360万円を手に入れるのは誰だ!?

~逃走者一覧~
1 アシュラマン(キン肉マン)
2 愛崎えみる(HuGっとプリキュア)
3 絢瀬絵里(ラブライブ!)
4 ウォーズマン(キン肉マン)
5 オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ(ベルサイユのばら)
6 小泉花陽(ラブライブ!)
7 サンシャイン(キン肉マン)
8 坂上あゆみ(プリキュアオールスターズ)
9 超一星龍(ドラゴンボールGT)
10 調辺アコ(スイートプリキュア)
11 園田海未(ラブライブ!)
12 高岡拳太郎(タイガーマスク)
13 立神あおい(キラキラ☆プリキュアアラモード)
14 伊達直人(タイガーマスク)
15 星空凛(ラブライブ!)
16 ブロッケンJR(キン肉マン)
17 ブロリー(ドラゴンボール)
18 明堂院いつき(ハートキャッチプリキュア)
19 ミスタークエスチョン(タイガーマスク)
20 南ことり(ラブライブ!)
21 矢澤にこ(ラブライブ!)
22 関数方程式(作者)
23 ゆうき(作者)
24 テムジン(作者)
25 虚無零(作者)

>>3
募集要項
※予想外に多くの応募が来ましたので締め切りました!

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Re: 逃走中~虎の穴と美少女戦士~ ( No.38 )
日時: 2018/10/18 08:37
名前: モンブラン博士

7:54

調辺アコの『裏切り者を見つけた』の知らせを受け、現在逃走していたメンバーたちは公園に集まった。

オスカル「裏切り者はどこにいる?」
クエスチョン「フフフフ……」
ゆうき「たくさんの逃走者を通報して牢獄送りにしたのは誰であろうと許せないよ。ねえ、ことりちゃん!」
ことり「う、うん!」
花陽「裏切り者って誰のことなんですか」
アコ「裏切り者はこの中にいるわ。それは――」

アコはたっぷり10秒黙って、一方向を指さした。



アコ「あなたよ。あゆみ」
あゆみ「アコさん……? どうして私が裏切り者だって思うの」
アコ「海未と凛からあなたの顔を見たと聞いたのよ」
あゆみ「で、でも2人が嘘を突いている可能性もあるよ」
アコ「牢獄内で嘘を突くメリットは何1つないわ」
あゆみ「……」(俯く)
アコ「あなたは逃走中が始まる前から、超一星龍と虚無零と組んでいた。自分が逃走成功したら賞金の分け前を与える約束でね。彼らは承諾し、囮役を買って出た。あなたは次々と逃走者たちを陰から通報し、偽のメールを送って公園におびき出したりして数を減らしていったけど、減らし過ぎたのが疑いを強める結果になってしまったようね」
あゆみ「……」
オスカル「言え! なぜ我々を騙した! 理由によっては無傷では済まさぬ!」(剣を引き抜き、あゆみに切っ先を向ける)

逃走者の隊長を自称するオスカルにとって友である逃走者たちが裏切り者に確保される様を許すことができなかった。

クエスチョン「オスカルさん、そのように怖い顔をしても彼女が怯えるだけじゃ。ここは調辺アコに任せてみなさい」
オスカル「……わかった」
ミスタークエスチョンの一言にオスカルは剣を鞘に納める。彼の言い分はもっともに感じたし、何より彼の覆面の奥から覗く目にただならぬ威圧感を覚えたのだ。
オスカル(この男の目……頂点に君臨する王の目だ。只者ではない!)

アコ「どうして、こんなことをしたの」

アコは悲しさと困惑が混じった顔で尋ねる。するとあゆみは瞳に薄っすらと涙を浮かべ。

あゆみ「見せたかったの! フーちゃんに逃走成功した私の姿を!
フーちゃんのおかげでここまで私は成長できた、ありがとうって伝えたかった! でも簡単に確保されちゃったら、あの子はガッカリする! だから私は裏切り者になった!!」
アコ「……そんなことをしてもフーちゃんは喜ばないと思うわよ」
あゆみ「わかってる! でも、もう止めらないの!」

震える手で彼女が取り出したのは何かのスイッチだった。

あゆみ「私はもう、皆のところへは戻れない。だから、これでこのゲームを終わらせるよ」
アコ「早まらないで! 謝ればきっと皆、許してくれるわよ!」
あゆみ「……手遅れだよ。私は、皆をフーちゃんを裏切り続けた。
だから、これで終わりにしたいの。ごめんね、みんな」
あゆみの流した涙が細い顎を伝い、地面に落ちたのと同時に。
彼女は持っていたスイッチを押した。

ガシャン!

ハンター100体開放

あゆみ「ごめんなさい……ごめんなさい……!」

涙を流しながら公園を去っていくあゆみ。

オスカル「待て!」

追いかけようとするオスカルをクエスチョンが止める。

クエスチョン「追いかけてはいかん」
オスカル「何故だ!」
クエスチョン「彼女は自らハンターの集まる場所へと赴いた。己の行いと向き合うために。あの少女は謝罪し涙を零していた。それは過ちを後悔し自分なりのやり方で償おうとしている証じゃよ。
どうやら、伊達直人と調辺アコの説得が効いたようじゃな」

花陽「えっ? 説得ってどういうことですか」
クエスチョン「伊達は彼女が裏切り者だと見抜いておった。
だからこそ逃走成功の機会を逃してでも、彼女を正しい道へと戻したかったんじゃろう」
ゆうき「どうしてそう思うのですか」
クエスチョン「そうでもしないと彼は捕まらんからの」

ここでクエスチョンは目を光らせ。

クエスチョン「どうやらハンターが来たようじゃの。残りの数分間、己の全力を出して闘い抜くのじゃぞ」

凄まじい速さで公園から外へ飛び出すクエスチョン。

その先にはハンターの大軍が。

オスカル「馬鹿な。自分から大軍に飛び込む気か」

ゆうき「いや、違う!」

クエスチョンは向かってくるハンターの突進を右に左に華麗に躱し、指の一本さえ触れさせない。超人的な素早さでハンターを回避すると、そのまま幻のように消えていく。

ことり「凄いねえ」
ゆうき「アレは人間なのか?」

オスカル「お出ましだ!」

ハンター1「……!」(ダッ)
ハンター2「……!」(ダッ)
ハンター3「……!」(ダッ)

ハンター4「……!」
ハンター5「……!」


ゆうき「英語表記じゃない!?」
オスカル「数が足りなかったんだろう。皆、背中合わせになれ、全方位を互いの目で確認し、敵の攻め方に備えろ!」

オスカルの号令に合わせ、ゆうき、ことり、花陽、アコは背中合わせになり、ハンターの突撃を待つ。

そこへ通知が来た。

5:15

『坂上あゆみ確保』

アコ「あゆみ。アンタは馬鹿よ」(唇を噛みしめ、涙を堪える)
ゆうき「ことりちゃんは守って見せる!」
ことり「ゆうきさん!」
オスカル「フッ……部下にばかり良い恰好をさせるわけにはいかぬな」

オスカルは静かに笑うと、仲間に告げた。

オスカル「私は逃走中がはじまる前、『私についてくるものは命をかけてついてい来い』と言った。だが、訂正しよう。『仲間を守るために私が命をくれてやる』と」

5:00

残り6人

オスカル 小泉花陽 ゆうき 南ことり 調辺アコ ミスタークエスチョン

Re: 逃走中~虎の穴と美少女戦士~ ( No.39 )
日時: 2018/10/18 10:03
名前: モンブラン博士

4:55

オスカルは円を抜けると、向かってくるハンターたちに次々と拳や蹴りを打ち込んでいく。

花陽「オスカルさん!」
オスカル「早く、今のうちに逃げろ! ここは私が引き受ける!」
ことり「でも!」
オスカル「隊長としてお前たちを逃がすのが私の務め! 逃走成功の任務を必ずや成功させてくれ!」
ゆうき「行こう。隊長の決意を無駄にしてはいけない」
ことり「……ッ!」
全員が公園から出たのを確認し、改めてオスカルは大量のハンターたちと向き合う。
オスカル「来い!」
襲い来るハンターたちに打撃や華麗な剣裁きで迎え撃ち、次々と機能停止に追い込む。
だが度重なる逃走と格闘により彼女の体力は既に限界を超えていた。
オスカル「……ハァ……ハァ……ハァ」

それでも彼女は鋭くハンターたちを見据え、口元には不敵な笑みを浮かべる。

通知 オスカル ハンター60体撃破。残り45体。

オスカル「フッ……どうやら私はここまでらしい。皆、無事に生き残るのだ」

力尽き、ゆっくりと後方に倒れていくオスカル。

オスカル「……アデュー……」

仰向けに倒れた彼女に容赦なくハンターたちが覆いかぶさる。

3:55

オスカル・フランソワ・ジャルジェ 確保

オスカルを超え、残ったハンターたちは一斉に公園を飛び出し、逃走者確保へと動き出す。
蜘蛛の子を散らすように四方八方へと移動を開始するハンター軍団。

そして。

ピピッ!

ことり「きゃあっ!」ポンッ!
ゆうき「ことりちゃあああん」ポンッ!

2:00

確保情報

南ことり 確保
ゆうき 確保

1:58

アコ「復活者として、ここで確保されるわけにはいかないわ!」(ダッ)

20体以上のハンターの追撃から必死で逃走するアコ。

アコ「もう少し、もう少しで逃走成功できる!」

そして曲がり角を曲がろうとしたそのとき。

ハンター35「……!」(ダッ!)

アコ「……頑張ったけどここまでのようね」ポンッ!



調辺アコ 確保

1:30

残り2名

小泉花陽 ミスタークエスチョン


次回 決着!

Re: 逃走中~虎の穴と美少女戦士~ ( No.40 )
日時: 2018/10/18 12:03
名前: モンブラン博士

同時刻。驚異的な速度でハンターを撒いたクエスチョンは大通りで待っていた。

クエスチョン「この大通りに無事にたどり着き、私と一騎打ちをする者は果たして誰になるのやら」

一騎打ち?

クエスチョン「ここまで勝ち残った者は間違いなく強者じゃ。この逃走中において最後に残った者と追いかけてくるハンターを相手に一直線の道を使ってどちらが先に確保されるか、追いかけっこをしようと思っての」

なるほど。これは盛り上がりますね。

クエスチョン「そう大げさに騒ぐことはない。すぐに勝負は決まる。すぐにな……」

自分の実力に絶対の自信がある様子。
そのうちに。

確保情報

オスカル 確保
ことり 確保
ゆうき 確保
アコ 確保

クエスチョン「ほほう。そうきたか。となると残っているのは――」(ニヤリ)

花陽「ハァ……ハァ…ハァ…」

千鳥足でクエスチョンのところに到達したのは花陽。
荒く呼吸をし顔には大量の汗を流している。

クエスチョン「待っておったぞ。その様子だとハンターを撒いたようじゃな」
花陽「は、はい」
クエスチョン「ここからは一切の細工なしの正々堂々の真剣勝負。
手加減なしで勝ちに行くから、君も全力を出すのじゃぞ」
花陽「はいっ! 私、負けません!」

1:30

ハンターF「……!」(ダッ)
ハンターB「……!」(ダッ)

道路のはるか先からクエスチョンと花陽を捉え、追いかけてくるハンター。

クエスチョン「勝負開始じゃ!」(ダッ)
花陽「みんなのためにも負けられないっ!」(ダッ)

そこに大音量で『僕らは今のなかで』が流れる。

花陽「みんな!」

これまで確保された仲間の想いを胸に花陽は走った。
遠くに見える白い魔人に必死で食らいついていく。

クエスチョン「中々やるのう。流石は友情のなせる業じゃ」
花陽「みんなと一緒に白くて美味しいご飯が食べたいっ!
私がミューズの皆をごはん屋に……連れて行って見せる!」
クエスチョン「そのためには私に勝たねばならぬぞ」
花陽「あなたは私を何度も助けてくださった恩人です! でもこの勝負だけは負けるわけにはいきませんっ!」
クエスチョン「……」
花陽「ハァ……ハァ……」
クエスチョン「……ハー……ハー 流石にちときつくなってきたようじゃな」

ハンターF「……!」(ダッ)

次第に足が速度が遅くなるクエスチョン。そして。

残り10秒

9秒

8秒

7秒

6秒 ピピッ!

クエスチョン「ギ……ギブアップ!」ポンッ!

ミスタークエスチョン確保!

4秒

3秒

2秒


1秒

0!!!

花陽「ハァ…ハァ…ハァ…」




第1回 逃走中 逃走成功は小泉花陽!!!

賞金1440万円は彼女の手に!

逃走者全員「やったあああああああああああああ!」

次回 エピローグ

Re: 逃走中~虎の穴と美少女戦士~完結! ( No.41 )
日時: 2018/10/18 13:26
名前: モンブラン博士

エピローグ

花陽「やった……みんな、逃走成功したよぉ」(クタッ)
凛「かよちん、よく頑張ったねー!」(抱きつく)
海未「おめでとうございます!」
ことり「花陽ちゃん、おめでとう」
にこ「しょ、賞金はアンタにくれてやるわよ!」
絵里「本当によくやってくれたわね。ミスタークエスチョンに勝つなんて凄いわ」


そこへミスタークエスチョンがやってくる。

クエスチョン「まずは逃走成功おめでとう」
花陽「あ、ありがとうございます!」
にこ「ねぇアンタ、そろそろ覆面を脱いで正体を明かしてくれない?
みんな気になっているんだけど」

一同(頷く)

クエスチョン「フフフフフフ、覆面は潔くわが手で取ろう。見たまえ、コレが私の正体だよ!」




バサッ!


覆面の下から現れた素顔に。

にこ「にごぉ!?」
絵里「ハラショー!?」
凛「信じられないにゃー!」
ことり「す、すごい!」
あおい「マジかよ!?」
関数方程式「計算の斜め上をいく答えです!」
オスカル「これは夢か!? あ、あり得ん……」
テムジン「ま、まさかミスタークエスチョンの正体が」
あゆみ「こ、こんな」
虚無零「これほどの……」










一同「おじいちゃんだっただなんて!!!!????」




クエスチョン「わかってもらえたかな。私がこんな衣服で衰えた肌を隠さなければいけないわけが」

褐色の皺だらけの肌に枯れ枝のような細腕。だがその眼光は鋭く鷹の如し。



にこ「おじいさん、あなた、一体何歳なのよ!?」

クエスチョン「120は超えているはずじゃ」
あおい「妖怪か!?」


ミスタークエスチョン。その正体はタイガーマスクの世界において1920年代に活躍した伝説のインドのレスラー『太陽王』 グレート・ズマ。
タイガーマスクと対戦したこともあり、当時で90歳(アニメ版)と超高齢だった。ちなみに声優は槐柳二さん。





伊達「あなたが何故逃走中に?」

ズマ「私は近頃の逃走中を見て思った。
何かといえば囮に通報に裏切り……賞金に目がくらみ、神聖なる逃走中を汚す者たちの何と多いことかと。彼らを懲らしめるべく、この逃走中に参加したというわけだが……殆どの者が正々堂々と戦っている姿を見て安心した。特にミューズのメンバーの活躍は称賛に値する」

そして花陽に歩み寄り。

ズマ「私に勝利した今、快くまで白米を楽しむがよい。後ろにいる仲間たちと友に」(カチャリ)

花陽「あのっ、どこへ行くんですか」

ズマ「このグレート・ズマは表舞台へと姿を現すことはないじゃろう。
さらばだ!!!!」(ダッ)

伊達「まだまだ太陽は沈まぬ……か」
高岡「強豪過ぎましたね」

花陽「ズマさーん! 何度も助けてくださり、ありがとうございましたー!」


逃走中 虎の穴と美少女戦士 完

Re: 逃走中~虎の穴と美少女戦士~完結! ( No.42 )
日時: 2018/10/20 21:38
名前: モンブラン博士

完結しました!みなさんの感想を待っています!


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