二次創作小説(新・総合)

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世界の主役は我々だ!3【干支の主役は我々だ!】【完結】
日時: 2019/03/23 10:46
名前: 新・ゆでたまご

さぁ、またまた始まりました、世界の主役は我々だシリーズですww
もういつまで続くのか、ということですが、俺が飽きる。または第6シリーズくらいまで行けば終わりますww

今回の主人公、誰かわかりますか……?

今回はあの……!!


エーミールさんです!!!!!

今年は亥年ということで、エーミールさんに亥役になってもらおうと思います!!



なお、この物語はご本人様方の干支には直接関係していません。ただの想像なので、よろしくお願いします!!

そして、毎回のごとく、11人中1人はいないので、10人構成です。つまり、2人足りません……
ということで!!人狼シリーズと同じゲストですが、ぴくとはうすさんと、アベルさんも登場します!!

登場タイミングは分かりませんが……

それでは、また次回!!

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第4話 犠牲者 ( No.4 )
日時: 2019/01/23 20:16
名前: 新・ゆでたまご

トントンさんは頼りになる。
こういう時の主導権は彼にあるだろう。

「よし。ここでええな」
私たちは、さっき私がいた場所から少しゴールに近くなった場所に移動した。

「予想通りであれば、まだここを通っていないはず……ここじゃなければ他のやつらが捕まえているだろう」
私もトントンさんの意見に賛成だ。

「まぁむやみに端に行くよりも真ん中で待機してた方がええよな」
コネシマさんも同意見のようだ。

「これって、時間制限とかあったっけか」
ふと、トントンさんが言った。

「いや、なかったんちゃうか?」
私もうなずいた。

「じゃあずっと同じ場所ってのもあり得るなぁ……」
あぁ、確かに。

「そんなせこい手使いますかね……」
私が言うと……

「いや、使うな」
「使うで」
2人がほぼ同時に答えた。

「そ、そうかな……」


「あいつ全然来ないな……」
俺は独り言を言った。

「やっぱりスタート地点で待ってるとか……」
ショッピ君は言った。

「そうやな……」
どうすっかなぁ……

「ゾムさんの命令通りにするっすよ」
ショッピ君は俺の方を向いて言うと、その場に座った。

「……やっぱりここにいよう」
俺はほんの少しの可能性にかけて言った。

「いいですけど」
ショッピ君は何か言いたげだったが、口を閉じた。


俺はゴール付近を監視しながら、チラッと大先生を見た。

大先生は石を枕替わりにし、いびきをかきながら寝ていた。

「いい加減起きろや」
俺はそう呟いて、大先生のもとへ向かった。

そして、大先生の腹を一発殴ると、大先生は大きな声をあげて起きた。

「いってぇ!!!!!」
「お前ロボロ捕まえる気あるんか?」
俺は問いかけた。

「そうは言うても、ここに来ない限り捕まえようがないやろ」
「寝てたら気付かへんやろ」
俺はそう言うと、もう一度大先生の腹を殴った。

「やめろや!!」
「目覚めたやろ?」
俺たちがそんな話をしていると……

どこからか俺たちめがけて矢が……

「うっ!!」
俺がそれに気づいたのは、大先生が倒れてからだった。

「え、大先生……?」
俺は危険を感じ、大先生を置いて走っていってしまった。

「このおにごっこ、何かがおかしい……」
俺は薄々感じていたが、参加してしまった……

でも……間違いだったな。

次の瞬間、俺は首に猛烈な痛みを感じ、その場に倒れてしまった。


「ふぅ……ここでいいかな?」
俺とアベルくんは、ゴール付近まで歩いてきた。

地味に距離あったな……

ふと地図を見てみると、ちょうどゴールから100m程東に行った場所にいた。

「近いな……」
俺はつぶやいた。

「ぴくとくん、あれ何?」
アベルくんが言った。

俺はアベルくんが指さした方を向いた。
すると、何か物が落ちているように見えた。

「見に行ってみる?」
俺は気になり、アベルくんを誘って行こうとした。

「そうだね……」
俺たちは2人でその場所に行くと……

「これ……」
そこには、2人の人が倒れていた。

「……鬱くん?」
そのうちの1人は鬱先生だった……

そしてもう1人は……

「シャオロンさんが……」
アベルくんが言った。

「いったいどうしたんだろ……」
俺は不審に思い、ふと後ろを向いてみた。

すると……

どこからか1つの矢が飛んできた。

「アベルくん!!」
俺は反射的に呼びかけた。

次の瞬間……

俺は強烈な痛みに襲われ、その場に倒れてしまった。


「あいつマジで気付いてへんな」
オスマン先生が言った。

俺たちがロボロを追い始めてから3分。一向に気付く気配がない。

「そろそろ行きますか」
俺はオスマン先生に問いかけた。

「そうっすね。一気に後ろから捕まえましょうか」
オスマン先生の了承が得られたところで、俺たちは構えた。


いやぁ、楽でいいねぇ。

俺は一人静かに森の中を歩いていた。

どうせみんなは端にいっとるやろ。
わざわざ真ん中に来るやつなんておるわけが……

『えー、皆様方にお知らせです』
そのとき、放送が始まった。

『これより、制限時間を設定します。制限時間は、20分。つまり今から5分です。それまでにゴールできなかった場合は……手紙に書いてあったように、強制的に最下位にさせていただきます』
俺は放送を聞き終わると、すぐに走り始めた。

聞いてへんぞ!!!
今から変更とかありえへんやろ!!!


「待て、オスマン先生」
俺は今すぐに走ろうとしているオスマン先生を止めた。

「これは、タイムアップさせた方がええんちゃいますか?」
俺が言うと、オスマン先生もうなずいた。

「またゆっくりついてくか」
「ああ」
そうして、俺たちはロボロの後をついて行った。

第5話 大脱出 ( No.5 )
日時: 2019/01/26 13:47
名前: 新・ゆでたまご

「まだここを通ってないとしたら、見つけても捕まえない方がええんちゃう?」
コネシマさんがいった。

「そうだよなぁ……ここからだとかなり距離あるし、5分で着く距離じゃないよな」
トントンさんも推測する。

「やっぱりさ、ゴール付近固めようぜ。もしも来たときに直前で捕まえてやろうぜ」
コネシマさんはトントンに言った。

「そうだなぁ……ここで待っててもあんまり意味ないし。そうするか」
トントンさんはすぐに決めると、ゴールへと向かって行った。

「おい、エーミール、早くしろ!!」
私はコネシマさんに呼ばれると、急いで走り出した。

私たちは3分もするとゴール付近へ着いた。

「意外と早く着くもんだな。これじゃまだ来る可能性あるぞ」
トントンさんは冷静に言った。
たしかにその通りである。

「まぁここで待機してれば、いずれ来るやろ」
そうして、私たちは物陰に隠れ、ゴールをずっと見張っていた。


「残り2分か……そろそろ来る頃ちゃう?」
俺はショッピ君に話しかける。

「そろそろ……ですね」
「そういえば、まだ誰ともあってへんな」
俺は小さな声で言うと、周りを見渡した。

「たしかに……コネシマとかそこらへん動き回ってそうですけどね」
さらっとディスるなし。

「……?あれコネシマちゃいます?」
ショッピ君は指をさしながら俺に言った。

ショッピ君の指の先にあったのは、岩に乗って遊んでいる男の姿だった。

「シッマやん……」
俺たちは急いでそこへ向かった。


「あいつ必死で走っとるな……」
俺はロボロを必死で追いかけていた。
オスマン先生はかなり差をつけられているが……

「あと1分か……ゴールまでもうすぐやな」
俺はゴール前に人がいると想定し、そこで止まった。

「あとは頑張ってもらおうぜ。さすがにいるだろ」
俺は後ろの方にいるオスマン先生に話しかけた。

「そ、そうだな……」
オスマン先生はそう言った瞬間寝ころんでしまった。

「俺も、疲れたな……」
俺もその場に座り込むと、ため息をついた。


「ん……?」
後ろから、何か声が聞こえないか……?

俺は違和感を感じ、後ろを向いた。

「うわっ、誰かおる!!!でも、ゴールまでもうすぐや!!」
残り40秒。ゴールは目前。

「……俺なら行ける!!!」
俺は最後の力を振り絞り、ゴールへと向かった。


「ぉ――――――ぃ!!!」
後ろから声が聞こえた。

「誰や?」
コネシマさんがふり返る。

「……あ、ゾムや!!!!」
トントンさんが言う。

ホンマか……?

私も物陰から離れ、後ろを向いてみた。

すると、300m程離れたところに、ゾムさんとショッピ君がいた。

「ショッピ君もおるやん」
私は2人に言った。

2人は私たちの方へ歩いてくるようだった。

「これで5人やな……いつ来ても捕まえられるぞ」
私たちは、ゴールから100mほどの所で待機していた。


「でも、どうせゴール付近で待ち構えてるよな……」
俺は、諦めながらも、走り続けた。

残り10秒。
ゴールは目の前に見えている。

しかし、待ち受けているのは5人の人間たちだった。

「クソ、もう無理だ……」
俺は諦めて止まろうとした。

しかし、そのとき放送が鳴った。

『えー、これより。ゴールから直径100mに入れないものとします。入った者は脱落です。これもまた、強制的に最下位です』
えっ……

残り5秒。

それならまだ行ける!!!

俺は必死に走って走って走りまくり、残り2秒の所でゴールに着いた。


「はぁ!!?ふざけんなよ!!!!」
コネシマさんは文句を言う。

「どういうことや……?」

『えー、ということで。鼠の記録は19分58秒ということで、現在一位です。鼠の準備ができ次第始めますので、牛はスタート地点へ、それ以外は好きな場所へワープしてください』
私たちは文句を言いながらも、主催者の言う通りにした。


「……ここは?」
俺は謎の箱の中で目覚めた。

「何でこんな場所に入れられてるんや……」
俺はほとんどの記憶を失っていた。

きっと頭を強く打ったのだろう。

「……あ、そうだ!!俺たちは干支のレースに参加して、そこで大先生と一緒に矢で襲撃されて……」
俺は少し思い出してきた。

「だ、大先生!!おるか!!?」
箱の中は暗く、人の姿は見えない。
しかし、箱は大きく、他にも人がいるのは間違いない。

俺は手あたり次第捜して行った。

すると、誰かに触れた。

「だ、大先生!?」
俺は話しかけた。

「シャ、シャオロンさん…?」
しかし、聞こえてきた声は大先生ではなかった。

「ぴくとさんか」
そこにいるのはぴくとのようだった。

「ぴくとさんも矢で…?」
俺は話しかけた。

「そうっすね……むっちゃ痛かったっすわ」
ぴくとさんは笑い話を混ぜてくるが……
決して笑えなかった。

「ぴくとさん。動物としては敵ですけど、一時団結しません?」
俺は切り出した。

どうやら、この箱には2人しかいないらしい。

「そうですね。協力して、逃げ出しましょう」
俺たちは2人で逃げ出すことを誓った。


「……いってぇ」
俺は暗闇の中で目覚めた。

あれ、矢が抜けてる……

矢が刺さったと思ったんだけどな。

しかし、捕まったことに変わりはない。
どこやここ……

と、そのとき、暗闇が一瞬明るくなった。

「いてっ!!何するんや!!!」
それは、ロボロだった。

「ロボロ!!!」
俺はそれに気づき、急いでロボロの元へ。

ロボロは何者かに掴まれて入って来た。

俺はその一瞬をつき、暗闇から抜け出した。

どうやら、大きな箱だったらしい。

「チッ」
後ろから舌打ちが聞こえたが、構わず逃げだした。

「だいせんせ―――――――い!!!!!!」
ロボロを見捨てるのは気がひけるが、俺は走った。

すると、先ほどのゴール付近へとついた。

「…やった、抜け出せたぜ…!!早くみんなに知らせないと……」


『困ったことに、なりましたねぇ……』

第6話 計画の開始 ( No.6 )
日時: 2019/02/11 20:38
名前: 新・ゆでたまご

みんなは……どこにっ!!!

よく考えてみれば、捕まったのが俺とロボロだけというわけではないだろう……
シャオちゃん!!

箱の中にシャオちゃんはいなかった。ということは、上手く逃げたのだろうか…?

とりあえず誰かを探さなければ!!!

俺はスタート位置へと走り出した。

この間にも、やつらは動いているに違いない……


~ゾム
俺は最初と同じようにワープする場所を決めると、そこに指を置いた。
俺が選んだのは、スタートから近い位置。こうなれば、すぐに捕まえてしまうしかない。

次逃げるのはショッピ君やな……さっきは仲間やったが、容赦なく捕まえさせてもらうぞ。

俺はスタートに近い物陰に隠れた。

ここからならよく見えるな……


~グルッペン
俺は再び、オスマン先生と一緒に行動することにした。

「2人の方が捕まえやすいしな」
オスマン先生は1人で捕まえることに自信がないらしく、俺との行動を希望してきた。

俺ももちろん2人で行くことに賛成である。

俺たちは1分ほど話し合った結果、誰かが追ってくると推測し、真ん中で待つことにした。

「ここで待ってれば、逃げながらやって来るだろ」


~エーミール
私は、先ほどと同様にコネシマさんとトントンさんと一緒に行動することにした。
ショッピ君は逃げる側に、ゾムさんは1人で行動するらしい。

「やっぱりゴール前で待つのが一番か?」
トントンさんは言う。

「それにしても、さっきのGM何やったんやろ…捕まえさせないつもりか?」
コネシマさんは喧嘩腰である。

「ゴール前にいても捕まえられないかもしれへんな」
それは私も同感である。

「次同じようなことあったら抗議しようぜ!ゴール前待機や!!」
正直私もそうしておきたいところ。

「まぁそうやけど……」
トントンさんは口を動かす。

「ゴール手前じゃなくて、500mくらい前から待ってようぜ。俺ら3人おるし、肩車でもして上から見下ろせば……ショッピ君見えるんやない?」
トントンさんにしては微妙な案だったものの、それが今は最適な気がしなくもない。

コネシマさんが同じこと言っても絶対やらへんけど。

「そうやな、じゃあ……森の中になるけどここでええかな」
コネシマさんが指をさしたところは……まぁちょうどいいかな、という森の中だった。

「ここに行くで」
3人とも同じ場所を指さすと、すぐに移動した。

しかし……
私が行った先にいたのは、大先生だった……

「何でエーミール!?」
「何で大先生!!?」
お互い驚いてその場に座り込んでしまった。

「ま、まぁええわ!!エーミール、今すぐ逃げ出すぞ!!」
大先生はそう言うと、何も説明せずに走り出した。

「な、なにが起きてるんや!?説明してくれよぉ!!」
私は大先生を引き留めた。

「そ、そうやな……今、ゴールの屋敷にはロボロが捕まってるんや。あいつ、俺たちを連れ去る気やぞ。俺も捕まるところやった」
もちろん、急にそんな話を言われても信じることなどできない。

「それホンマか?」
大先生の顔は真面目ではあったが……

「俺が嘘ついているように見えるか!?」
悪いが、私にはそう見える。

「とりあえずこんなところに残っててもろくな事起きへんで!逃げた方が得や。このゲーム、何かおかしいと思っとったんや」
しかし、その話が本当だとして、トントンさんとコネシマさんを置いていくわけにはいかない……

「ちょっと待ってくれ!!俺らだけ逃げるのは卑怯ちゃうか?」
私は大先生に提案した。

「できればやけど……全員を救いたいんや」
しかし大先生は言う。

「それができれば一番や。だけど、そのためには誰かを利用しなければいけない……わかるな?俺が逃げられたのもロボロのおかげや。誰かを犠牲にするなら、ショッピ君を犠牲にするしかない」
犠牲に……


~コネシマ
あれ……あいつらどこ行ったんや

地図上では、確かにさっき約束した場所にいた。
「おかしいなぁ……」


~エーミール
「今だって、誰が狙われてるか、分からないやろ?もしかしたら、別のやつが狙われているかも……一刻も早く、皆を探さないと」
私は言った。

「そうやけど、探してる間に俺たちが捕まったらどうすんねん」
その時は……

「自分が生き残ることを考えるんや。俺が狙われたら、大先生が1人で逃げればいい」
大先生はうなずくと、一直線に走り出した。

「とりあえずショッピ君探してゴールさせないようにしようぜ」
私は大先生に続いて走り始めた。


~トントン
……これは圧力か?

俺はとある考えを持っていた。
あのゲームマスター、なんかおかしいぞ。
俺たちをはめているかのような……

今3人がそろっていないのが一番の証拠じゃないか?

少しずれただけとしても、見えないほどの距離じゃないはずだ。
一人ひとり殺ってくつもりか……?


~ショッピ
『それでは、牛の方、スタートしてください』
ようやくか。

俺は放送を聞くと、勢いよく走り出した。

真ん中を突っ切っていく作戦だ。

「チッ、早速追ってきてやがる」
俺の目的は……


~コネシマ
「お~~い、エーミールゥ、トントーン、どこや??」
そのとき、後ろで風の音がした。

俺はすべてを察した。
これは……罠やな。


~トントン
俺は周りに警戒した。

きっと、誰かが狙ってくるに違いない。


~ゾム
ショッピ君が勢いよく走っていくのがよく見えた。

今やな。
俺はフードをかぶると、できるだけ周囲に溶け込んで、ばれないように近寄っていった。

しかし、ショッピ君はすでに気付いているようだ。
さっきよりも足が速くなっている。


~トントン
俺が後ろを振り向いた瞬間、さっきまで向いていた方向から風が吹いた。

……矢やな。

俺は悟ると、その場に倒れていった。


~エーミール
コネシマさんとトントンさん、平気だろうか、狙われていないだろうか。

私は心配していた。
嫌な予感がする。

「あ、ショッピ君や!!」
大先生は言った。

それを聞いた直後、ななめ後ろに気配を感じた。

あそこか……

意外と近いところをショッピ君は走り去っていった。

そして後ろをもう一人、走っていった。

「ゾムや!」
私たちは走り出した。

ゾムさんの手助けができるだろうか……

「ゾム――っ!!」
大先生はゾムさんを呼んだ。

しかし、止まることはない。
手伝えということなのか、頼りにしていないのか。

「ショッピ君を捕まえることが先や」
大先生はそう言うと、ゾムさんに伝えることを後にした。

「ゾム―、絶対捕まえろよなーー!!」
大先生はそれだけ言うと、その場に座り込んだ。

上手くいくとええな……



~シャオロン
俺はぴくとさんと2人箱の中で逃げ道を探していた。

しかし、その箱は頑丈で、中からあけられるようなものではない……

「そういえば、俺が狙われる前に、大先生がやられてたんですよね。どこ行ったんやろあいつ」
俺はふと思い出し、ぴくとさんに伝えた。

「僕たちが起きる前に一人で逃げ出したんじゃないすか…?クズだし」
はっきり言いよるな。まぁクズだけど。


~ロボロ
俺は大先生を恨んでいる。

俺を見捨てて逃げ出した大先生を……

あんなやつ、地獄に落ちてしまえ。

第7話 全員脱出? ( No.7 )
日時: 2019/03/01 22:47
名前: 新・ゆでたまご

~エーミール
「あいつなら何とか捕まえてくれるよな」
大先生はつぶやいた。
「ゴールさせちゃダメなんやろ?」
「そうや。そして早く帰らないと…」
私たちはゆっくり歩き、ゾムさんの後をついて行った。
「でも、ロボロさんはどうするんや…」
私は大先生に言った。
「……仕方ないやろ。あいつらより、自分の命や…とりあえずゾムとショッピ君とスタート地点まで戻る。話はそれからや」
大先生はうまくまとめると、走り出した。
「…助けるに決まってるやろ。それ以外に選択肢なんてあるわけがない」
私は自分に言い聞かせると、大先生の後を追った。


~ゾム
チッ、すばしっこいな。
俺は少しずつショッピ君との差を詰めていた。
俺が1番になるんや。


~ショッピ
クソッ、さすがにゾムさんは早いな…
そろそろ体力がなくなってきた……
「こんなところでくたばってたまるか……」
俺はふと地図を見た。
「…まだ半分か」
地獄のようだ。
今までと同じ距離、ゾムさんから逃げなきゃいけないのか……


~シャオロン
ん?
外で物音がする。
「なんか音してるよね」
ぴくとさんが確認する。
次の瞬間、少しだけ明るくなった。
そして……
「やめろ、離せ!!!」
「シッマ!!!」
「コネシマさん!?」
2人は同時に叫んだ。
その瞬間、俺はコネシマを掴んでる男を弾き飛ばした。
「くっ」
男は一歩下がるものの、まだシッマを離していない。
しかし、そのすきをつき、シッマは足を上にあげ、男の頭に思いっきり足をぶつけた。

「脱出していく――!!」
ナイスやシッマ!!
シッマに続いて俺とぴくとさんは逃げ出した。
「一気にスタートまで行くぞ!!」


~コネシマ
勇者みたいな気分やな。なぜか知らんけどシャオロンとぴくとさん救えたしw
「これで一件落ちゃ…」
胸に痛みを感じた。
俺はその場に倒れる。

「シッマ!!?」
シャオロンが止まってる。
「シャオ……逃げろ」
俺はかすり声で言うと、目をつぶった。
「…絶対助けに来るからな」
シャオロンはそう言うと、スタート位置に向かった。


~ぴくと
コネシマさん……
仕方ない…自分が生き残らないと。

俺はふと後ろを見た。
すると……

「ア、アベルくん…?」
コネシマさんの後ろに拳銃を持ったアベルくんが立っていた。
「ん?何やって?」
シャオロンさんは俺の向いている方向を向いた。
「…アベル」
見つかる前に俺たちは急いで走った。


~ロボロ
「あああああああぁぁ!!!あのやろぉぉぉぉ!!!!!鬱め…………許さねえ」
俺の怒りは絶頂に達していた。
そのとき、外から物音がした。
もしかしてこれは、誰かが入ってこようとしているのか…?
「…逃げるなら今しかない」
俺は身を屈めると、バレないように出口に近づいた。
「トントン…!?」
そこにいたのは、男に掴まれたトントンだった。
「一か八か……」
俺は意を決した。


~グルッペン
「なかなか来ないな…そろそろだと思うんだが」
オスマン先生は待ちくたびれて半分寝ている。
そのとき、人影が見えた。
正面から走ってくる、紫の男だ。あんな見た目は一人しかいない。
「おい、ショッピ君が来たぞ」
「よし行こう」
よく見ると、後ろからゾムも追っている。
「挟み撃ちや」


~ショッピ
クソ、挟み撃ちか……
こうなったら横に逃げるしかないな…
俺は方向を変え、右に直進した。
そしてすぐに曲がる。
真っ直ぐ行ったと思わせる作戦だ。


~オスマン
「あれ、もう行ったか…」
俺はショッピ君が入って行った道を見た。
どこにもショッピ君の姿は見えない。
「曲がったっぽいな」
後ろからグルッペンが言う。
「3人で手分けして見つけるか」

「見つけたで」
ん!?


~ゾム
ゾムは道に入って少し経ったところを曲がった。
すると、そこにしゃがんでいるショッピ君を見つけたのだ。

ニタァ

「ナイス!!」
『牛が捕まりました。記録は、7分35秒です。現在最下位です』
「クソ…」


~大先生
はぁはぁはぁ……
ショッピ君は捕まえられたようだ。
ゾムが移動する前に早く……

「ゾム!!!!!」
俺は大声で呼びかけた。
「大先生どうしたんや」
ゾムは移動する前に止まってくれた。

「早く…6人で逃げるぞ…」
一同は混乱していた。
「このゲームは狂ってる…ロボロやシャオちゃんが主催者に捕まってるはずや…」
この一言で、場の空気が変わった。
「それ、本当か?」
グルッペンが言った。
「ああ。目的は分からんが、捕まってるはずや」


~シャオロン
俺たちはとにかく早く走った。ど真ん中を突き進んだ。
ぴくとさんはもう走れないほど疲れている。
でも、走るしかなかった。

うん?あれは……
正面に人影が見えた。
それも、何人も……

「…グルッペンや!!ショッピ君やオスマンもおる!」
「鬱先生、エミさん、ゾムさんも…」
2人は言った。


~オスマン
「ん?あれシャオロンちゃうか?」
俺は後ろから走ってくる人影に注目した。
どうみてもシャオロンや。
そしてもう一人は…
「ぴくとさんも一緒やな」
ゾムが言った。
「シャオちゃん、無事やったんやな!!」
大先生はシャオロンの元へ走っていった。
しかし、途中で転んでシャオロンに踏まれてしまった。

「早く逃げよう!」
まず一言、シャオロンは言った。


~エーミール
「大先生が言ってることは本当なんか?」
半信半疑だった私はシャオロンさんに問いかけた。
「ああ。シッマがアベルに撃たれた。そしてそのすきに逃げてきたんや。アベルは敵。俺らもいずれ捕まえるつもりや。早く逃げるぞ!!」
コネシマさんが…?


~トントン
「やめろ、離せぇ!!」
俺は叫んだ。
この中には誰もいないのか。叫んでも無駄なのか…
俺は希望を失っていた。

しかし次の瞬間、俺を掴んでた男は後ろによろけた。
今や!!
俺はよくわからなかったが、手を緩めた男を肘で殴り、自由になった。
箱から出てきたのはロボロだった。

「早く逃げるぞ」
ロボロは勢いよく走り出した。
そのあとに続いて俺も走り出す。

「シッマ!?」
しかし、走っている途中、シッマが倒れているのが見えた。
俺はシッマを抱きかかえると、また走り出した。

うっ。

胸に痛みを感じる。

「トントン!!?」
ロボロが叫ぶ。


~ロボロ
トントンが止まっている。
俺はふとトントンの後ろを見た。
そこにいたのは……

アベルだった。

第8話 黒幕は…? (最終話) ( No.8 )
日時: 2019/03/23 10:45
名前: 新・ゆでたまご

~ロボロ~
嘘だろ、アベル……
アベルはナイフを持って、トントンの胸を刺していた。

「くっ、すまねえシッマ、トントン!!」
俺は2人の分も頑張って生き延びよう……

しばらく走り続けると、また森に入った……


~エーミール
私は鬱先生、グルッペンさん、ゾムさん、オスマンさん、ショッピさん、シャオさん、ぴくとさんと一緒に走り出した。

『ようやく、気づきましたか……』
主催者の声がした。
『しかし……無事にはにがしませんよ?』
私は一歩止まった。
「構わねえ、早く逃げるぞ!」
ゾムは止まることなく走り続けた。
みんなも後に続いた……


~ロボロ
とにかく最初まで戻るんや!!
みんなは気づいてるはずや。今の放送はそれを意味していたのだろう。
そして、俺はみんなよりも先についている必要がある……

大先生を殺すため……


~エーミール
『これにて、このゲームは終了です。まったくのデマだったことも合わせて伝えます』
やっぱりな…

『しかし、あなたたちの中にもう一人裏切り者がいます。アベルから逃れたからと言って、安全に逃げられるわけではありませんよ?それでは、健闘を祈っています』
裏切り者…?

流石にそれでは進むことはできない。
しかも、この中にいるということは、主催者本人は邪魔に入らないということだろうか。
つまり、敵はこの中にしかいない。止まってもよさそうだ。

「いったん止まって話し合おうぜ」
シャオさんが言った。
「そうやな」
「自分から裏切り者です、ってやつはいないと思うから…」
「みんなで出口まで行ったところで最低でも一人は死んでしまう」
「つまり、誰か一人を犠牲にしろってことやな」

そこで私は一つの案を出した。
「今ここにいるのが8人で……なら、4人ずつ2つに分かれませんか?」
そうすれば、そのうちの1人が裏切り者でも、他の2人は逃げることができて、他のメンバーに知らせることも出来る。それでも一人は犠牲になってしまうが……

「そうやな。1人の犠牲はしゃあない…」
大先生は言った。
「じゃ、どの4人に分かれるか…」
全員賛成のようで、分かれ方を決めた。

最終的に、オスマンさん、シャオさん、大先生、ショッピ君の4人と、グルッペンさん、ゾムさん、ぴくとさん、私の4人になった。

~シャオロン
もしかしたら俺たちの中に裏切り者がいるかもしれないのか……
死んでしまうかもしれない……
急に恐怖が襲ってきた。

「走るか?歩くか?」
オスマンが聞いてきた。
「走るか…」
大先生が小さな声で言った。
「この中に裏切り者がいないのなら、早めについた方がいいよな…」
そうして俺たちは小走りでゴールまで向かった。


~エーミール
大丈夫だろうか……
ゾムさんが裏切り者だったら…すぐに殺されてしまう……
恐怖だ……

「…急いで向かおう。大先生と話は合わせてある」
グルッペンさんは言った。
「そうか…じゃあ俺たちも急がないとな」
ゾムさんはそう言うと走り出した。
後に続いて3人も走り出す。

どうか、この中に裏切り者がいませんように……
私は心から祈った。


~シャオロン
長い…まだつかないのか……

裏切り者以外は同じ気持ちだろう。
早く安全な場所に行きたい……
安全な場所なんて、ないか……


~ロボロ
息が切れそうだ……
裏切り者だと?
しかし、俺の周りには誰もいない…俺は安全だ……
だから、あいつらに会う前に早く帰らないと……

大先生が犠牲になって他が助かれば、それが一番いいんだがな

あと1km……


~エーミール
さすがゾムさんやな、足が速すぎる。
「ゾムちょっと待ってくれ…」
グルッペンさんが言った。
「遅いっすよw」
ゾムは仕方なく止まるものの、今すぐ走り出したいようだ。

そのやる気怖いな……
ぴくとさんも同じ気持ちのようで立ちすくんでいる…

早くこの時間が終わってほしい。


~シャオロン
ん?
今ゾムの笑っている声が聞こえた。
つまり近くにいるのか…
あいつらも走っているんだな。

同じペースで走り続けよう。

「今の声はゾムさんか」
ショッピ君も気づいたらしい。
「このままのペースでよさそうやな」


~エーミール
そして時間が過ぎて……

マップを見ると、あと残り300mほどの場所へ……

さっきからお互いのチームで人数確認をしあっている。
まだ全員生きているようだ……

全員が合流してしまう…
でも、そろそろ動き出すだろう…全員になってしまっては動きにくいはずだ。

注意しないと……


~ロボロ
俺はスタート地点についた。
ここから家に帰ればいいのだが……
来る途中に声が聞こえた。そろそろここに来るはずだ。

大先生を殺して…みんなで逃げよう。
仲間を見捨てて逃げ出した大先生を絶対にユルサナイ。


~シャオロン
そろそろや……
森から出るとスタート地点が見えた……

そこにいたのはロボロだった。

「ロボロ!?」
「無事やったのか!!」
大先生はロボロに近づいて行った。
「よう逃げ出せたな!!」
大先生はロボロに抱きついた。

すると……

大先生の背中から血が流れ出た。

「よくも俺を裏切ったな?」
大先生はその場に倒れた。
ロボロの手には…血の付いたナイフがあった。

「ロボロが…?」
俺は驚いて後ろに下がった。

そして騒ぎに気付いたグルッペンがやってきた。

「おい、大先生どうした!?」


~エーミール
ロボロさんが来たようだ…しかし、様子がおかしい。

私は顔を出して見てみると、大先生がロボロさんの前に倒れていた……

「裏切り者はロボロさん?」
しかし、ロボロさんは動こうとしない。本当なら全員殺そうとするはずだ…
じゃあ違うのか?

その瞬間、銃声が聞こえた。

ふと反対側を見てみた……

そこには銃を構えているショッピ君と、その場に倒れているオスマンさんがいた。


~シャオロン
その瞬間、俺の心臓がさっきまでの2倍、3倍に鳴り始めた。
後ろで銃声がしたら誰だってこうなる。
俺は震えながらも後ろを向いた。

そこには、ショッピ君と倒れているオスマンがいた。

「ショッピ君!!?」
俺は驚いて尻もちをついた。
「さようなら。シャオさん」
ショッピ君は無慈悲にも俺に向かって銃を撃った。


~エーミール
シャオさん、オスマンさん…
目の前で2人が死んでいく……

私はどうすればいいんだ…


~ロボロ
大先生は殺せた…だけど……
トントン、シッマ、それからシャオロン、オスマンまでもが死んでしまった……
全員で脱出というのはもうできない…
ならば、俺が命を懸けて残りのみんなを救おう…!!

俺はナイフを持って走り出し、ショッピの心臓に刺した。

「クソォォッ!!!」
俺は叫んだ。
だが、ショッピには通用しなかった…

「黙ってくれませんかね」
そう言いながら……

~エーミール
ロボロさん……
やっぱりそうだ、裏切り者はショッピ君だ……
「早くショッピを止めようぜ」
「エミさんも来てくれ」
グルッペンさんとゾムさんに呼ばれ私は向かった。

「ぴくとさんは待機しててくれ」
「わかりました……」
「よし、行くぞ」
「おお」
ゾムさんが先頭に立ってショッピ君めがけてキックを放った。

しかし、それはショッピ君にあたらなかった。

すぐさま後ろからグルッペンさんが銃を構えて、撃った。
「チッ」
ショッピ君は腕を負傷した。

「今や!!」
そこを狙ってゾムさんが殴りかかったものの……

「クソッ」
ショッピ君が手にしたナイフによって腕を負傷してしまった。

私は、どうすればいいんだ……
何もできない………
「エミさん!!」
グルッペンさんに呼ばれた。
「俺とゾムさんが同時にショッピ君を攻撃するから、その隙にぴくとさんと一緒に逃げてくれ…」
……
「できません」
私は言った。
「隙を見つけて、私がショッピ君を止めます」
「無理だ。早く逃げてくれ」
「見捨てられません」
「はぁ……ありがとな」
グルッペンさんはそう言うと、ゾムさんの元へ向かった。
私が3人を救って4人で脱出しないと……

私は歩き出した。


ガタッ

「いたっ!!」
ここは……部屋?

「エーミールゥゥ!!!」
外から声がする。
窓の外を見てみると、そこにはコネシマさんがいた。
「夢か……?」
私は急いでコネシマさんの元へ。

ん?なんか妙だな……
いつもは騒がしいこの街だが、今日はやけに声が少ない……

「大変なことになったで…」
コネシマさんはそう言った。

「お前、俺たちの夢見たやろ?」
「え、コネシマさんも?」
「やっぱりか……」
小さな声でつぶやいた。

「で、誰が出てこなかった?」
「どういう…ことや?」
「俺の夢ではオスマンがいなかった……」
私は察した。
「ひとらんさんがいなかった……」
「それや!!」
まさか……

「シャオロンも同じような夢を見て、ショッピ君がいなかったって、残ってる人を探しに来てな、気づいたんだ。夢の中には我々だメンバーしか出てこおへんかったやろ?」
何人かいたが、今はいいだろう……
「夢に出てきた奴しか残ってないんちゃうか?」
そんなことがあるわけ……
と思ったが……

ふとテレビを見に家に帰ると、どの番組も放送していなかった……

「…そうみたいやな」
「シッマァァ!!」
シャオロンさんだ。

「大先生が、寝てた……」
「今度はあいつか、よし見守るぞ」






世界の主役は我々だシリーズ第3弾が終わりました。
5で終わると思います!

まさかの執筆中に新メンバーチーノ君……
どういう風に入れようか悩むなぁww

とりあえず、4では、まだチーノ君は入れないでおこうと思います。


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