二次創作小説(新・総合)

すばらしきスマブラの日常(笑) ( No.18 )
日時: 2016/06/26 18:03
名前: トクマ

 久々に更新する感じだな……最後行きまぁす!!


サムス「シュルク、気のせいか? プニらせて下さいという戯れ言が聴こえたんだが?」
シュルク「サムスさんこそ、モフラせなさいというおもしろい冗談が聴こえましたよ?」

サムス&シュルク「…………………」

サムス「おっと手が滑った!!」
シュルク「穏やかじゃないですねサムスさん!!」

 いきなりサムスがパラライザーを射つもシュルクは未来視で回避、すぐさまモナドアーツを発動させて戦い始めた。いきなりの事で呆然としていたトクマも動こうとしたら顔の右すれすれにパラライザーの流れ弾が壁に突き刺さった。

サムス「くっ……予想以上に厄介だなモナドアーツ」
シュルク「もらった!!」

 トクマが青ざめている間に戦いはシュルクに軍配があがり、剣をサムスに向けて動きを牽制している。

シュルク「ボクの勝ちです。大人しく退いて下さい」
サムス「ここまでか……目の前にあるというのに……」

 シュルクの言葉にサムスは諦めたのか目を閉じる。その際に一部分だが記憶が流れ始める。

 賑やかな人だかり、喜びから笑う子ども、何か熱いものを見つけたのか目を輝かせる老若男女、そして、【アイ・ラブ・モフモフ】のハチマキをつけて背中に【動物モフモフ促進運動】と書かれた旗を背負ったサムスがいた。

ト熊「ちょっと待て! なんだこのツッコミ所しかない回想!? 動物モフモフ促進運動ってなに!? そんな運動を街中でやってたのかサムス!!」

サムス「運命は……変えられないのか」

 トクマの声を無視して(こんな場面で見たくなかった)弱音を吐くサムス。瞬間、シュルクの上から何かが落ちてきた。未来視で見たのかそれとも寸前で気付いたのかシュルクは後ろに退く事で避け、落ちてきたモノを確認する。

 それは深い青色の長髪にマルスに似た服装で貴族のようなオーラを纏い、まだ幼さが残るも凜っ! とした雰囲気を放つ女性――ルキナがいた。そしてルキナはサムスを鼓舞するかの様に透き通った声を響かせながらシュルクに向かって右手に掴んでいるモノ――








































ルキナ「運命は……変えられます!!」

 ――ぐったりと死んだかの様に気絶しているルフレ兎を高々と挙げた。

ト熊「ルフレェェェェェ!!」

 【悲報】マック、当麻に続いて第三の犠牲者であるルフレが出てきてしまった。

 そんな文字が浮かび上がりそうな状態のルフレを見てトクマは思わず大声をあげてしまった。


 続きます。コメントまだ。

リアル動物ごっこ(笑) ( No.19 )
日時: 2016/06/26 18:07
名前: トクマ

ルキナ「え……えっ!? こ、こここここここここここの兎はルルルル、ルルルフレさんなんですか!?」
ト熊「今ごろ!?」

 掴んだ兎がルフレだと気付いたルキナは下手すれば某無人島で銛をついて生活する芸人にもひけを取らない勇ましい態度から180°変わって赤面して慌て始める。その様子に本来なら暖かい目で見るのだがトクマは今気付いた事実に驚くだけだった。

 なお、ルフレ兎は未だにルキナの右手に離さんばかりの握力で掴まれている。

ルキナ「し、仕様がないじゃないですか! 目の前を兎が横ぎったらモフるしかないですよ!!」
ト熊「あるよ! モフる以外の選択肢は那由多にあるよ!! てか、何でモフる一択なんだよ!」
ルキナ「そ、それには深い事情があって……」

 ルキナの言い分にトクマはツッコミをいれるが急に暗い表情になったルキナに黙る。サムスとシュルクも黙ってその様子を伺い、そしてルキナの口がひらいた。

ルキナ「その、サムスさんと一緒にモフモフしてる内に目の前を動物が横ぎったらその動物をモフらずにはいられないんですよ!!」
ト熊「どんな本能!? 欲望一直線じゃねぇかイーリス王女!!」
ルキナ「だから、こうやって我慢してる事も辛いんですよ……ッ!!」
ト熊「あれ!? もしかしてオレピンチ!? 欲望一直線なんて言ってゴメン! 耐えて! 耐えてルキナ!!」

 理由が思った以上に野生動物並だった。しかし、それを辛そうに耐えているルキナに対して自制心を崩さぬように必死にトクマは応援する。ルキナの自制心が崩れば自分は未だに死んだように気絶しているルフレ兎の後を追ってしまう事を想像してしまい、恐怖に身体を震わせる。

サムス&シュルク「なん……だと……」
サムス「私達でさえできなかった我慢を……しているだと!?」
シュルク「これはとんでもないルーキーだ……サムスさん。貴女は凄まじい人物を見つけてきましたね」
サムス「あぁ、私も驚いている」
ト熊「テメェらは今すぐ我慢の意味を辞書で調べてこい! 赤線引け! マーカーでチェックして覚えろ!!」

 サムスとシュルクの言葉にトクマはツッコミをいれてしまったが、彼と同じ立場なら責める事はできない。私も同じ立場なら言わざる得ないだろう。

サムス「どうするシュルク? 諦めて自室にこもってカービィをプニっておくか?」

「その必要はない」

 サムスの一言にどこからか声がした。すると天井から何かが空中で回転しながら落ちてきた……最近のスマブラメンバーの間では上から登場が流行っているのだろうかとトクマが思ったのは余談である。

 そう思ってる内に現れたのは長く伸びた前髪と二房の三つ編みをした金髪、頬に付いた傷跡が外見的な特徴の少女。細身ながら鍛え上げられた肉体を持ち、帽子とハイレグタイプのレオタードを着用している。そして懐には――

















































キャミイ「何故なら、私が来たからだ」

 ――白目を向いて気絶している吉備津狸が抱えられていた。

ト熊「吉備津彦ぉぉぉぉぉぉぉ!!」

 トクマは叫ばずにはいられなかった。

キャミイ「シュルク、ピンチの時は呼べとあれ程言ったはずだ。お前は私にプニプニという未知であり至高とも言える癒しを教えてくれた。そんなお前を諦めさせる訳にはいかない」
シュルク「キャミイさん……」
キャミイ「あの日々を思い出してくれ」

 キャミイの言葉とともにシュルクの脳裏を過るのはとある光景。どこか寂しそうなキャミイをシュルクはプニプニを勧めた。元々猫が好きだったキャミイがシュルクとのプニプニ好きという同士を得るのに時間はかからなかった。

 そこからは早かった。より多くのプニプニを得る為に行動し、最も効力を発揮できる保湿クリームの研究、猫がたくさんいる場所への調査、そして初めて二人で協力して書き上げ、喜びを分かち合ったエッセイ本の完成等々。

ト熊「……この回想いるのか?」

 呆れながらもトクマは呟くがシュルクとキャミイはすでに独特としか言えない世界へ入ってしまったので聞こえるハズがなかった。もちろん、その呟きを答える人もこの場にはいない。

サムス「じゃあ、お前を完全敗北させて気持ちよくシロクマをモフろうかなぁ!!」
シュルク「こっちだって、あなたを敗北させてシロクマの肉球を枕にして眠るという野望を叶えてみせる!!」
ト熊「野望ショボ!!」
ルキナ「未来を変えてみせる!!」
キャミイ「ミッションスタート!!」

 トクマの声を無視してサムスとシュルクは食堂を出て乱闘場に向かう。その二人を追ってルキナとキャミイも食堂を出る。なお、ルフレと吉備津彦は手放す事なくそのまま連れていかれた。

 次でラスト! 感想はまだ。

リアル動物ごっこ(笑) ( No.20 )
日時: 2016/06/26 18:12
名前: トクマ

 これでラストだ! グォレンダァ!!

ト熊「……嵐のように去っていったな」

 何時もより濃いサムスとシュルク、ルキナとキャミイに疲れからしばらく放心するトクマ。するとリュウとケン、ザンギエフの三人が食堂に入ってきた。

リュウ「む、熊……いや、トクマか」
ケン「本当に熊になってるな。驚いたぜ」
ザンギエフ「オレの母国であるロシアにも熊がいたがここまで大きいのは初めて見たな……ん? 何か疲れていないか?」

 クマの姿のトクマに驚く三人だが、襲いかかったりしない様子を見せないどころかザンギエフが疲れている事に気付いて心配した事に内心感動しそうになったがトクマは何とか耐える。

ト熊「ま、まぁ……少し……」
ザンギエフ「本場のボルシチをご馳走してやろう。少し待っていてくれ」
ト熊「ありがとうございます」

 そう言ってボルシチを作る為にキッチンに入るザンギエフを見送り、やっと落ち着く事ができる事に泣きそうになるが不意に後ろに視線を感じて振り向く。

 後にトクマは思う。『あの時振り向かなかったらキレイに終われたのに』と。

アイク「……………」
ト熊「アイク?」

 振り向くと全体が激しい戦闘でもしたのか全体がボロボロで目を丸くして驚愕するアイクがいた。

 ……いつもは無表情のアイクにしては珍しい表情だなとトクマは思った。

 そして何故か自分の背中の冷や汗が川のごとく流れ始めた。そう思っていたらアイクが無言で両手剣――ラグネルを手にとってジリジリと近付いて来る。

ト熊「え? ちょ、おま、何でラグネルを構えてるんだよ? おい、反応してくれ。おい! 頼むから無言で近付いて……」












































アイク「NiiiiiiiiKuuuuuuuuuuuuuu!!」
ト熊「バーサーカァァァァァ!?」

 すいません。どうやらあまりの空腹にアイクが目の前のクマになったトクマを獲物と認識して狂化状態で襲いかかって来たんですが……迫力が増して動けないトクマをアイクがラグネルを振り上げる。

リュウ「波動拳!!」
ケン「おらぁ!!」
アイク「Meat!!」

 普通じゃないと判断したリュウとケンはアイクの攻撃を波動拳で妨害し、後ろに飛ばして構える。

リュウ「大丈夫か!」
ト熊「リュウさん! ケンさん!」
ケン「ここはオレとリュウが足止めするから早く逃げろ!」
ト熊「ありがとうございます!」

 リュウとケンがアイクと戦っている間に少しでも逃げようとトクマは食堂の出入りに走り出す。出る際にザンギエフのボルシチを食べてない事を思い出し、それでも涙を飲んで一秒でも遠くに逃げる為に走った。

ザンギエフ「ん? どうした?」
ケン「ザンギエフ、お前もアイクの説得を手伝ってくれ! トクマが喰われる!」
ザンギエフ「何があった!? えぇい! 後で話してもらうぞ!!」
リュウ「さぁ、闘おう。闘いの先に答えがある」
アイク「KUMANIKUuuuuuuuuuuuuuu!!」

 何か騒がしい事に気付いたザンギエフ(フリフリエプロンドレス着衣)が顔を出すとケンが助けを求め、ただ事じゃないと判断したザンギエフがエプロンを脱いで二人の横に並び、アイクの雄叫びをゴングに戦いが始まった。

 ……とりあえずアイクは狂化しても肉に反応するようだ。




        ―\ハドーケンッ!!/―





スカーレット「今日はありがとう。お婆様も喜んでくれた」
サンドリヨン「礼を言うのは私の方です。久しぶりにお姉様達にお会いできたのですから」

 自分達の世界から館に帰る途中であるサンドリヨンとスカーレットは機嫌良く話していた。ジャムを届けに来た二人が訪ねるとサンドリヨンが世話になっていた傭兵部隊“灰かぶり”の隊長格二人に出会った。最近、会わなかった事もあってまるで家族のように話して至福ともいえる時間を味わう事ができたのだ。

 すると今度は楽しかった表情が暗くなる。それを見てスカーレットもさっきとは似つかない無表情になった。

スカーレット「……あの言葉が気になるの?」
サンドリヨン「えぇ……」

 スカーレットの質問にサンドリヨンは肯定する。言葉というのは二人がお婆様と隊長格二人に別れを言う際にお婆様がマスターハンドに伝えてくれと言った言葉である。

 ――『近々、何やら良からぬ事が起ころうとしてるみたいだよ。アタシャそういうのは信じたくないけど長年の勘は黙っててくれないんだよねぇ……気を引き締めておきな』

 疑いたくはないが、自分達が尊敬し、畏敬し、敬愛する人物の言葉に身体が無意識の内に強張っていた事に今更ながら気付いた。少し落ち着こうと目線をずらすとそこには――

ト熊「……ZZZ……ZZZ……」
サンドリヨン「……」
スカーレット「……」

 ――仰向けで木に寄りかかって眠っているシロクマ姿のトクマがいた。どうやら、これまであった騒動も重なって走り疲れて眠っているようだ。二人は予想外の事に少し固まっていたがしばらくしてゆっくりとトクマに近付く。

サンドリヨン「熊? しかし白熊は寒い地域にいるのになぜ?」
スカーレット「そういえばピーチからメンバーの数人がマスターハンドのクッキーで動物になったと連絡があった」

 サンドリヨンが疑問に思っているとスカーレットが自信の連絡機器にメッセージが来ていた事を思い出す。しばらく何かを考える二人だったが、静かにゆっくりと眠っているシロクマの肉球と体毛に触れる。

サンドリヨン「意外にフワフワですね」
スカーレット「肉球も柔らかい」

 ……ここにサムスとシュルクがいたら、同士が増えたと喜ぶか悔しさのあまり涙を流すかの二択だがどちらもありえそうでわからない。

スカーレット「ちょうどいい。ここで休憩しよう」
サンドリヨン「え? 良いのでしょうか?」
スカーレット「大丈夫だ。白熊になっているとはいえ、中身は私達と同じメンバーだから襲いかかったりしないだろう」
サンドリヨン「では、失礼します」

 そう言ってサンドリヨンはトクマにもたれかかり、スカーレットは手のひらの肉球を枕がわりにして寝転がる。歩き疲れたのか、二人が寝息をするのに時間はかからなかったそうだ。

 どうやら悔しさのあまり涙を流す選択のようだ。

 なお、動物化が解けて元の姿に戻ったトクマは二人の女性から照れ隠しのボディブローをもらったのは余談である。

 そして、どこからかサンドリヨンとスカーレットの二人が自分達の夢を叶えた事に泣いたサムスとシュルクがトクマにマスターハンドが作ったABCを食べさせようと行動し、モフプニの二人の魔の手から必死に逃げるトクマがしばらく確認された事も余談である。


 これで終わり!! 次からオマケありますが感想やコメントOKです!!