二次創作小説(新・総合)

覚醒・ドルピック島編【序章】 ( No.29 )
日時: 2016/08/15 00:47
名前: トクマ

 画面の前の皆様に聞きたい……深夜投降はアウト? セーフ?

全員「アウトだよ」

 遅れてすいませんでしたぁぁぁ!! すぐに投稿しまぁすぅぅ!!


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 ――夏。それは最も生き物がより活発になる時期の一つである。一週間程しか生きられないセミは己の存在を証明するかのように大音量で鳴り響き、わんぱくな少年少女は外に出て近所の公園や山へと冒険に出かけ、海やプールといった涼しい所は人で溢れている。

 ……失礼、何が言いたいかというと――

トクマ「……暑い……」

 ――トクマがいるスマブラの世界でも夏真っ盛りである。お盆で乱闘が休みである今日は自室に来た当麻、ルフレ、マック、ピーターの四人と一緒に暇を潰す為にゲームをするつもりだったが暑さで全員がダウン。元の世界から持ってきた扇風機で少しでも涼もうとするが人数が多いためあまり効果がない。

 本来なら各部屋に取り付けられてるエアコンがあるのだが……――

当麻「まさか館内のエアコン八割が故障するなんて……不幸だ……」

 ――上条当麻の不幸にやられたのだった……最初はリモコンの電池がきれたのだと思われたのだが交換しても反応なし。業者に頼もうにも修理依頼が多く、修理に来るのは二週間後になるらしい。まさにその間はエアコンが使えないこともあって地獄という言葉が当てはまっていた。

マック「ピーター、なに読んでるんだ?」

 ソファに寝転がっていたマックがピーターの手に今月号である雑誌――月刊スマッシュを見ている事に気付いて声をかける。

ピーター「ドルピック特集だってよ」
当麻「ドルピック? オリンピックの亜種か?」
ピーター「ちげぇよ。マリオの旦那から聞いたけど南国の島らしいぜ」
トクマ&当麻「南国の島!?」
ルフレ&マック「ドルピック島?」

 ピーターの言葉に反応した四人は暑さでダウンしていた事を忘れたかのようにピーターが読んでいる雑誌が見える位置に素早く移動する。

当麻「……流石はリゾート地だな。見所がたくさんあって、中でもビアンコヒルズの風車が観たいな」
トクマ「マンマビーチとピンナパーク。砂山の芽やヒマワリとかすげェ気になる」
ルフレ「俺はマーレのいりえだな。この中で一番涼しそうな上に幻想的な風景が見られるから一石二鳥だ」
マック「モンテのむらにある巨大ヤシを見ながら温泉に入ってみてぇ」
ピーター「リコハーバーのイカサーフィン一択だろ!!」

 雑誌にある観光名所を見た五人は自分が行きたい所や魅力的な部分を説明しあい、盛り上がっていく。しかし、不意に当麻がため息を吐く。

当麻「……そういや、海に行ってないな」
トクマ「あぁ……オレもだ」
ルフレ「ん? 海行った事ないのか?」

 意外にも五人の中で海によく行きそうな二人の言葉にルフレは驚く様子を見せる。

当麻「学生都市だから海に行くのに外出届や必要な書類を書かないと行けないし、行けたとしても上条さんの不幸体質がまともに海を楽しませてくれないんだよ……」
トクマ「高校入学以降、海に行ってないな……」
マック「アメリカにも海はあるけどここまでキレイじゃねぇ」
ピーター「泳ぐより空を飛ぶ方が涼しい」
ルフレ「俺はまぁ……諸事情があって海に行く事はあったけど楽しむ事はできなかったな」
五人「……………………………」

 まともに海へ行ったことがないという役に立たなそうな共通点を見つけてしまい、暑いはずなのに何故か寒く感じてしまった五人であった。

ルフレ「……マリオさんに頼んで俺達だけでもここから近い海に行く予定でもたてるか」
ルフレを除く四人「異議なし」

 ルフレの一言で全員が賛成し、いざ頼みにいこうとしたら部屋にノックが響いた。入ってきたのはマリオとリンクの二人だった。

ルフレ「マリオさん、少しお願いがあるのですが……」
マリオ「待て待て、お前達に報告があるんだ」
マック「……報告?」

 マリオの報告に首をかしげ、五人は耳を傾ける。

リンク「実はな、スマブラメンバー全員でドルピック島に行く事になったんだ」
全員「……え……えぇぇ!?」









































トレ子「なんだってぇぇぇぇぇぇ!!」(ソファぶち抜き登場)

全員「ギャァァァァァァァァァァァァァァ!?」

 トレ子、ソファの中からダイナミック登場。すいません。トクマの自室にあるマックが寝転がっていたソファからトレ子が文字通りソファのシート部分をぶち破って出てきたんですが……まさかの出来事にマリオとリンク含む七人が台所で黒い流星と呼ばれ、某マンガでは火星でじょうじ言う人型に進化した虫を見たリアクションを取ってしまった。

マック「ト、トレ子さん!?」
トクマ「テメェ、いつからソファの中にいた!!」
トレ子「『ソファにダーイブ!!』の辺りですかね?」
トクマ「誰も言ってねぇよ!!」
ルフレ「セリフ捏造するな!!」
ピーター「やべぇwww天井から出てくんのかなと思ったらwwwまさかのソファからかよwww」
トレ子「おっと、こんなことしてる場合じゃない……他の皆さんにも知らせて水着やその他諸々買ってきます!! それでは!」

 色々と喋ったトレ子は窓から飛び降りていった。まるで嵐が去ったかのような静けさになり、後に残ったのは呆然とする数名と笑い転げるピーター、シート部分がぶち抜かれたソファだった。

ルフレ「し、しかし急にどうしたんですか?」
マリオ「今年の夏に新しく入るメンバーとの交流を含めた旅行でドルピック島に行く事になったんだ。無論、お前達の歓迎会も含めてな」
ピーター「新メンバーって事はあのオヤジもいるのかよ……」

 ルフレが戸惑いながら質問するとマリオは笑いながら答え、ピーターは何やらげんなりとした表情を見せる。その中でトクマはマリオが手に持っている雑誌を見つけた。

 ――“あれは……オレ達と同じ今月号のスマッシュ……もしかしてマリオさん達はオレ等の為に……?”

 そう、自分達がさっきまで読んでいた雑誌と同じモノを持っていた。よく考えればこんな都合のいい展開は起こらない……恐らくだがエアコンが故障して困っていたファイター達を見てこんな事を言ったのかもしれない。そう思ったトクマの胸の中には嬉しさが溢れていた。

ルフレ「南国の島とはすごいな」
トクマ「まったくだ……ん?」

 ルフレの言葉に機嫌良く返すトクマ。しかし、あまり力を入れていなかったのかページがめくれてとあるページが現れる。そのページは念入りにマーカーでチェックやふせんが沢山貼られていた。

 そう、そのページを見なかったら良い話で終わっていたのだろう。
























【異世界の日本にある沖縄の宮古島から推薦! エンドレス!? 泡盛一気飲み文化『オトーリ』!!】

 ――“オトーリ!?”

 謎の言葉にトクマと偶然見てしまったルフレは不気味なモノを見たような表情になり、大きく【酒】と一文字で力強く書かれた巨大なかめの前で口を開けたシーサーのマスクを着けた男性が周りにいる男達に酒を浴びるように与えている光景を想像してしまった。

 ――“オレ達一体……どうなるんだ!?”

 先の見えない不安がトクマとルフレに襲い掛かった。

覚醒・ドルピック島編【序章】 ( No.30 )
日時: 2016/08/15 00:53
名前: トクマ


 【ちょっとした出来事】
トレ子「トクマさん。さっきはソファをぶち抜いてしまってすいませんでした。無印○品で人をダメにするソファを買ってきたのでこれを弁償代の代わりにあげますね」
トクマ「そう思うなら最初からするなよ」


   ――――――――――――――――――――


 マリオとリンクの二人からドルピック島に行く日にちを聞いた五人は準備に取りかかった。途中、ピーターはネスとブラピに呼ばれて別れて四人となって足りないものはないか話し合っていた。

当麻「そんな少ない量で大丈夫かマック? 3泊4日だぞ?」
マック「最低限の量で充分だろ。逆に多く持っていったらかさばるしな」

 マックは答えるが当麻の質問におかしな所はない。何故ならこの場にいる四人はキャリーバックや大きめのバッグに対してマックは中型のバッグだった。

トクマ「そういや、とある英雄も言っていたな。『ちょっとのお金と明日のパンツが あれば大丈夫』って」
ルフレ「それはどこの仮面ライダーだ」
トクマ「つか、お前らに聞きたい事があるんだけどよ……」

 ルフレの軽口にトクマは気にせず、気になったことを口にした。その言葉に他の三人は聞き耳を揃えると――

トクマ「お前らって――



























             ――ホモ?」

トクマ除く三人「んなわけねぇだろ!!」

 ――とんでもない事を口にした。

マック「唐突にも程があるだろ!」
当麻「いきなり変な質問するなよ!」
ルフレ「何をどうしたらそんな結論になったんだ!」

 まさかの言葉に三人が食ってかかる様にトクマに言い寄る。その様子を見て、トクマは十人中十人が「ゲスい」と答えそうな笑顔で笑う。

トクマ「そうか……つまり“好きな人”がいるのか」

 ――“あ、罠だったコレ”

 気付くのが遅かった三人はトクマの企みに気付いて冷や汗をかく、仮にここで好きな人がいないと答えれば何をしでかすかわからない事と内心こんな考えを実行したトクマに呆れる三人であった。

当麻「とは言っても、俺には好きな人なんていないからいるとしたらマックとルフレになるぞ」
マック「当麻のバカの言う通りだな」
ルフレ「あぁ、当麻のバカの言葉通りだな」
トクマ「当麻はバカだな」
当麻「さも当然かのように上条さんをディスらないでくれませんかね!!」

 当麻は反論するがあまり効果はないだろう。何故なら、少なくとも一人だけ上条当麻を異性として意識してる人物を知っているのだ。報われないビリビリと呼ばれた少女に内心合掌するのであった。

トクマ「で、二人とも。せっかくやって来た南国で告白できる機会だ……どうする?」
マック「どうするって……オレは……」
ルフレ「……た」
マック「……ん?」

 トクマが気を取り直してマックとルフレに質問するとマックは呆れた表情で頭をかくが、その隣にいたルフレが何か呟いた事に気付く。

ルフレ「俺はこの旅行で……告白する!」
マック「えぇ!?」
当麻「まじかっ!?」

 ルフレの告白宣言に驚く二人を気にせず、ルフレは理由を話始める。

ルフレ「俺、考えてたんだ……ルキナとは運命を変える為に戦い続けた……嬉しい時も、苦しい時も、悲しい時も一緒に剣を振るい、立ち向かって行った。そして……とある事情で離ればなれになる時にあいつが……ルキナが涙を流しながら言ってくれたんだ……その時にやっとわかったんだ……『俺はルキナが好きなんだ』って……そしてまた会う事が出来たんだ……」

 真剣に話すルフレを呆然とした表情で見続けるマックと当麻、そして物憂げな表情で遠い記憶を思い出してるような表情を見せるトクマ。しばらく沈黙し、トクマはルフレに声をかけた。

トクマ「……応援するからよ……頑張れよ」
ルフレ「……あぁ……」



 ―― 各々の想いを抱き、日が明け、空を照らし、

  南国での騒動への序章が終わりを告げた。


 序章なのでここまでです。感想OKです。