SS小説(ショートストーリー) 大会【平日イベント】

縛り付けるモノ。 ( No.70 )

日時: 2017/03/04 15:13
名前: 雪花(せっか)



貴方のために、言ってるのよ。
貴方が幸せになれるように。


そういうあの人は、いつも幸せじゃ無さそうだ。
幸せになる方法なんて知らないでしょう?
私のため?
まさか。
貴方のためよ。
私がどう生きるかは、私が決めるんだから。
気づいているのだろう。
私に貴方の望む生き方をさせたいだけだって。
ねえ。
貴方の言うことなんて聞かなくても、私が幸せになれるんだって。
貴方が愛だと思っているもの。
それが、私を縛るためのものだって。

でもね。
私は縛られない。
私の信じるものを信じる。
嫌うのならば、嫌えばいい。
ただね。
貴方が自分を苦しめるだけだから。
私の命は、私のものよ。
貴方も、そうでしょう?
「誰かのため」って言い訳に隠れた
「自分のため」を探してみれば
貴方が貴方の思うような
「いい人」じゃないって、
わかるはず。
それで良いじゃない。
私は、貴方は、何時だって自由なのよ。

泣き崩れた貴方は
立ち上がれるかしら。



さあ、これからどうする。

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