SS小説(ショートストーリー) 大会【平日イベント】

生きる意味 ( No.79 )

日時: 2017/04/26 20:56
名前: もーも


「お前はなぜ、生きているの?なぜ、生まれてきたの?」

僕は、学校の階段の踊り場で、問われる。

何で、こんな場所で・・というのは、聞かない。

「ねぇ・・・何で?」

もう一人、違う人にそう、問われる。

そんなの、分かるはずが無い。分かりたくもない。

だって、それが分かってしまったら、僕は・・・・

「答えられないの?」

また、違う人にそう問われる。


「・・・うん。」

僕は、そう言う。

「はぁーー・・、ほんと、アンタって、


馬鹿でゴミで、生きる意味の無い、クズ野朗だよねー?」

・・・・黙れ。

「いっつもいっつも、つまんなそーな顔してさー」

黙れ。

「友達とか居ないわけ?・・・あ、ごめんね。君ってゴミだから、人間とは

友達になれないのかー!あっはははは!」

黙れ。黙れ。黙れ。

「本当に、何でアンタ生きてるわけ?生きている意味が無いなら・・・


さっさと、死んじゃえば?」


「黙れ!!!」


ードンッー


「なっ・・・・アンタ、何して・・!!」

「きゃ、きゃぁぁぁぁぁ!だ、誰か!先生!!」


・・・・・今、僕は、何を、した?


「え?」


僕は、気が付けば三人の中の一人を階段から突き落としていた。

あまりにも耳に入っていた話が、不快すぎて、自分を制御しきれなかった。

僕は、最低だ。何で、生きてるんだろ?


・・・あぁ、答えを見つけた。

僕が、生きる意味を。







僕に生きる意味は・・・・・無い。

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