SS小説(ショートストーリー) 大会【平日イベント】

腐死人ごっこ 短編 ( No.30 )

日時: 2018/05/02 23:15
名前: たぐばぁ&ぐちたろう
参照: http://taguba to guchitarou shousetsu tanpen

腐死人ごっこ 短編
天界の学校鬼ごっこ

今回の鬼ごっこルール!
1、鬼側と人側に分かれて鬼ごっこ
2、鬼は人とバトルして勝ったら捕まえられる。人は勝つか戦い途中で逃げられればセーフ
3、神器・家宝・魔法の使用はOK

今回の鬼ごっこは人側か。まぁ、私(ウルヴァン)は守護神だし、捕まえるより逃げた方が勝てるな。
今回の鬼で気を付けなきゃいけないのはブレイクだな。私の幼なじみ。破壊神で攻撃力が高いから負けやすい。
今回の鬼ごっこは3時間。今は2時間目に突入。逃げてる人はもう少ないだろう。
私は校舎の影に隠れて移動している。伊達に狼の神ではない。バレない。
残り10分。
そろそろバレるな。実際にさっきから影を探せ!ってブレイクが叫んでるのが聞こえる。
ブレイクに勝負仕掛けに行くか!
私はブレイクの前に飛び出した!
「出たな!ウルヴァン!ふたりで正々堂々勝負だ!」
「望むところ!私に勝ってみそ!」
ブレイクが大太刀をブンブン振りながら叫んだ!私は冷静に答えた。
私は神器“ウルヴァン・シールド”を取り出して構えた。
私の楯は2つセットだ。大きい楯だから攻撃のできる隙間はない!
ブレイクは大太刀をブンッとひとふりした。私は楯で受け止めようとしたが弾かれて楯を1つ飛ばされてしまった。
(クソっ!)私は心の中で舌打ちした。
「守護神の結界!」私は結界を発動させた。
結界の外と内側の壁で真っ二つに割ることがたまにできる。結界は守るだけではない。頭を使えば攻撃にも転用できる。
ブレイクはサッと飛び退いて結界を避けた。
「破壊の心得!」ブレイクは叫び、力を大太刀に込め、ぶっぱなす!
パキキキキ!!!
結界が破壊され、その勢いを使ってブレイクはウルヴァンの体を切り裂いた!
よし!勝った!とブレイクが思った瞬間、利き手の右手の感覚がなくなった。
右手を見ると、肘から先が無くなっている。
今回の鬼ごっこのルール的に再生は行われないが、血は出ないようになっている。
だから、今回のこの怪我はさしてグロくはなかった。
(さっき切ったヤツは分身か。やるな)ブレイクはニヤッと笑みがこぼれた。
(オレを切った本体は真後ろにいる。オレの方が素早さは高い!時間的に分身は作れない!鬼ごっこ終了時間的にキメに懸かってくるだろう)
ブレイクは振り向きざま横に大太刀を振った。確実に切った感触が伝わってきた。
「うおっしゃー!鬼の勝ちだぜぇー!!」
ザク!
喜んだブレイクの体が上半身と下半身に分かれた。
けっこう重度の怪我だったからすぐに再生はされたが。
「今回の鬼ごっこの勝者は…人側だ!おめでとう!」
先生の終了の合図で鬼ごっこは終了した。

「なんで2回目でオレが先に切ったのに生きてたんだ?」ブレイクが質問してきた。
馬鹿なブレイクでもわかるように丁寧に説明した。
私の楯は形状変化できる。あの楯は水属性だから水に変化する。
まず、楯で1体分身を作る。
1回目に切られたときは楯を身代わりにしたのだ。
その楯が壊れた瞬間にとりあえず家宝の“水狼の牙”で右腕を落とした。
そしてもう一度破壊された楯の水で横殴りに切られる瞬間に分身を作った。
分身を切った時に切った感触がしたのは、私の避けられなかった左手を切った感触だったのだろうと伝えた。
最後は“水狼の牙”を横殴りに振ってブレイクの体を真っ二つに切り裂くことができたのだった。
実際に鬼ごっこが終わったあと、私の左手は無くなっていた。
「今回の勝負は私の勝ちね!私の分身を作る速さを舐めちゃだめだよん」
「クソっ!うざいな!次はオレが勝ってやるさ!」
「ふふん!返り討ちにしてやる!」

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