完結小説図書館
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*1*
カツオ
「今日は日曜日、僕達はみんなで遊園地に行ったんだ」
ワカメ
「だけど、あんな事になるなんて・・・」
・
・
・
ハセガワ・パーク
サザエ
「近くにこんな遊園地があったなんてね」
マスオ
「最近、出来たみたいだね」
タラオ
「次は観覧車に乗りたいです〜」
イクラ
「ちゃ〜ん!」
タイコ
「あっ、待ちなさい!イクラ〜!」
カツオ
「みんな、元気だな〜」
ワカメ
「お兄ちゃんだって楽しんでるくせに!」
カツオ
「うっ、うるさいな!」
波平
「景色も良いですな〜」
伊佐坂難物
「そうですね、空気もおいしいですし」
伊佐坂軽
「そろそろ、お昼にしましょうか」
花沢
「あそこにテーブルがありますよ」
中島
「なんで僕が荷物持ちなんだよ・・・」
ピンポ〜ン(アナウンス)
謎の声
「ご来場の皆さん、中央広場に集まってください」
フネ
「何をやるのかね〜」
穴子
「行ってみようか〜、フグ田く〜ん」
中央広場
伊佐坂甚六
「ここのはずだけど・・・」
ノリスケ
「あっ、あれはなんだ!?」
サブちゃん
「箱の中にスーツにサングラスの男が三人・・・」
伊佐坂浮江
「怖いわ・・・」
カオリ
「それに鎖が何本も・・・」
謎の声
「19名の皆さん、よくぞ来てくれました」
サザエ
「これから何をやるの?」
謎の声
「あなた達に逃走中をやっていただきます」
タラオ
「逃走中ですか?]
謎の声
「90分間、ハンターに確保されなければ賞金を差し上げます」
ノリスケ
「賞金だって!」
タイコ
「もう、あなたったら!」
カツオ
「あの黒色の人がハンター?」
謎の声
「はい、ハンターに触れられると確保、ゲームオーバーです」
花沢
「面白そうじゃない!」
謎の声
「逃走者に携帯電話と遊覧船チケットをお渡しします」
伊佐坂甚六
「このチケットは何に使うんだい?」
謎の声
「自首に使う事ができます」
ワカメ
「自首って?」
謎の声
「それを停船場に持っていけば、その時点での賞金を貰えます」
マスオ
「おお、良いじゃないか!」
謎の声
「ただし、1人自首するとハンターが1体増えます」
サブちゃん
「簡単に自首できないね・・・」
謎の声
「賞金は1秒100円ずつ上がります」
穴子
「つまり〜、逃げ切ったら54万円だね〜」
謎の声
「ミッションという指令もあるので気をつけてください」
フネ
「難しそうだね〜」
謎の声
「それでは始めましょう・・・」
ガラララッ
中島
「あれは・・・」
カツオ
「ガラポン?」