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ホラー(多分)です短編集【コメ募集中お題募集】
作者: みーこ  (総ページ数: 11ページ)
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10~

*1*

2・川の霊

伊波千秋 (いなみちあき)

「早く来いよ!」

「早く!」

川を5人の少女達が泳ぐ。

「泳ぐの・・・無理・・・ゴボゴボ」

ミナミは、泳げなかった。でも、無理矢理泳がされた。

ミナミは、沈んだり浮いたりしている。

しばらくすると、ミナミの声がしなくなった。

千秋達は、てっきりもう川から上がったと思っていた。

3時半になると、千秋たちは帰り出した。

ミナミも、帰ったと思った。

しかし、川にミナミは沈んでいた。足が、大きな穴にハマってしまったのだ。

そして、数日後。ミナミは、川の中から見つかった。もう、死んでいた。

あれから、10年。大人になった千秋たちは、あの川にきていた。

「バーベキュー!!」

河原で、肉を焼く。

千秋たちは、久しぶりに川に入った。

すると、川の下流に少女が立っていた。

「何、してるの?上がらないの?」

「上がれない。来て。」

千秋は、仲の良いユウキと下流に降りた。

すると、ユウキが消えた。

「ゴポ、ゴポ・・・たっ助け・・・」

急いで、ユウキを助けようとすると

「ユウキちゃんは、助けるのに私は、見捨てるの?」

無視して、ユウキを助けた。

その時、他の3人も川に降りてきた。

すると、少女はニタァと笑った。

その瞬間、川の流れが早くなって4人は、川に沈んだ。

「キャーキャー」

悲鳴が聞こえる。

「みんなが、私にそうしたように、私はみんなを見捨てる。」

ーーーーー夜の川に5人の女がいる。皆、痩せ細り枯れ枝のような手足。

「チアキ・・・ちゃん。」

「ヒッ・・・」

チアキと呼ばれた女は、川を走り出した。

後ろから、小学生くらいの女の子がバシャバシャ歩いてくる。

「助けて!川から出して!」



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