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私が消える前に
作者: パレット (総ページ数: 1ページ)
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*紹介文/目次*
「くれあはバカだなぁ 」優しい声がする 。いつもなら、「なにいってんの?バカって言った方がバカなんだよ」と言い返すところなのだがめずらしく黙って聞いていた 「君はまだ若すぎるよ。まだ死ぬにはおしすぎる それに 君はこの世界にひどく干渉しているようだからね」あぁそうか 私は死んだのか って「ええぇぇぇぇぇぇ なんで私死んでるの なんで!? えっ
なんでなんで 何時何分?地球が何回回って私が何のお菓子を食べた時?」高校生ともあろうものが取り乱す 「てゆうかさなんで名前知ってるの?あっ(察) ……ごめんなさい私そうゆうのは受け付けないんで、いくら私の美貌に惚れたからってそこまでする必要はないよ」そうかこの人は私が好きすぎてついに犯罪を犯してしまったのかその名もストーカーという罪なやつだ「全部聞こえてるよ 違うよ ねえ違うよ、君のいらない過剰な妄想がこわいよ」「六ヶ月の懲役だって」即座に取り出した携帯で調べた。「そんな現実的にしないで 本当にしてないよ そのさ嘘は見透かすぜ!みたいなドヤ顔はやめて」