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ラブライブ!Our Dream Story
作者: 209Kai  (総ページ数: 16ページ)
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10~

*6*

第6話「今年も〜!?」
 それは中間テスト2週間前の部室で起き た。
「課題の英語のワーク20ページてっ地獄だ よ…。それに難しいよ〜!!」
凛が範囲表を見て叫ぶ。横では穂乃果が 「この数式何〜!?」
「授業中寝ているからです!!」
海未がため息をついた。すると
コンコン
部室のドアを叩く音が聞こえた。そこに理事長が入ってきた。
「みんな今年も『ラブライブ!』出場するんでしよ?」
「はい!!」
穂乃果がうなずいた。
「やっぱりね〜。参加するには学業に支障し ちゃダメだから……」
「えっ!?」
凛と穂乃果が何かを察し、顔を青ざめた。
「今度の中間テストで赤点を取ったら参加の話 はなしだからね。あとマネージャーさんもね!! だからがんばってね!!」
理事長は軽くつばめを見て部室を去った。
「うわ〜今年も〜!?」
凛と穂乃果が叫ぶ。
「さ〜がんばりましょうね穂乃果?」
「穂乃果ちゃんファイト!!」
ことりがウインクする。
「凛ちゃんがんばろう!!」
「凛今年もやるわよ!!」
花陽と真姫が言う。すると横からは………
「考えれば難しい問題も解けるんだから!!」
「そうだよ!!」
雪穂とつばめが軽く震えながら言う。
「そう言えば…」
「ここにも問題の子が2人いたね〜」
亜里沙とことりが言う。
「本当に大丈夫なの〜?あ〜『ラブライブ!』 が〜……。」
美乃が頭を抱える。
「やっぱり音ノ木坂に入学すると雪穂と亜里沙とは一緒にいられるけど、悪い点数のテスト隠しても理事長のママにはすぐにばれるだよね〜……。」
つばめがため息をつく。
「つばめと雪穂は本当に勉強ダメだね…。」
亜里沙もため息をついた。
「雪穂ちゃん、つばめちゃんがんばろうよ!!」 美乃が2人に飛び付いた。
「そうです!!美乃の言う通りです。穂乃果、 凛、雪穂、つばめがんばりましょうね!!」
「は、は〜い…。」
海未が言うと4人のやる気ない返事が聞こえ る。
 「こんな問題高1が解く問題じゃないよ!!」 つばめが家で発狂する。
「いやつばめ、みんなこんな問題解いてるよ 〜」
ことりが問題集に指を指す。
「うわ〜もうわかんないよ〜。なんで私までこ んな目に〜!!」
つばめが叫ぶ。
 一方凛はいうと
「凛珍しくこんな早くからテスト勉強?また赤点取るなとか言われたんでしょ?」
「そうだよ愛お姉ちゃん…。」
これを言うのが凛の2人の姉の真ん中の星空 愛。
「ほらがんばりなよ〜」
そこに来たのが一番上の姉の星空結羽。
「お姉ちゃんこの英語の文章てっどういうこと?」
凛が聞く。
「なるほどね〜これはうゆう意味だから……」
愛が説明する。
「違うよ愛。ここはこうゆう意味じゃない?」
「いや合っているよ!!」
「本当愛も勉強ダメなんだから!!」
「お姉ちゃん!!」
なんと2人がケンカを始めてしまった。
「そんなことで勉強教えてかよちん!!」
凛が転がりこんだのは花陽の家である。
「お前受験の時もそうだったよな…。まったくあの2人はな…。」
花陽の横にいた陽一がため息をついた。
「まぁとりあえず凛ちゃん上がって。」
凛は花陽の家に上がった。
 そして穂乃果と雪穂は
「もう嫌〜!!」
穂乃果が叫ぶ。
「受験並みに嫌だよ!!」
雪穂が言う。
「雪穂、おやすみ〜。」
穂乃果はその場で伏せた。
「あ〜お姉ちゃん!!てっ私もなんだか眠くなって……。」
雪穂も寝てしまった。そして2人が再び目覚めたのは朝7時であった。それを聞いた海未が
「もうこうなったら泊まり込みで勉強を教えます!!」 「え〜今年も〜!?」
そんなかんじで地獄の1週間が終わりテスト 返却の日、理科で問題を起こしたのがいた。
「29点!?」
「うそ美乃!?」
「私たちの苦労がたったの1点で……。」
雪穂とつばめがしゃがみこむ。すると亜里沙が
「これてっ33点じゃない?ここ計算おかしく ない?」
「あっ!?本当だ〜!!ありがとう亜里沙ちゃん!!」
美乃が亜里沙の手を握った。美乃は先生に再 び採点してもらい33点となった。ODSは無事 ラブライブ!に参加できることになった。
 一方UTX学園では
「これがODSか〜。」
「元μ\\\'sのメンバーがいるから強敵になるわ ね!!」
「絶対勝ってみせるよ!!Fight Girlsがんばるよ!! ファイト?」
「おー!!」
UTX学園では新たなスクールアイドルが活動を始めていた。でもそんなことは気付かないODSであった。

※備考 赤点とは0点〜29点である。

5 < 6 > 7