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紫陽花と君
作者: りゅ (総ページ数: 1ページ)
関連タグ: 恋愛、学園
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*紹介文/目次*
そろそろ梅雨入りです
雨がしとしと降り出す季節です
隣の席の山本君が気になっています
告白したいけど怖くてできません
私の名前は立花
柏原高校に通う女子です
山本君は成績優秀で誰にでも好かれる人気者
私の友達も好きみたいです
そんな山本君と偶然帰る時間が一緒になった
「あれ?立花も帰る所一緒?」
「そ…そう」
「良かったじゃ、一緒に帰ろう」
「うん」
やった山本君と一緒に帰れる
「最近暑くなってきたね」
「そうだね、梅雨入りしそうだし夏も近づいてきてるし」
「暑くなるのはやだなー」
「俺も」
「山本君は好きな季節はなに?」
「んー春かな」
「春が好きなんだー私も」
「そうなんだ、桜とか見れるしね」
「綺麗だよね桜ー」
「うん」
そう言って微笑んだ山本君に私はどきっとしてしまった
「でも梅雨の紫陽花も綺麗だよね」
「そうだね」
山本君との帰り道私のどきどきは止まらなかった
おわり