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作者: スーパーピカチュウ (総ページ数: 1ページ)
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*紹介文/目次*
こんばんわ、スーパーピカチュウです。
スーパーピカチュウシリーズ第3弾「迅雷のヒーロー!スーパーピカチュウ!!」を第2弾の続きとして掲載させていただきます。
前回のあらすじー
次のジムがあるヒャッコクシティに向かっていたピカチュウたちはとある途中でたくさんのピカチュウたちがいる施設に立ち寄る。そこは映画の撮影をする場所でたくさんのピカチュウたちがいたのもそのためである。映画監督であるとある人物からピカチュウに主役をやってもらいたいと頼まれ、映画の製作に参加することになった。映画の撮影は平和に暮らすピカチュウたちのところにマスクドピカチュウたちが現れるシーンからスーパーピカチュウが飛び去るシーンまでを撮影してクランクアップする。そして、映画作品の完成を祝ってパーティーが開かれた。
カラ――――――ン
全員「乾杯――――!!」
ザワザワ
ピカチュウ「・・・・・・」ゴクゴク
ピカチュウ「ふぅ・・・・・美味しい」
スタ スタ
アイドルピカチュウ「ピカチュウ」
ピカチュウ「! あ、皆ー!!」
ハードロックピカチュウ「楽しんでるか?」
ピカチュウ「うん」
ハードロックピカチュウ「それは良かった」
ピカチュウ「皆でどうしたの?」
アイドルピカチュウ「あっちにたくさんご馳走があるから一緒に取りに行こうと誘いに来たの」
ピカチュウ「え、ご馳走!!」
ピカチュウ「もちろん行く!!」
アイドルピカチュウ「良かったわ♪」
ハードロックピカチュウ「よし、それじゃあ行こうぜ!」
―――――――
ピカチュウ「うわー、どれも美味しそう!!」
ピカチュウ「どれにしようかなー・・・・・」
スタ スタ
マダムピカチュウ「あら?」
アイドルピカチュウ「! ピカチュウ!?」
ピカチュウ「あっ」
アイドルピカチュウ「どうしたの、その量?」
ピカチュウ「あ、いやー・・・・・どれも美味しそうだからこんなにたくさん装っちゃった」
アイドルピカチュウ「・・・・・」
アイドルピカチュウ「ふふふ、食いしん坊さんなんだから♪」
ピカチュウ「あ・・・・・はははは」
ハードロックピカチュウ「向こうの方が食いしん坊だぜ」
ピカチュウ「え?」
マスクドピカチュウ「これとこれと・・・・・」
ピカチュウ「うわっ! 凄い量!!」
アイドルピカチュウ「マスクドピカチュウはいつもあれぐらい沢山食べているのよ」
ピカチュウ「え、いつも!?」
ピカチュウ「・・・・・・・・」
スタ スタ
マスクドピカチュウ「お、どうしたんだ?」
アイドルピカチュウ「いつもたくさん食べるわね」
マスクドピカチュウ「もちろん、今日は久々にたくさんのご馳走が出ているからな」
マスクドピカチュウ「一杯食わねぇとまたいつ食えるかわからねぇな」
ハードロックピカチュウ「ははは、相変わらずだな」
マダムピカチュウ「ロックもですよ」
ハードロックピカチュウ「え?」
ハードロックピカチュウ「あ・・・・・・」ポッ
アイドル・マダムピカチュウ「ふふふ♪」
ピカチュウ「それじゃあ、戻って食べよう!」
全員「うん!!」
―――――――――
ピカチュウ「いただきまーす!!」
ピカチュウ「・・・・・・・」モグモグモグ
ピカチュウ「美味しい!!」
アイドルピカチュウ「うん、美味しいね♪」
マダムピカチュウ「美味しいですね♪」
ハードロックピカチュウ「ああ」
マスクドピカチュウ「・・・・・・・」バクバクバク
マスクドピカチュウ「・・・・・・・」モグモグモグ
マスクドピカチュウ「やっぱり美味いな!」
ドクターピカチュウ「はい♪」
ピカチュウ「・・・・・・」モグモグモグ
アイドルピカチュウ「あ、ピカチュウ」
ピカチュウ「ん?」
スッ
アイドルピカチュウ「顔に付いているわよ♪」
ピカチュウ「あ、ありがとう」
マダムピカチュウ「ふふ、ピカチュウさんたち仲が良いですね♪」
ハードロックピカチュウ「ああ、本当だな」
マスクドピカチュウ「・・・・・・・」バクバクバク
ピカチュウたちは遅くまでパーティーを楽しんだ。そして、パーティーが終わり、皆が眠りについたときにピカチュウたちはバルコニーで夜空に浮かぶ満月を眺めていた。ピカチュウたちはお互いこれまでの思い出話を語り合いながら夜を過ごした。そして、朝を迎えた。
ピカチュウ「わー、綺麗なお月様」
ピカチュウ「ここから眺めると何時もと違って絶景だね」
スタ スタ
ハードロックピカチュウ「お、ここにいたか」
ピカチュウ「!」
ピカチュウ「あ、ハードロックピカチュウたち」
ハードロックピカチュウ「よっと」ザッ
スタン
ハードロックピカチュウ「ここ、座っていいか?」
ピカチュウ「うん、良いよ」
ハードロックピカチュウ「ありがとう」スッ
マスクドピカチュウ「ありがとな」スッ
アイドルピカチュウ「隣、良いかしら?」
ピカチュウ「うん、良いよ」
アイドルピカチュウ「ありがとう♪」スッ
マダムピカチュウ「ありがとうございます♪」スッ
ドクターピカチュウ「ありがとう♪」スッ
ハードロックピカチュウ「一人で何をしているんだ?」
ピカチュウ「うん、お月様を見ていたんだ」
ハードロックピカチュウ「月か・・・・・」
ハードロックピカチュウ「お、今日も満月が出ているな」
アイドルピカチュウ「わー、綺麗だわ♪」
マダムピカチュウ「本当ですわ♪」
ドクターピカチュウ「綺麗ですね♪」
マスクドピカチュウ「ここから見るとさすがにでけぇなー」
ピカチュウ「いつも見ているけど、その中で一番綺麗だよ」
アイドルピカチュウ「そういえば、ピカチュウってトレーナーさんたちと一緒に旅をしているのよね?」
ピカチュウ「うん、そうだよ」
アイドルピカチュウ「どうして旅をしているの?」
アイドルピカチュウ「聞きたいわ♪」
ハードロックピカチュウ「俺もその話が聞きたいな」
マダムピカチュウ「私も聞きたいですわ♪」
ドクターピカチュウ「私もです♪」
マスクドピカチュウ「俺も聞きたいぜ」
ピカチュウ「わかった」
ピカチュウ「実は、ボクが旅をしている理由は世界一強いポケモンになることなんだ」
ハードロックピカチュウ「世界一強いポケモン?」
ピカチュウ「うん」
ピカチュウ「これまでに多くの地方を回って多くのことを見て学びながら強いポケモンたちとたくさんバトルもしてきたんだ」
マスクドピカチュウ「強い奴らか・・・・・羨ましいな」
ピカチュウ「だけど、ボクより何倍も強いポケモンはたくさんいるからもっともっと強くなるために今は修行の身なんだ」
アイドルピカチュウ「それでカロス地方に来たのね?」
ピカチュウ「うん」
アイドルピカチュウ「素敵だわ♪」
マダムピカチュウ「ええ、羨ましいですわ♪」
ドクターピカチュウ「カッコイイです♪」
ピカチュウ「いやー・・・・・・」
ピカチュウ「皆はどうして映画の役者をしているの?」
ハードロックピカチュウ「俺たちが役者をしているのは監督と同じ世界中にいる子供たちを笑顔にするためさ」
ピカチュウ「子供たちを笑顔にするため?」
ハードロックピカチュウ「ああ、世界中には元気な子供もいるがそうじゃない子供だっている」
ハードロックピカチュウ「そんな子供たちを元気にするために監督と俺たちは映画作品を作るためにこうして役者としている」
アイドルピカチュウ「多くの子供たちが元気で笑顔に暮らせるようにするのことが監督さんや私たちの願いなのよ」
ピカチュウ「・・・・・・」
ピカチュウ「そっか・・・・・役者って大変だね」
アイドルピカチュウ「ピカチュウの方がとても大変だと思うわ」
アイドルピカチュウ「色々なところを回って頑張っているんだもん」
アイドルピカチュウ「私たちも見習わなきゃいけないわ」
ピカチュウ「そんなことないよ、逆に見習わなきゃいけないのはボクの方さ」
ピカチュウ「皆の話を聞いて「ボクももっと頑張らなきゃいけない」って」
ピカチュウ「ボクは必ず・・・・世界一の強いポケモンになるぞ―――!!」
ピカチュウ「あ・・・・・・」
アイドルピカチュウ「もう、ピカチュウたら」
全員「はははははは!!」
次回「迅雷のヒーロー!スーパーピカチュウ!!part2」に続く