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スマブラ セカンドストーリー 戦慄の氷界軍
作者: たくと七星  (総ページ数: 51ページ)
関連タグ: スマブラ オリジナル 他社キャラ 夢の共演 アドベンチャー 
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ステージ1「夜の渓谷」その一

この話の主人公、源義経

一行、源義経、電光のエレカ、女戦士パンドーラ、ミラ・マクスウェル、ノノ、アーケオス、レントラー、ハハコモリ、バタフリー


 新・亜空軍との戦いから半年が立った。この世界に平穏が訪れようとしていた。しかし、怪しい空気が漂い始めていた。奴等は暗黒の闇からこの世界を覗いていた。ダークトリニティに勝利した新・スマッシュブラザーズを。この世界を破滅に導こうとする者達、氷界軍・・・!

 夜の渓谷に爆発音が響き、神竜に変身していたノノが吹っ飛ばされた。転がったノノは体を起こそうとした。そこへ、月夜の空を背に近づいてくるポケモン達がいた。
「ドクドクドク・・・!」
「ギガガ・・・!」
「ブニャーっ!」
「ドリューズ!!」
「ラーンプ!」
 ドクロッグ、ギガイアス、ブニャット、ランプラーとドリュウズの軍団がじわじわと接近していた。
「諦めろドク、ここで俺達に会ったのが運の尽きだロッグ!」
「まずは一匹、虐殺してやるニャット!」
「くたばれでごわす!」
 ギガイアスがノノに目掛けてストーンエッジを飛ばそうとした。その時、彼らの前にきらめく光が出て来た。
「たあっ!」
 光から精霊王ミラ・マクスウェルが出現してギガイアスに連続蹴りを見舞った。
「ギガガーっ、不意打ちでごわすと?!」
 ギガイアスはズデーンと音を立てて倒れ、ミラは美しく一回転して着地した。
「ノノ、待たせたな」
 ノノはミラの姿を見て助かったと言う気持ちになった。更に空から、
「いっくわよーっ!!!」
 女戦士パンドーラが勢いよく現れてドクロッグにパンチして豪快に吹っ飛ばした。
「ドクーっ、俺までーっ!!!」
 ドクロッグは吹っ飛ばされて、ギガイアスに重なった。
「な、なな、こいつらはニャット?!」
「私もいるわよ!」
 そして電光のエレカが出現して電流を飛ばしてブニャットを攻撃した。ブニャットは飛ばされてドクロッグとギガイアスに重なってもみくちゃになった。
「ケーン!」
「レーン!」
「ハハーン!」
「フリー!」
 アーケオス、レントラー、ハハコモリ、バタフリーも登場してげんしのちから、ほうでん、はっぱカッター、むしのていこうを飛ばしてランプラー、ドリュウズの軍団を攻撃した。
「待たせたな、皆」
 そして一人の戦士が岩に足を乗せて剣を左の肩に当てていた。彼は源義経。
「我こそは新・スマッシュブラザーズの頭領、源・・・」
「はいはい、堅苦しい挨拶はそこまで」
「おい、エレカ」
「くす、義経ちゃん、からかいがいがあるわ〜」
「パンドーラ、あのなあ・・・」
 エレカとパンドーラにからかわれる義経。それも束の間、ブニャット達が起き上がってきた。
「来たぞ!」
 ミラが剣を構えた。
「さーて、軽くいなしてやりましょう!」
「皆、行くぞ!」
 パンドーラは両手をコキコキと鳴らし、ミラは剣先を敵に向けて、エレカは光を手に込めて、義経は光刃を出して、ブニャット達に突撃していった。バトルの始まりである・・・。

続く・・・。

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