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*1*
『第一話』
【案外なんとかなりそうな第二生活】
ロボット学園、四月七日...
「聞いたか?うちのクラスに転校生が来るそうだ」
「しかもしかも!女の子二人だって!いい女だといいなぁ!!」
「お前は相変わらずそういうことで頭がいっぱいだな」
「あいつらしいっちゃらしいけどさ」
「それにしても遅いよな?」
「バカいえ、転校生はホームルームに来るのが定番だろ」
「あっ、そうか!」
...
そして渚達は...
渚
「まずいわイクサー1!!投稿初日で遅刻よ!!」ダダダダダダ
イクサー1
「そんな!! 」ダダダダダダ
渚
「何がそんな!!よ!!あんたが寝坊したからでしょ!!」ダダダダダダ
渚
「戦ってる間は気付かなかったけど、寝ると中々起きないのね!!」ダダダダダダ
イクサー1
「だ、大丈夫です渚!!地図を見るにあと三分でギリギリ間に合う計算です!!」ダダダダダダ
イクサー1
「...ちょっと待って」
イクサー1
「慌てなくても私の亜空移動で渚と一緒に飛べば普通に間に合うのでは...?」
渚
「それ、十分間走る前に言ってよ...」ゼーハーゼーハー
イクサー1
「盲点でしたね」
渚
「まあいいわ、早めに行きましょ」
イクサー1
「ええ」シュンッ!!
渚達は亜空移動で学校まで飛んでいく...
...
ロボット学園の教師が校門近くで待機していた
「えーと、そろそろ校門を閉める時間か」
「はー、当番制とはいえ面倒な仕事だな」
「つーか、高校にも校門ってあるものか?知らないけど」
キランッ
「ん?空からなんか降りてくるな、変形ロボットか?」
渚
「間に合いましたっ!!」
「...あれ、人間?」
渚
「あ、えっと...今日からここに転校してきた加納渚で...」
「転校生ね...クラスは?」
渚
「確か2-A...」
「あ、うちのクラスだそれ」
渚
「え、そうなんですか?」
イクサー1
「会う手間が省けましたね」
渚
「イクサー1が起きないのが悪いんでしょっ!」
「えーと、じゃあ先に自己紹介しておくよ...俺は2-A教師のアクセル・アルマーだ、よろしくってな」
渚
「あ、どうも...ここってロボットが多いって聞きましたが」
アクセル
「そだね、俺たち教師以外は皆ロボットさ」
アクセル
「まぁどいつもこいつも人間臭い奴等だから仲良く出来るさ、着いてきな!」