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*34*
「俺も頑張れば龍二先輩みたいになれますか?」
「頑張ればなれるだろう」
「ありがとうございます!彰先輩」
コーヒーを飲みながら言うと
やがて休憩室の扉がコンコンとなった
誰だろうと思っていると
ガチャっと扉が開かれると
龍二先輩だった
「事故はどうだったんですか?」
「何か近くで車と車がぶつかったらしい」
「大丈夫なんですか?」
「大丈夫じゃない救急車で運ばれた」
「大変ですね警察沙汰も」
「とにかくもう少し警察と話してくるからお店の方は任せた」
「はい!わかりました!」
「任せろ」
店番は俺と彰先輩が任され
龍二先輩はそういうやいなや休憩室の扉を閉め
また店の外へと出て行った
「やっぱり大変じゃないですか!」
ブーブーと彰先輩に文句を言ってると
「そうだな!」
と彰先輩が返してきた
とにかく俺らは休憩室を出て
いつも通りホストの仕事をすることにした
つづく
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