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ろくきせ恋愛手帖
作者: むう  (総ページ数: 113ページ)
関連タグ: 鬼滅 花子くん 2次創作 オリキャラあり 戦闘あり ろくきせシリーズ 
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 【大正こそこそ噂話】

 Q好きな異性のタイプは?

 炭治郎「………まだ分かんないです((*ノωノ))」
 伊之助「いねぇ!!」
 善逸「禰豆子ちゃん!」
 睦彦「………え、笑顔が可愛い………」
 仁乃「めんどくさい人『おいなんだよめんどくさいって!by睦彦』」
 カナヲ「(真っ赤に照れて黙り込む)」
 有為「…………優しい人(同じく照れてそのうち黙り込む)」

 悠仁「身長(タッパ)と尻(けつ)がでかい女の子……かなぁ」
 恵「ついこの前ヤバイ人に同じことを聞かれた気がするんだが(怒)」
 野薔薇「この私と吊り合うんだから、相応の価値を見出しなさいよ!」

 ********


 〈しのぶside:街道〉

 取りあえず、半分は伏黒くんたちに頼みましたし、私は残りの皆さんの邸宅へ行くとしましょう。
 それにしても、ボタン一つでこの時代に来たと言っていましたが……。
 それってどういうことでしょうか。
 有為さんみたいな転移術? ループってやつかしら。
 
 まあ私にわかることなど、あまりないのかもしれませんが。
 世界のどこかで、別の時代では七不思議なんてものがありますしね。


 しのぶ「さあ、考えるのは後にして……。取りあえず最初は冨岡さんのところへ行くとS」
 義勇「………聞き捨てならないな。今何と言ったんだ胡蝶」


 しのぶ「………と、冨岡さん!??」
 義勇「そうだが」


 会うタイミングが神がかっているじゃあないですか。
 何なんでしょう。嫌がらせでしょうか?

 しのぶ「偶然と言いますか……今ちょうど冨岡さんのことを考えていましたよ(ニッコリ)」
 義勇「そうか。それでさっきお前は何と言った」
 しのぶ「何のことでしょう?」
 義勇「とぼけるな。俺の家に行くとか言っていなかったか」

 しのぶ「ご自分で分かっていらっしゃるのに、なぜ私に聞こうとするんですか?」
 義勇「……………」
 しのぶ「何とか仰ってはどうでしょう?(ニッコリ)」


 義勇「………(なんで休みの日に限って最初に会うのがコイツなんだ)」
 しのぶ「冨岡さん。近くのお宮でお祭りがあるらしいですよ。一緒に行きませんか?」
 義勇「………エ゛?」

 しのぶ「何でしょうかその反応は。まさか冨岡さん、その歳で一人で行かれるおつもりですか?」
 義勇「そんなわけないだろうが」
 しのぶ「はあ、そうなんですか。じゃあ誰と行かれるのですか?」
 義勇「……………………」



 ※ピューッと北風が通り過ぎていった


 
 蜜璃「あれ、しのぶちゃん? 何してるのこんなところで~」
 義勇「……………(また人、増えたし……)」
 伊黒「胡蝶に冨岡も。橋の真ん中で何をしている。通行人の邪魔だろうが」

 しのぶ「甘露寺さん。奇遇ですね。ちょうど邸宅に行かせて頂こうと思ってたんですよ」
 蜜璃「あらそう? なら会えてよかったわね!」
 伊黒「チッ」

 しのぶ「実は今日は冬まつりが開催されるようですよ。柱皆でどうかと思いまして」
 蜜璃「それはいい考えだわ。この前会った虎杖くんたちも誘えればいいわね」
 伊黒「信用しない信用しない。祭りがあることなど信用しない(甘露寺とだけ一緒がいい)」
 しのぶ「チラシがありますが見ます?」


 伊黒「(渡されたチラシを見て)チッ」
 義勇「……舌打ちが最近の日課なのか伊黒」
 伊黒「何か言ったか冨岡」
 義勇「……………別に」

 しのぶ「皆さんこの後用事がなければ、残りのメンバーの声かけ一緒にしませんか?」
 蜜璃「賛成するわ~。皆と会ったのって、この前の柱合会議以来だし。楽しみね!」
 しのぶ「無一郎くんと煉獄さんには、一年ズが聞いてくれるようですよ」
 
 義勇「あの個性強めな三人トリオか……」
 伊黒「大変騒がしかったが『イントロドン』は面白かったから皮肉だな」

 蜜璃「なら私たちは、不死川さん、宇髄さん、悲鳴嶼さんに聞けばいいのね」
 伊黒「………甘露寺が行くなら俺も付いていく」
 しのぶ「それでは行きましょうか。冨岡さーん行きますよー。ついて来てくださーい」

 義勇「…………(テクテクテク)」
 伊黒「何だその速度は。行きたくないなら来なければいいんだ」
 義勇「別に行かないとは言ってない」
 伊黒「なら早く歩け、馬鹿者」



 義勇「(ストレスが半端ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!)」


 ********


 〈一方:煉獄side〉


 ??「あのぉー。そこのなんか髪がキャンプファイヤーの人?」
 煉獄「? 何か用か!」
 ??「うんうん。こっちこっち。ちょっと来て」
 煉獄「うむ! 困っている人を放ってはおけまい!(テクテク)」

 ??「実はね、僕教師をやってんだけど。教え子とはぐれちゃってさぁ」
 煉獄「それは誠か! 俺も同僚(宇髄)と市場を回っていたがはぐれてしまってな! はは!」
 ??「それでさ、ちょっと探すの協力してくれないかな。お礼に高いものおごるしさ」
 煉獄「お礼などいらない! 喜んで手を貸そう!!」

 ??「ほんと? 実はね、虎杖悠仁・釘崎野薔薇・伏黒恵っつー名前なんだけどねぇ」
 煉獄「? その名前ならついこの前会った子達と同じ名前だが……」
 ??「うっそマジで!? 多分その子だと思うんだけど」

 煉獄「うーん、俺も彼らと過ごしたのは一日だけだから詳しいことは分からないが、
    一緒に探すことはできる! 煉獄杏寿郎だ。よろしく頼む!!」
 ??「いいねいいねぇ。そう言う熱いタイプ僕大好き」

 五条「僕五条悟(ごじょうさとる)。多分……というかかなり喧嘩は強い方って言う自信がある☆」
 煉獄「そ、そうか……!!(答えに迷う煉獄さん)」
 五条「じゃあこれからよろしくね煉獄くん♪」


 ※五条先生追加しました。キャラあってなかったら言ってください。

 

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