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作者: 彩都&Lメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 221ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 オリジナル仮面ライダー 仮面ライダー 原作、設定:彩都、執筆:メイドウィン
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*83*
ロスヒ特別編
【シーサイドヒーロー】
ある夏の日の事
ルメール
「あっちぃなぁ...おい」
雪
「.....」
ルメール
「おい聞いてんのか?」
海斗
「.....」
ルメール
「おーい?」
福井
「.....」
加賀美
「.....」
ルメール
「おい聞いてんのか!?あのな、この黒い服すげぇムレるんだよ!!めっちゃ汗かくんだよ!!」
雪
「は~~~~(クソデカため息)」
雪
「しょうがねぇな(半ギレ)いいですか?」
海斗
「ええ」
福井
「構いませんが」
加賀美
「うん...」
ルメール
「それでいいんだよそれで」
そういうわけで...
雪
「すまんね加賀美さん、うちの姉が」
加賀美
「気にするな、今日暇だったし」
ルメール
「おーそれでいいんだよそれで」
雪
「おい年長者、それでいいのかそれで」
海斗
「背は俺より低いのに...」
雪
「これでも三十路の生き遅れなんだから」
海斗
「いきおくれって何?」
加賀美
「知らなくていい」
ルメール
「.....」
福井
「あの雪さん、お姉さんが無言で中指立ててるんですが」
雪
「無視するんだ」
ルメール
「お前...毎度毎度自分をババア扱いしやがって...」
雪
「いい年してその体型利用して子供料金を使う姉に言われたくないよ」
海斗
「仲いいなぁ...」
福井
「あの掛け合いの何処に仲良しさを感じたんだ?」
一時間後...
加賀美
「海に到着だ!」
ルメール
「そうそうこれだな!」
雪
「今のリアルワールドのシーズンは冬だがね」
ルメール
「ざく○クだって冬に水着イベント作られたしセーフだろ」
雪
「う、うーむ...」
加賀美
「ところで水着は持ってきたよな?」
福井
「もちろん」
雪
「...あっ、うん」
海斗
「そういえば...これではっきりしますよね、雪さんが男か女か」
加賀美
「そういえば分かんないんだよな」
福井
「弟って言ってるから男じゃないのか?」
海斗
(それだと俺、男にキスされた事になるんだけど...)
雪
(どっちでもないんだよなぁ...で、でも海斗君にキスしちゃったしここは...)
ルメール
「おい覗くんじゃねぇぞ」
福井
「幼児体型なんて覗かないから...」
雪
「うんうん...あ、待ってメル姉!!僕もそっちで着替える!!」