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ピッフィーのしりとりバトル日記(完結)
作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 9ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 しりとり ギャグ 
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*1*

【プロローグ】

たくっちスノー
「えーと、かに!」

ピッフィー
「に、に………ニューヨーク州!!」

たくっちスノー
「州!?おい、そりゃねーだろ!?えーと……うなぎ!」

ピッフィー
「ギャラクシー!!」

たくっちスノー
「だっ!………もう、やめだやめ!!お前としりとりして適わねーよ!」

ピッフィー
「へっへーん!ワイはニポンの言葉遊びで負けたくないんや」

たくっちスノー
「案外お前、しりとりで全てを決める世界でも支配者になれるかもな」

たくっちスノー
「リアルワールドがそうなったら頼むわ」

ピッフィー
「そんなホビーアニメみたいな展開あるわけないやろ〜w」

〜翌日〜

「しりとりのり!!」

「おかか!」

「んんんんん!!」

ピッフィー
「なんで????」

ピッフィー
「なんでワイの街、こんなにしりとり流行ってしもうたんや」

ピッフィー
「おーい、そこのおじさん」

おじさん
「ん?」

ピッフィー
「なんか、急にしりとりが流行りだしたんやけど………」


おじさん
「そうだな、君もいっちょしりとりバトルどうだい?」

ピッフィー
「…………は?しりとりバトル?」

おじさん
「なんだ、しりとりバトル知らないのか?」

ピッフィー
「いや知らへん何そのローカルルール」

おじさん
「何も知らないんだな………いいか?昨日、日本の法律で全ての物事はしりとりで決めることになったんだ」

ピッフィー
「ニポンほんまにおかしなったんか?」

おじさん
「それで新しく発案されたのが、このしりとりバトルだ!まぁ百聞は一見にしかず!ちょっとやってみよう!」


ピッフィー
「まぁええか」

ーーーーーーーーーーーー


ピッフィー

VS

そこら辺のおじさん

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ピッフィー
「しりとりでどうバトルするんや?」

おじさん
「HPがあるだろ?」

ピッフィー
「ヒットポインツ!?」

ピッフィー HP100

おじさん HP100

ピッフィー
「ほんまやん!?」

おじさん
「で、バトルを宣言した人が最初の言葉を決める、まぁ最初だしリンゴでいいか」


【リンゴ】
(食べ物/植物)

ピッフィー
「文字が浮かんで来おった!………で下のは?」

おじさん
「その言葉のタイプ、分類だ」

ピッフィー
「タイプ!?」

おじさん
「そう、そのタイプによって苦手だったり得意だったり無効化したり、タイプによってはHP回復やバフデバフも出来るんだ」

ピッフィー
「何そのポケモンみたいなシステム!?」

おじさん
「ちなみに全25種類だ!」

ピッフィー
「多いわボケ!!ポケモンですら覚えんの大変なんやぞ!」

ピッフィー
「あー、でワイはごで返せばええんやな?えーと、えーと!!」



ピッフィー
「ゴースト!!」

【ゴースト】
(物語/動物)

『こうかはばつぐんだ!』

おじさん HP54

おじさん
「ぐわああああ!!」バリバリ!

ピッフィー
「なんで服破れんねん!嬉しくないわそのサービスシーン!」

おじさん
「くっ、やるな………ここは【とんじる】で回復だ!」

【とんじる】
(食べ物)

おじさん HP70

ピッフィー
「る!?うわめんどくさいなぁ………る、あそうや!」

ピッフィー
「ルーマニア!!」


【ルーマニア】
『地名』

おじさん HP54
「ぐっ!」

おじさん
「君、なかなかやるじゃないか!なら….」

おじさん
「知ってるかい?大体のタイプに抜群のタイプ、それは………暴力!暗殺だ!!」


【暗殺】
『暴力』


『効果は抜群だ!!』

ピッフィー HP21
「ぐっふぅ!!」

おじさん
「君も似たような姿になったね」

ピッフィー
「やかましいわ!しりとりして服が敗れる世界なんて聞いたことないわ!」

ピッフィー
「まぁ半裸でよかったわ、この時期暑いし」

ピッフィー
「しかし、つ、つかぁ………なーおじさん、暴力タイプに効果抜群って何タイプや?」

おじさん
「暴力には暴力、あと社会タイプが効くぞ」

ピッフィー
「なんやねん社会タイプて!聞いたことないわそんなん!」

ピッフィー
「いや食べ物とか地名の時点で今更か………」

おじさん
「ああ、あと天気と虫が効くような………」

ピッフィー
「虫!?それを先に言わんかい!!」


ピッフィー
「ツクツクホウシ!!!」

『ツクツクホウシ』
【虫】

『効果は抜群だ!!』

おじさん HP0
「ぐわああああああぁぁぁ!!」バリバリーー!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

おじさん
「と、これがしりとりバトルだ……この世界ではこれが絶対、しりとりの勝者こそが絶対だ」

ピッフィー
(なんでこんな世界になってしもうたんや……まずは大学に行ってみんとな………)

おじさん
「あちこちでバトル仕掛けられると思うから気をつけるんだよ」

ピッフィー
「何その目と目があったらバトルみたいなん」

おじさん
「………敗者のおじさんはもう行くよ、気をつけて」



ピッフィー
「おじさん!!おじさーーん!!」



ピッフィー
「しりとりバトルの敗者とか関係なく、全裸はアカンと思うでーー!!」


おじさん
「あっ」

警察
「逮捕します」


ファンファンファン

ピッフィー
「あー………とんでもなく長いプロローグ兼チュートリアルやった………着替えてこよ………」




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