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作者: メタルメイドウィン ◆B/lbdM7F.E (総ページ数: 209ページ)
関連タグ: メイドウィン小説SEASON2 MM○○中 逃走中 もう1つのゼロワン編 ダンガンロンパ
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*1*
「注意」
新シリーズは【仮面ライダーゼロワン】のネタバレが多数含まれております
ネタバレを気にしないタイプ、あるいはゼロワン視聴済の読者以外は気をつけてください
【逃走中に入る前のちょっとしたあらすじ】
ヒューマギア、それはゼロワン世界で生み出された新たなロボット。
人工知能が備わったその存在は社会に放たれ、人々の仕事を手伝い世界を発展させていった
そんな世界で生きる売れないお笑い芸人『飛電或人』は、祖父の遺言により全ヒューマギアを開発兼提供する飛電インテリジェンスの新社長となった………だが、それは戦いの始まりでもあった
ヒューマギアをハッキングし怪物に変化させ、人々を襲うサイバーテロ組織【滅亡迅雷.net】に対抗するため、飛電は【飛電ゼロワン】を開発
仮面ライダーゼロワンとなった或人は人々を守る為、日夜滅亡迅雷.netと戦っていた
だがしかし時空を超え別世界の人物と交流を得てもなお、ヒューマギアの暴走を抑え切ることは出来なかった………
そんな中、世界に名だたる大企業「zaia」の日本社長「天津垓」が名乗りをあげる
ヒューマギアに否定的な考えを持つ彼は滅亡迅雷.netの騒動に掻き立てて飛電にTOB(株式公式買い付け)を宣言、飛電或人に宣戦布告する
果たして、ヒューマギアの未来は!?
飛電或人は天津垓に勝てるのか!?
今、小説カキコMM逃走中よりもう1つの【ゼロワン】が幕を開く!
MM逃走中
【ゼロワンifルート編】
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喫茶店で或人は小さな装置の付けられた眼鏡を観察していた
或人
「………これがザイアスペック」
垓
「ええ、人類に備わった能力を1000%引き上げるこの装置が今後ヒューマギアの代わりに運用されていくでしょう」
或人
「く………どうすればTOBを解消していただけますか?」
垓
「私のザイアスペックより貴方のヒューマギアの方が優れていると証明しなさい」
或人
「!」
或人
(ヨウコの言った通りだ…………)
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ヨウコ
「天津垓は貴方に五番勝負を挑んでくるわ、ヒューマギアとザイアスペックをつけた人間との………仕事勝負を」
或人
「お仕事勝負……」
ヨウコ
「………それで、言い難いけど、貴方は………負けてしまうの」
或人
「俺が負ける!?………じゃあ、ヒューマギアは!?」
ヨウコ
「全て………かは分からないけど、廃棄されて………」
或人
「そんな………じゃあどうすれば!?」
ヨウコ
「少しでも勝ち筋を生み出すのよ、私だってあの結末は納得いってない」
ヨウコ
「ヒューマギアを守るためにルートを変えるのよ!」
或人
「………分かった!」
………
或人
「天津社長、厚かましいかもしれませんが1つ頼みが」
垓
「何か?」
或人
「社長が考えているであろう【お仕事五番勝負】………」
或人
「勝負内容は我々飛電側が決めていいでしょうか?」
垓
「ほう?」
或人
「勿論、卑怯な手を使う訳ではありません………ヒューマギアを信じたいんです」
垓
「良いでしょう、勝負内容はそちらで好きに決めるといい、ただし」
垓
「その意見を通すには君にも私の条件を飲んでもらう」
或人
「………何なりと」
垓
「お仕事勝負は五番ではなく、3番勝負………つまり、敗北は1度だけということに」
或人
「………望むところです」
垓
「では、早速1戦目の勝負内容を考えるように………私も忙しいので長く待たせないように」
垓
「もし1週間以内に勝負内容が決まらない場合、即刻飛電の会社を買収します」
或人
「…………!!」
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〜飛電インテリジェンス〜
或人
「うーんお仕事勝負お仕事勝負…………」
或人
「会社の存亡が掛かってるんだから慎重に選ばないと…………」
イズ
「或人社長、他企業から逃走中のお達しが」
或人
「そういえば今回はウチの企業の番だっけ…………あああこんな時に………」
或人
「こんな時は時空のニュースを見てリラックス………」
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時空オリコンランキング
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或人
「…………これだ!!」
そして、舞台は逃走中へと移り変わる………