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*59*
鈴
「も...もしもの力?」
たくっちスノー
「RTP界の名物、最強の勇者アレックスの持つ力で...」
たくっちスノー
「触れたものをさっきみたいに場外へと吹き飛ばすことが可能です」
カザヤ
「へー...」
たくっちスノー
「で、この装置はそれのお試し版...みたいな?」
鈴
「だから問題ないって言ってたのね」
カレン
「でもさ、なんでもかんでも吹っ飛ばすなんて扱いが面倒じゃない?」
たくっちスノー
「アレックス氏はそこら辺上手く調整してたし馴れたらどうにでもなるんじゃね?」
カレン
「そんな適当な...」
たくっちスノー
「そうとも!この世界は全てが適当なんだ!さ、皆も早く乗ってよ!話進まないんだよ!」
...そして、オリキャラ全員がもしもの力を取得した後
カザヤ
「これで...」
鈴
「私たちもその『もしもの力』を手に入れたわけね」
たくっちスノー
「そうそう!」
ミオ
「くっつこうとすると離れるね」
レオ
「そうだね」バンッバンッ
ミオとレオは近づこうとして、もしもの力で互いに撥ね飛ばされを繰り返している
たくっちスノー
「何やってんだあの二人」
鈴
「弾かれたり戻ったり...」
たくっちスノー
「磁石かなにか?」
カレン
「それで、なんで私たちにこの力を?」
たくっちスノー
「いや特に意味はないよ」
カレン
「えっ」
たくっちスノー
「もしも○○が最強だったらではこの後とりあえず魔王倒しにいくのが定番だけど...」
鈴
「じゃあ、魔王のところに...」
たくっちスノー
「最近の魔王軍はいいやつって傾向多いから狙うのはちょっとね...」
エルミー
「へー」
カレン
「じゃあどうするの、最強の力を手に入れたのにもて余しちゃうって」
カザヤ
「あまり...必要なものでもないけどね」
アミュ
「これって期限とかあるの?」
たくっちスノー
「知らね、たぶん次の話までには切れているよ」
ミオ
「どうしようね」
レオ
「どうしようか」
カザヤ
「あ...そうだ」
カレン
「カザヤ、何か思い付いた?」
カザヤ
「王国に行けば...何か仕事をもらえるかもしれない」
カレン
「それよ!」
たくっちスノー
「よし、さっそく王国に向かおう!」
鈴
「この崖の下からどうやって国までいくの」
たくっちスノー
「ぶっ飛べば早いさ、お願いね猫さん」
リニャ
「んにゃ!」
アミュ
「ちょ、ちょっとまってまだ心の準備が」
オリキャラ達はもしもの力で吹き飛ばされ崖から抜けていく