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＊115＊
クローズチャージ
「くらえ！！」
グリス
「おっと...こんなときの為の！！」
『ツインブレイカー！！』
グリスの右腕からゼリーが溢れ、軽い武器が作られた！
グリス
「ほらよ！」
右手の武器は二本のビームを当たり一面に発射する
クローズチャージ
「あぶねっ！！お前きたねぇぞ武器使うなんて！！」
シキ
「同じ装備ならあんたも使えるんじゃないの？」
クローズチャージ
「ああ、なるほど！」
『ツインブレイカー！』
クローズチャージ
「オルルァ！！」
キャッスルハードスマッシュ
「どうだどうだ！」
シキ
「この剣、そろそろ古くなったかしらね」
ドーラ
「そんなに気になるならボクが改造させてあげようか？」
シキ
「遠慮しておく」
スタッグハードスマッシュ
「余裕でいられるのも今のうちだ！」
クローズチャージ
「メルを連れて遠くへ逃げろ！」
名月
「分かった！...ほら行くよ！」
グリス
「逃がすかよォ！！」
クローズチャージ
「この野郎！！」
クローズチャージはツインブレイカーのビームでグリスを怯ませる
「名月ィ！！逃げルルォ！！」
名月
「今だ！...急いで戻らないと...」
オウルハードスマッシュ
「ここは僕に任せて！」
キャッスルハードスマッシュ
「任せたぜ黄羽！」
オウルは名月達の方目掛けて空を飛んでいった
キャッスとスタッグは管理人二人を挟み撃ちにする
スタッグハードスマッシュ
「お前らなんてすぐに捻り潰してやる！！」
ドーラ
「クワガタなのに捻り潰すんだね...あ、ちょっと待ってそういえば...」
シキ
「こんな時に何よ？」
ドーラ
「そういえば海東から何か貰ったんだった 」
それは海東がビルドの部屋に降りてくる前
海東
「そうだ、君にもこれを渡しておこう」
ドーラ
「これは？」
海東
「ディエンドライバーだよ、世界を回っていると同じものを目撃してね...ちょっとずつ回収してたんだが処分に困ってたんだ」
...
シキ
「要するにゴミ押し付けられてんじゃないのよ」
ドーラ
「まぁ、使ってみる価値はあるよ」
『カメンライド、ディエンド！』
ドーラはディエンドライバーを使い仮面ライダーに変身する
キャッスルハードスマッシュ
「それがどうし...げふっ」
ライダーになったドーラはパンチでキャッスルを殴り飛ばす
ディエンド(ドーラ)
『なるほど...コレがライダーの力』
ディエンド(ドーラ)
『今ボクには管理人とライダー、二つの力が備わっているわけか...よし！』
シキ
「何それ、ズルくない？」
海東はビルの上からディエンドに変身したドーラを見ていた
海東
「やはり...ディエンドと管理人の力は両立できるのか」
海東
「早いところ僕も、その管理人の力って奴に目覚めないとな」
『アタックライド インビジブル！』
...そして戦兎達は、10分経っても帰ってこない万丈達を心配していた
たくっちスノー
「あいつら何処でどんな道草食ってやがるんだ？」
メイドウィン
「マジでな...通信機で報告入れるか？」
戦兎
「ったく万丈の奴、一体何して...」
突然ビルドフォンから着信が...電話相手は不明と書かれたものだ
戦兎
「....」ﾁﾗｯ
幻徳
「出ろ」
戦兎
「...はい、こちら桐生戦兎」
【...桐生さん、貴方が今いるところは東都で間違いないでしょうか？】
戦兎
「え？...はい、そうですけど...何故俺の事を？」
【貴方は帽子世界に一度介入している...だから調べることが出来たの】
戦兎
「帽子世界の事まで...あんた一体何者なんです！？何のために俺に電話を！？」
【...ああ、申し遅れました。】
【私はビッグママ、あの子の...メルの母親であり、帽子世界を作った者】
戦兎
「....ええっ！！？」
【次回予告】
戦兎
「ビッグママ、今貴方どこからかけているんです...」
【私の事はお気になさらず、それよりメルやドーラ達は...】
龍我
「それが今やべーんだよ！！誰か止めてくれ！！」
【....メル！】
メル
「ビッグ、ママ...？」
【貴方を迎えに来ました、さぁ、私の手を取って...】
たくっちスノー
「おい、ちょっと待てビッグママ！！あんたが何故それを...！！」
次回、第十七話
【最後のフィフティ・シリーズ】
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