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*134*
ビルド
「落ち着けって!!」
グリス
「離せっての!!」
一方兵器三人はグリスとビルドが殴り合いで全く話にならなかった
幻徳
【ハァ、だから言っただろう、説得なんて無駄だと】
ゴルドドライブ
「...そろそろいいですか?子供を待たせてますので」
カオスフェイカー
「ゴルドドライブとして見ると信じられない台詞だなぁそれ」
グリス
「いいからパンドラボックスを~!!」
ビルド
「いいから座れっての!!」
ラミス
「たくっちスノーさん!!」
カオスフェイカー
「ラミス様!?...なんでメルを!?」
ゴルドドライブ
「えっ...メル、どうして!?」
メル
「...ママ、怖かったよ」
ビルド
「向こうでいったい何があった?他のメンバーはどうした」
アプリ子
「え、ええとドーラさんはジャコウという人と戦闘中で...さきほど、メルちゃんがあと少しで殺されそうになって...」
ゴルドドライブ
「殺されそうに!?誰がそんなことを...」
「ヒャヒャヒャヒャ!!!」
ビルド
「!!」
カオスフェイカー
「!!」
突如遠くから松山が現れ、銃を向けた!
松山
「死ねぇ!!カス共!!」
慌ててボロボロの享楽がオルガを担いで叫ぶ
享楽
「お前ら、逃げろーーーーッ!!!」
松山は遠くから避けきれないほどの巨大なビーム砲を発射する!!
グリス
「に、逃げろって...こんなのどう逃げろっていうんだ!!」
キャッスルハザードスマッシュ
「カシラーーーっ!!」
スタッグハザードスマッシュ
「俺たちが守るぞっ!!」
オウルハザードスマッシュ
「うっ...ぐうう....うわあああああ!!!」
ハザードスマッシュ三体がグリスを庇いビーム砲をもろに浴びて吹き飛ばされるが、まだまだ威力は落ちずに近付いていく!
カオスフェイカー
「メル!!」
ゴルドドライブ
「メル!!」
フェイカーとゴルドドライブはメルを抱き締め、ビームを浴びまくった!
カオスフェイカー
「ぐっ...ク...ヌヌ...」
ビルド
「お前ら!!...今助けるぞ!!!」
『ドラゴン!ロック!ベストマッチ!』
ビルド
「ビルドアップ!」
『封印のファンタジスタ!キードラゴン!イエーイ!!』
ビルド
「うりゃああああああああ!!!」
ビルドはロックの力でビームを一つの塊に押さえ込み、松山に投げ返した!
ビルド
「この野郎!!」
松山
「グゲバッ!!」
ビルド
「ネメシア、グリス、たくっちスノー、ビッグママ、大丈...」
ネメシア
「私は無事ですけど...他の皆さんが...」
グリス
「おい...お前ら、しっかりしろ!!」
赤羽
「か、カシラ...なんか、力が抜けていくぜ...」
黄羽
「赤ちゃん...僕たち、どうなってるのかなぁ」
グリス
「どうしたんだよお前ら!?しっかりしろ!!」
たくっちスノーとビッグママがメルの側に倒れる、ビームの衝撃でドライブドライバーとトランススチームガン、クトゥルフフルボトルが割れていた
たくっちスノー
「あ、あんた...結構無茶するっすね...」
ビッグママ
「当たり前です...私は...この子の、母親...ですもの...」
たくっちスノー
「へへ...いいなぁ、母親かぁ、僕にも母親が欲しかったなぁ」
メル
「ママ...ママ...」
ビッグママ
「メル...怪我はないみたいね、よかった...貴方が無事で、よかったわ...」
メル
「ママ...ママ、あれ?まえにも、こん、な、こと...」
メル
「あ、あ、あ、...」
たくっちスノー
「ん、おい、メル!?」
ブラッドスターク
「おいおい、失敗かよ松山」
松山
「邪魔が入ったんだよ!!」
たくっちスノー
「なっ...松山、これはどういうことだ!?」
松山
「たくっちスノー、テメーが来てからおかしくなったんだ、せっかく牙組を作って好き放題しようと考えてたのに変なことに巻き込むから、好きなように出来なくて腹が立つ!!」
松山
「だから俺はこっちのメイドウィンと手を組むことにした」
たくっちスノー
「そんな理由でか...!?」
松山
「アア!?そんな理由!?テメェがメイドウィン小説の自由を奪ったんだろうが!!キャラクターも、設定も、好きなように出来なくなったのはてめぇのせいだ!!」
松山
「俺はテメェをぶっ殺す!!」
グリス
「...ざっけんな、そんなワケわからねぇ理由のせいで、あいつらは!!!」
グリス
「おいスターク!!どういうことだ、あいつらにどんな改造しやがった!!」
ブラッドスターク
「ハザードスマッシュの事か?そいつはな、ハザードレベルを引き上げる代わりに倒されたら死ぬように設計されているんだ」
グリス
「なっ....聞いてねぇぞそんなの!!」
ブラッドスターク
「だって、誰にも言ってないからな」
ビルド
「スターク...お前!!」
グリス
「許さねぇスターク!!俺はあいつらの為にここまで頑張ってきたんだ!!あいつらの為なら俺はなんだってやる!!うあああああ!!!」
ブラッドスターク
「そんなボロボロの体で何が出来る?」
松山
「そうだそうだ!!」
たくっちスノー
「松山、それに関しては自分もそうだ!黒影を...父さんを利用して好き勝手やろうなんて!!よく友達でいられたな!!この身に変えてもお前を...!!」
メル
「うるせぇ!!」
たくっちスノー
「....!!」
ビッグママ
「メル...?」
メル
「....全部、思い出したよ」
たくっちスノー
「!!」
メル
「あいつらの為なら何でもやるだ?この身に変えてもだ?ふざけんじゃねぇよ!!」
メル
「何が戦争だ、どいつもこいつも、誰かのためなら自分がどうなってもいいって奴ばかりじゃねぇか」
メル
「自分はそういうヤツがビッグママと同じくらい大キライなんだよ!!」
メル
「その黒いのも!!たくっちスノーも!!...そしてビッグママも!!そういう考えはやめねぇとぶっとばすぞ!!」
ブラッドスターク
「き、記憶が戻っただと...バカな!?完全に名前を消したはずなのに!!」
メル
「こいつらのイヤ~な発言聞いてたら頭がスッキリしてな」
ビッグママ
「メル...本当にメルなの?」
メル
「喋んじゃねーよ!!ボロボロだってこと分かってんだろ!?」
幻徳
【お前達、撤退するんだ!!】
ビルド
「了解だ!!」
メル
「おい、持てよ」
ビルド
「な、何を?」
メル
「ビッグママに決まってんだろ!!」
たくっちスノー
「ドーラ!!越都!!撤退だ~!!」
ドーラ
「...越都!命令だ!帰還せよ!」
越都
「ラジャー」
『Are you ready?』
ビルド
「ビルドアップ!」
『ぶっとびモノトーン!ロケットパンダ!イエーイ!』
ビルド
「うおおおおおお!!!」
ビルドはビッグママを抱え、ロケット噴射で東都へと飛んでいった!
たくっちスノー
「よく帰ってきてくれたメル...いいやルメール!」
メル
「だ、か、ら!メルだっての!!」
ネメシア
「あ、待ってください二人とも!享楽さんたち運ぶの手伝ってください」
次々と逃げていくなか、グリスと死にかけの三羽烏達が立ち尽くしている
猿渡
「....おい、助ける方法はあるか?」
ブラッドスターク
「ないねぇ」
猿渡
「ふざけるな!!なんでもいい!!金だったらいくらでも払う!!生きててさえくれれば!!」
ブラッドスターク
「ん?今お前、『生きててさえくれれば』【なんでもいい】って言ったな?」
ブラッドスターク
「そういうことだったらある延命装置がある」
【次回予告】
幻徳
「もう西都に戦う力は残っていないか...」
たくっちスノー
「恐らく北都も...そして自分達もフィフティ・シリーズの一部を破壊されてしまった」
幻徳
「何だか嫌な予感がするな...」
猿渡
「おい、スターク!!これは...どういうことだああああああ!!!」
石動
「おいおい、生きてたらなんでもいいって言ったのはそっちだぜ?」
次回、第二十話
【心火、尽きる。】
「お前には特別にNPGの意味を教えてやるよ!」