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*23*
【第三話】
【最強championのNEXT GAME!!】
たくっちスノー
「....」
たくっちスノーは、帰ってからずっと『ブラッドスターク』に関して調べていた
一体どこにあのような技術があったのか
何故フルボトルを所持しているのか
何故『フィフティ・シリーズ』を知っているのか
松山
「おいおいあいつ、ずっと資料とにらめっこしてやがるぜ」
メイドウィン
「よほど面倒な事になったらしいね」
たくっちスノー
「おう...ブラッドスタークの奴、何故フィフティ・ベルトを...」
メイドウィン
「そのブラッドスタークっていうのはどういう人物なんだ?」
たくっちスノー
「ブラッドスタークは悪の組織『ファウスト』の幹部格...創設者?立場はよく分からないが向こうの世界では大物でな」
たくっちスノー
「ファウストの狙いは『プロジェクト ビルド』の産物【ライダーシステム】の軍事利用、だからフィフティ・シリーズを集めてるんだろうけど...」
たくっちスノー
「いつのまに時空を越える力なんて身に付けやがったあいつ」
メイドウィン
「出来ないのか?」
たくっちスノー
「出来るわけねーだろ!火星に行くぐらいの技術はあるけどよ!!」
たくっちスノー
「ていうか自分、毎週見てるビルド以外は仮面ライダーに詳しくないんだよ...ニコニコのまとめである程度見たぐらいで」
メイドウィン
「俺も仮面ライダーは一号とWとオーズぐらいしか知らんしなぁ」
たくっちスノー
(ああ、ロスヒ体験版...)
松山
「で、どうすんだよあいつ」
たくっちスノー
「はっきり言うとあいつ強いよ、即興で怪人を作れる武器も持ってるし」
メイドウィン
「そいつは手強そうだ...」
その時、たくっちスノーの背中から音が
たくっちスノー
「フィフティ・シリーズが見つかったみたいだ」
松山
「今度は...あれ、今年じゃねぇか」
たくっちスノー
「【遊☆戯☆王ARC-V】って...ああ、あれって2014年に始まったのか」
メイドウィン
「あれ、いつのまに遊戯王作品になったんだ?ファイブディーズ後半~ゼアルで止まってるんだよな」
松山
「だからなんでそんな中途半端なんだお前」
たくっちスノー
「行きたいけど自分、スタークの事調べたいしなぁ...」
メイドウィン
「部下に向かわせる?」
たくっちスノー
「そうする...享楽さん呼んできて」
松山
「へいへい...」
.....
享楽
「オオ、仕事けぇ副局長さんよ」
たくっちスノー
「未来の...だけどね、まあいいや、このグループではあんたが精神的に一番年長者だ、自分が予め持っていたフィフティ・シリーズを授ける」
享楽
「おおきに、んで使い方は?」
たくっちスノー
「こいつは【フィフティ・バースドライバー】使い方は簡単だ、平べったい円形の物なら何でも入れる、そしてハンドルを回す...それだけで腕やら何やらに武器が付けられる」
享楽
「円形の物っちゅうのは何でも?」
たくっちスノー
「ああ、硬貨でも10円チョコでもご自由に、ただ...そいつにも欠点があって」
たくっちスノー
「これはバースの欠点でもあるんだが、とてつもなく燃費が悪い」
たくっちスノー
「弾丸一発で一枚分だ...そこで自分の開発したこちらの【インスタントメダマル】」
たくっちスノーは背中に穴を開け刃を落とした薙刀の様なものを取り出した
たくっちスノー
「本来バースの実質燃料であるセルメダルはオーズの怪人であるヤミーからしか取れないが、その薙刀を使えば他の生き物からもセルメダルが...
サクッ チャリーン
たくっちスノー
「話してる途中で刺すのやめて」
享楽
「話が長いンじゃ、さっさと仕事向かうでほんま」
たくっちスノー
「おお...頼みますわマジで」
松山
「おい、流石に俺こいつと二人じゃやべーことになりそうだからもう一人連れたいんだが、ねぇ、マジで」
たくっちスノー
「はいはい、ネメシア追加ね」
アンジー
「アンジーは~?」
たくっちスノー
「お前も留守番!危険すぎるんだよそのベルト!」
.....
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【遊戯王ARC-Vの世界】
『はじまりの次元』
次の世界は近未来チックな不思議なところだった
松山
「遊戯王ってこんな近未来チックだっけ」
享楽
「知らん」
ネメシア
「あ、組長、副組長から」
松山
「へーい...たくっちスノー?」
たくっちスノー
【こちらTだ】
松山
【どうした】
たくっちスノー
【どうしよう、オーズドライバーがパワーアップしてる】
松山
【は?】
たくっちスノー
【オーズ、バースの相方の奴なんだけど...ちょっとしたテコ入れが加えられたらしくてね、グリードに気を付けてよ】
松山
【いや、んなことはどうでもいいんだよ、なんか遊戯王にしては近未来チックな場所に来たんだが】
たくっちスノー
【え?...描写は少なかったけど、多分『はじまりの次元』じゃないかな】
松山
【はじまりの次元?】
たくっちスノー
【うん、自分が勝手に命名したんだけど...ネタバレだけどARC-Vの主役は四分割された人間のうちの一人】
たくっちスノー
【その四つの元がここ】
松山
【へぇ...あんがとよ、引き続きベルトを探す】
たくっちスノー
【了解】
...
松山
「さて、ベルトを探しますか」
享楽
「アテはあるんか?」
松山
「ねぇけど?」
ネメシア
「えっ」
松山
「ライダーベルトだし見ればすぐ分かるだろ、いくぞ!」
一方その頃......
「何故この世界が存在している....間違いなくここは....」
ブラッドスターク
「よぉ、最強の戦士」
「誰だ貴様は...?」
ブラッドスターク
「異世界人...ってヤツさ」
「これは貴様の仕業か?」
ブラッドスターク
「いやぁ、あいにくだが俺じゃない」
「.....」
「オレは破壊と過激な行為を喜びに変える人間どもが憎い、オレは、この世界を破壊したい...そして...」
ブラッドスターク
「おおー、そりゃちょうどいい」
ブラッドスターク
「俺も少しだけ協力してやるよ」
そう言うと、ブラッドスタークは剣のバルブを一回転に捻り...
【デビルスチーム!!】