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時空監理局外伝 「牙組」 (完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 173ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 仮面ライダー 時空監理局外伝シリーズ 
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*23*

【第三話】
【最強championのNEXT GAME!!】

たくっちスノー
「....」

たくっちスノーは、帰ってからずっと『ブラッドスターク』に関して調べていた

一体どこにあのような技術があったのか

何故フルボトルを所持しているのか

何故『フィフティ・シリーズ』を知っているのか


松山
「おいおいあいつ、ずっと資料とにらめっこしてやがるぜ」

メイドウィン
「よほど面倒な事になったらしいね」

たくっちスノー
「おう...ブラッドスタークの奴、何故フィフティ・ベルトを...」

メイドウィン
「そのブラッドスタークっていうのはどういう人物なんだ?」

たくっちスノー
「ブラッドスタークは悪の組織『ファウスト』の幹部格...創設者?立場はよく分からないが向こうの世界では大物でな」

たくっちスノー
「ファウストの狙いは『プロジェクト ビルド』の産物【ライダーシステム】の軍事利用、だからフィフティ・シリーズを集めてるんだろうけど...」

たくっちスノー
「いつのまに時空を越える力なんて身に付けやがったあいつ」

メイドウィン
「出来ないのか?」

たくっちスノー
「出来るわけねーだろ!火星に行くぐらいの技術はあるけどよ!!」

たくっちスノー
「ていうか自分、毎週見てるビルド以外は仮面ライダーに詳しくないんだよ...ニコニコのまとめである程度見たぐらいで」

メイドウィン
「俺も仮面ライダーは一号とWとオーズぐらいしか知らんしなぁ」

たくっちスノー
(ああ、ロスヒ体験版...)

松山
「で、どうすんだよあいつ」

たくっちスノー
「はっきり言うとあいつ強いよ、即興で怪人を作れる武器も持ってるし」

メイドウィン
「そいつは手強そうだ...」

その時、たくっちスノーの背中から音が

たくっちスノー
「フィフティ・シリーズが見つかったみたいだ」

松山
「今度は...あれ、今年じゃねぇか」

たくっちスノー
「【遊☆戯☆王ARC-V】って...ああ、あれって2014年に始まったのか」

メイドウィン
「あれ、いつのまに遊戯王作品になったんだ?ファイブディーズ後半~ゼアルで止まってるんだよな」

松山
「だからなんでそんな中途半端なんだお前」

たくっちスノー
「行きたいけど自分、スタークの事調べたいしなぁ...」

メイドウィン
「部下に向かわせる?」

たくっちスノー
「そうする...享楽さん呼んできて」

松山
「へいへい...」

.....

享楽
「オオ、仕事けぇ副局長さんよ」

たくっちスノー
「未来の...だけどね、まあいいや、このグループではあんたが精神的に一番年長者だ、自分が予め持っていたフィフティ・シリーズを授ける」

享楽
「おおきに、んで使い方は?」

たくっちスノー
「こいつは【フィフティ・バースドライバー】使い方は簡単だ、平べったい円形の物なら何でも入れる、そしてハンドルを回す...それだけで腕やら何やらに武器が付けられる」

享楽
「円形の物っちゅうのは何でも?」

たくっちスノー
「ああ、硬貨でも10円チョコでもご自由に、ただ...そいつにも欠点があって」


たくっちスノー
「これはバースの欠点でもあるんだが、とてつもなく燃費が悪い」

たくっちスノー
「弾丸一発で一枚分だ...そこで自分の開発したこちらの【インスタントメダマル】」

たくっちスノーは背中に穴を開け刃を落とした薙刀の様なものを取り出した

たくっちスノー
「本来バースの実質燃料であるセルメダルはオーズの怪人であるヤミーからしか取れないが、その薙刀を使えば他の生き物からもセルメダルが...

サクッ チャリーン

たくっちスノー
「話してる途中で刺すのやめて」

享楽
「話が長いンじゃ、さっさと仕事向かうでほんま」

たくっちスノー
「おお...頼みますわマジで」

松山
「おい、流石に俺こいつと二人じゃやべーことになりそうだからもう一人連れたいんだが、ねぇ、マジで」

たくっちスノー
「はいはい、ネメシア追加ね」

アンジー
「アンジーは~?」

たくっちスノー
「お前も留守番!危険すぎるんだよそのベルト!」

.....
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【遊戯王ARC-Vの世界】
『はじまりの次元』

次の世界は近未来チックな不思議なところだった

松山
「遊戯王ってこんな近未来チックだっけ」

享楽
「知らん」

ネメシア
「あ、組長、副組長から」

松山
「へーい...たくっちスノー?」

たくっちスノー
【こちらTだ】

松山
【どうした】

たくっちスノー
【どうしよう、オーズドライバーがパワーアップしてる】

松山
【は?】

たくっちスノー
【オーズ、バースの相方の奴なんだけど...ちょっとしたテコ入れが加えられたらしくてね、グリードに気を付けてよ】

松山
【いや、んなことはどうでもいいんだよ、なんか遊戯王にしては近未来チックな場所に来たんだが】

たくっちスノー
【え?...描写は少なかったけど、多分『はじまりの次元』じゃないかな】

松山
【はじまりの次元?】

たくっちスノー
【うん、自分が勝手に命名したんだけど...ネタバレだけどARC-Vの主役は四分割された人間のうちの一人】

たくっちスノー
【その四つの元がここ】

松山
【へぇ...あんがとよ、引き続きベルトを探す】

たくっちスノー
【了解】


...
松山
「さて、ベルトを探しますか」

享楽
「アテはあるんか?」

松山
「ねぇけど?」

ネメシア
「えっ」

松山
「ライダーベルトだし見ればすぐ分かるだろ、いくぞ!」


一方その頃......

「何故この世界が存在している....間違いなくここは....」


ブラッドスターク
「よぉ、最強の戦士」

「誰だ貴様は...?」

ブラッドスターク
「異世界人...ってヤツさ」

「これは貴様の仕業か?」

ブラッドスターク
「いやぁ、あいにくだが俺じゃない」

「.....」

「オレは破壊と過激な行為を喜びに変える人間どもが憎い、オレは、この世界を破壊したい...そして...」

ブラッドスターク
「おおー、そりゃちょうどいい」


ブラッドスターク
「俺も少しだけ協力してやるよ」

そう言うと、ブラッドスタークは剣のバルブを一回転に捻り...

【デビルスチーム!!】

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