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*25*
ネメシア
「ズァーク?」
松山
「ああ」
一方牙組、たくっちスノーから貰った情報を元に重要人物を探っていた
松山
「この世界の重要人物はほぼ一人のみ、それがズァークとあいつは言っていた」
松山
「ズァークはこの世界のチャンピオンで、まるでゲーム内のモンスターの声が聞こえているかのように通じあっていると言われている実力者だ」
ネメシア
「聞こえるかのように...」
松山
「な?なんか怪しいだろ、そういうワケだから奴の所へと向かう」
享楽
「チャンピオンっちゅうと、ドデカいドームにいそうやけん」
松山
「そういうわけだ、ドームへと向かうぜ、おいお前空飛べねぇか?」
ネメシア
「私、飛べないんです」
松山
「しゃーねぇなぁ....」
松山はチョッキを脱ぎ、背中から名状しがたい羽を生やした
享楽
「おどれぇ、本当に人間かぁ...?」
松山
「ま、俺も色々あったんでね...ほら手掴め!!」
享楽とネメシアは松山の手を掴み、松山は羽を広げ大空へ.....
....
ズァーク
「オッドアイズ・ドラゴンでダイレクトアタック!」
決闘者
「うわああああああ!!」LP 0
解説
「今回も勝者は我らのズァーク!チャンピオンの座を守りきりました!」
『ズァーク!ズァーク!ズァーク!ズァーク!!』
ズァーク
「皆、応援ありがとう!次も頑張るからな!」
一方こちらはズァーク。
彼はこの世界で無敗のカリスマチャンピオンとして数多くの声援を浴びていた。
その一方で、新たな強者に飢えていた....
....
ズァーク
「今日も手強い相手だったが...まだ何かが足りない...」
控え室で休んでいると、ズァークはあるものが置いてあることに気づく
ズァーク
「これは...ベルト?」
松山
「あー居た居た!!ようやく見つけた!!」
ズァーク
「!?」
松山は天井を突き破り、落ちるようにズァークに現れる
ズァーク
「ず、随分荒々しい登場だな...扉あるんだからそっちから入ればいいじゃないか」
享楽
「悪りぃのぉ、この姿じゃむやみに歩けなくてほんまなぁ」
ズァーク
「この骸骨はワイトの親戚か何か?」
たくっちスノー
【顔がでかくてぇ...首が太くてぇ...ちょっとずんぐりむっくり
松山
「突然通信かけてくんな」
ズァーク
「で、それはどうでもいいとして...俺に何か用?サインだったら一人までだけど」
松山
「いや、ベルトを返してもらおうと思ってな」
ズァーク
「ベルト?...ああ、後ろにある奴か」
享楽
【で、あれでええんか?】
たくっちスノー
【お、『フィフティ・ゲーマドライバー』か、あれでいいっすよ】
ネメシア
「あれ、実は不良品なんです....私達はそれを回収するために来たんです」
ズァーク
「そういう事なら遠慮なく譲るよ、後で天井直しておいてくれれば」
たくっちスノー
【後でルミナ様の魔法使うか...】
松山
「じゃあな!ご協力どうもありがとうってな!」
松山達はフィフティ・シリーズを回収し、また天井から去っていく
ズァーク
「なんだったんだ....?」
松山達が去ったあと、扉をノックする音が
ズァーク
「はい、どうぞ」
扉を開くと、そこに居たのは....
ブラッドスターク
「あっ、一足遅かったか....まあいいか」
【デビルスチーム!!】
......
松山
「よし、無事に回収したぜ!」
たくっちスノー
【こいつはゲーマドライバー、2016年で登場した仮面ライダーエグゼイド等の変身ベルトだ】
ネメシア
「これで任務完了ですね!」
享楽
「ほな、さっそく戻るで...ん?」
松山
「どうした?」
享楽
「なんじゃあれ」
享楽が指を指した所には、大きなヒレが生えた怪物と、右肩にタイヤのような物が生えた怪物が暴れていた
ネメシア
「あれは...怪物!?」
たくっちスノー
【あんなモンスターは見たことないな】
ブラッドスターク
「あいつは『スマッシュ』さ」
享楽
「...!」
松山
「テメェは...えっと、ブラッドスターク!」
享楽
「前にいっとった親玉けぇ...スマッシュっちゅうのは?」
たくっちスノー
【スマッシュは、ファウストが人間にガスを浴びせ産み出した怪物だ...】
ブラッドスターク
「お?その声はあの時の異世界人、今回は留守のようだな」
たくっちスノー
【ブラッドスターク、さてはお前...デビルスチームを流し込んだな?一体誰に...】
ブラッドスターク
「ベルトの所有者が邪魔だったから利用させて貰ったよ、もう一人はこの世界を壊したいっていう物好きに」
ネメシア
「ズァークさん....」
ブラッドスターク
「さぁどうする?スマッシュは成分を抜き出さない限り永久に動き続けるぜ?」
たくっちスノー
【ぐっ....】
松山
「おいおっさん、俺たちはひとまずあいつ止めるぞ!」
享楽
「年上に敬語使わんかい、ワレ」
松山と享楽は武器を持ち、スマッシュの元へと向かう
ネメシア
「あ、待ってください!」
ブラッドスターク
「もらった!」
スタークが手を出したその時....
『タートル!ウォッチ!ベストマッチ!』
ブラッドスターク
「何!?」
『Are you ready?』
「変身!!」
『時を駆ける甲冑!タートルウォッチ!!イエーイ!!』
時空に穴を開け、現れたのは....
ビルド
『さぁ、実験を始めようか』
たくっちスノー
【....ビルド!?なんで!?】