完結小説図書館
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戦兎
「仮面ライダービルドこと天っ才!物理学者の桐生戦兎は、スタークに奪われたフルボトルを取り戻すため、そしてファウストを倒すため時空監理局と協力している」
たくっちスノー
「今回から新展開にして折り返し地点!仮面ライダービルドのifストーリーが展開されていくぞ!!」
戦兎
「ようやく俺たちビルドの要素が深くなってきたなぁ」
メイドウィン
「一応時空監理局のお話なんだけどな」
龍我
「なぁ、今さらなんだけど聞いていいか?」
龍我
「この小説の主人公って誰だ?」
たくっちスノー
「え、自分だよ?」
戦兎
「違う違う!俺だよ!」
たくっちスノー
「はぁ!?自分だからな!?」
戦兎
「何言ってる!こうやってあらすじだって任されてるし完全に主役でしょ!?」
メル
「おいおいおい、この小説は帽子世界も主軸だしメル様が主役に決まってるだろ」
翔太郎
「待ちな、俺だって主役の座は譲らねぇぞ...?」
たくっちスノー
「おめーらの原作は主人公いっぱいいるしやめろや!!」
戦兎
「そんなわけで、新章スタート!見ててくれよな!」
....
第十三話
【崩壊の序章】
ネメシア
「....っ、こ、ここは」
「お目覚めかね、時空監理の局諸君」
メイドウィン
「あ、あれー?さっきまで飯を食べていたはずなのに...」
ルリ
「貴方は一体...」
「我々が君をここに呼び寄せたのさ、力が必要でね...」
戦兎
「....貴方は氷室さん!」
戦兎たちは、気が付けば大きな事務室で倒れていたのだ
その事務室には幻徳が座っている
ネメシア
「戦兎さん、この方は?」
戦兎
「氷室幻徳さん、俺の働いている研究所の所長だ」
戦兎
「確か今は父親が病気で倒れたから代わりに首相を勤めている...」
幻徳
「その通り、今は親父に代わり東都を管理している...そして、東都政府首相として時空監理局に頼みがある」
名月
「たのみ?」
幻徳
「我々東都に...協力してもらいたい」
七夜
「協力だぁ?」
幻徳
「そちらは我々の世界の事を知らないのか?」
かなちゃん
「そういえば聞いたことがないですね」
幻徳
「そうか...なら話そう、我々の世界にある【パンドラボックス】の事はご存知だろう」
ルリ
「はい、グローバル・ファウストが時空移動に使うエネルギーを産み出す未知のアイテム」
幻徳
「その通り、あの箱には特別な力がある...だが十年前、宇宙からパンドラボックスを発見し地球に持ち帰った時の事だ」
幻徳
「パンドラボックスは突如光を放ち、スカイウォールと呼ばれる大きな壁を作り出し日本列島を三つに分けた...その1つが東都だ。」
幻徳
「パンドラボックスは未知の技術の結晶...これを求めて、残りの二つの国、西都と北都が攻めてきた....」
幻徳
「と、これが俺たちの世界だ」
戦兎
「せ、攻めてきたって...それってまさか戦争!?」
幻徳
「ああ、どいつもこいつもパンドラボックスのエネルギーを求めて東都を狙っている...そこで時空監理局に頼みたいことがある」
メイドウィン
「そのパンドラボックスを守れってこと?...でも、パンドラボックスって今ファウストという組織が持っているはずだが」
幻徳
「それに関しては心配要らない...おい、あれを持ってこい...それと桐生戦兎、君にはこれを」
幻徳が命令すると、SPが特殊なガラスに包まれたパンドラボックスを持ってくる 、幻徳はポケットからフルボトルを取り出す...それは黒影の時のキングコングハードスマッシュと対になるダイヤモンドフルボトルと、ジャコウの海賊フルボトルと対になる電車フルボトルだ。
戦兎
「こ、これ....どうして!?」
幻徳
「そのフルボトルとパンドラボックスは回収したよ、ファウストの一部職員や研究員と共に東都政府が拘束して手に入れた」
幻徳
「ただ、ブラッドスタークという奴には逃げられてしまったが...ファウストはパンドラボックスを一部こじ開け、エネルギーの一部を得ることに成功している、そのエネルギーを利用し君たちを呼び寄せた」
七夜
「つまり俺たちはなにすればいいんだ?」
メイドウィン
「他の奴等にパンドラボックスを奪われないように守ればいいわけだ...よし、引き受けた」
幻徳
「ご協力感謝する」