完結小説図書館

<< 小説一覧に戻る

偽装人間@000【完結しました】
作者: 朔良   (総ページ数: 115ページ)
関連タグ:
 >>「紹介文/目次」の表示ON/OFFはこちらをクリック

10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~ 100~ 110~

*66*

 セリフプレゼント〜音さんへ〜
  シチュエーション『頼りになるのか、リク』

「……音ちゃん、その紙取ってくれる?」
「これかな?」

 リクと音さんは放課後、先生に頼まれた紙を教室、学年ホールに貼っていた。棚の上に立ち、リクは着々と進めていく。

 リクは「自分が登るから、音さんは自分に紙を渡して」と告げた。だけど、音さんはそんなに簡単ではない。

「……リク君! やっぱり私も貼るね!」
「え? ちょ……」

 音さんは紙を持って棚に上がる。……お約束だが、滑って落ちそうになる。

「わっ……」
「危ない!」

 リクが咄嗟に音さんの背中に手を回す。そのまま二人は床に打ちつけられた。

「ご、ごめんねリク君! 大丈夫……?」
「だ、大丈夫。音ちゃんも平気だよね?」
 音さんは軽く頷く。

「やると思ったけど……やらなくて良いんだよ? まあ……手伝ってくれようとしてありがとうね」
「う……でもこれだと本末転倒だ……」

「大丈夫! 音ちゃんにはちゃんと仕事があるよ」
 音さんは不思議そうに首を傾げる。

「疲れた僕を癒してくれるよね? もちろん……優しく、丁寧に、ね」

 ――その後、どうなったのだろう? 果たして音さんはリクのことを癒すことは出来たのだろうか?


 
 改めまして、音さん、企画参加ありがとうございます!
 わー恥ずかしいね!
 音ちゃんもきっと読んでて恥ずかしいと思うww
 一番難しいテーマだと思ってたから……めっちゃ緊張した(>_<)
 喜んでくれたら嬉しいです(*^_^*)
 では、これからもよろしくね!

65 < 66 > 67