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罪人魚[完結]
作者: 花園霊暗  (総ページ数: 13ページ)
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10~

*4*

魔女は、薬の調合が得意で、どんな薬も作れる(という噂)
たしか、ここに住んでいるんだっけ?
するといきなり …………
「入っていいのよお姫様。」
私は、いきなり声をかけられ、びっくりした。
魔女は、不敵に笑っている。
「で、なにか薬が欲しいのかい?」
「…はい。私に足をちょうだい」
「そう。いいわ。つくってあげる。ただし…………」
私はすごくドキドキしていた。
「貴方のその、美しい声を代償としていただいくわよ」
「かまわないわ」
「じゃあ、こちらへいらっしゃい」
私は言われるままに奥へと進んでいった。

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