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作者: おれんじたると@大野瑠香 (総ページ数: 13ページ)
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*8*
ああ、なんでこんなに痛いんだ。
胸のあたりがものすごく痛い。
痛い、痛い、痛い、、、ッ
こんなの初めてで、対処の仕方なんてわかりゃしない。
「痛い?」
突然声だけ聞こえた。
誰だ、お前は、、、?
知ってるのか、この痛みの原因を
そもそもここは何なんだよ、、、ッ
「でもね、これは君が悪いんだよ?
分かんないならこの真っ暗な空間で悩めばいいんだ」
悪い、、、?
おれは何をした?
何かしたか、、、?
「、、、おやおや?あたしの声がだれかに似てるのに気づかないの?」
お前の声、、、?
誰かに、、、似ている?
もう自分の中じゃ答えは出てた
こんなの、自分が一番知ってるはずだろ?
「あはははは☆知ってて当然だよ?あたしは君自身なんだから」
誰よりも一番知っている、自分の声。
その声は少し高くなっていたけど、分かった。
この声が自分に似ていたからお前、、、なんて思えたんだろうな。
明らかにこの声は、レディのものなのに。
んぐぐ、、、ッ痛い、痛い、痛いッ
自分の胸を掴む。
さっきより、、、痛みが、、、ッ
「痛い?、、、ははは。そう。でも、もうお目覚めの時間だよ?じゃあね」
、、、ッ?
いきなり目の前が真っ白になった
ハッとして目を覚ますとそこはいつもの船内。
野郎共が寝てる。
おれの服は汗でびっしょりで、胸のあたりはしわしわ。
つまり、現実でもおれは胸をつかんで苦しそうにしてたわけだ。
そういや今どのくらいだ?
おれは朝飯を作らなきゃなんねェから、いつも早めに起きてんだが、、、。
時間を確認するため、外に出ると、まだ外は明るくなり始めたばかり、、、。
いつもなら、もう一眠りするところだが、あんな夢をみた後じゃ、
寝る気なんて到底起きない。
しかし、夢の中であいつは言った。
「お目覚めの時間」だと。
深い意味があるのか、ないのか、、、。
今のおれには何も分からない。
だが、きっとさっきの不思議な夢はもう見ないだろうし。
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続きますが、今日はここまでです☆
たぶんここまで読んだだけじゃ何が何だかっていう方は
たくさんいると思いますが。
更新はおそらく明日、、、ですね。
そういえば、明日は8/15。
カゲロウデイズの日ですね^ ^
あと、ボンちゃんのバースデイです☆
さて、ボンちゃんは助かったのでしょうか、、、?
どちらも嬉しいのですが、何もそういう企画を用意しておりません、、、。
ああああ、、、。