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ダンタリアンの破壊本
作者: 空気 I,T  (総ページ数: 30ページ)
関連タグ: ダンタリアンの書架 
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10~ 20~

*8*

屋敷の中は暗かったが足元はギリギリで見えるぐらいだった。二階への行き先は奥にある螺旋階段だけだ。     「黒の読み姫は二階にどうぞ。ディスワード卿は一階のそこの部屋へ」       バドリックが案内をする。その時ダリアンがバドリックに「案内人もいないのですかこの頭に知識がない馬鹿が」と罵倒をした。おそらく学習しないで何回もウェズの屋敷を訪ねたからだろう。それがバドリックの怒りにふれたのだろう。 ダリアンが罵倒してから三秒後に銃声が屋敷に響いた。

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