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ある雑談 (と、いう小説)【いちおう 完結】
作者: カガリ (総ページ数: 18ページ)
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作者: カガリ (総ページ数: 18ページ)
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「早いねー。何、なんの話してたの?」
「姉貴の惨敗記録各種だよ」
「は?」
「たたくか・・・じゃなくて、たたいてかぶってジャンケンポンと、ダウト!!うーん。あたし負けっぱなし」
例えカガリと言えども、今のでなんの話かわかるわけないな・・・。
「はぁ〜?いつも通り意味わかんないねー」
と、そのとき。
「ん。俺が最後か」
ギィーっとドアを開けて入ってきたのは、菅原先パイだった。あ。あの。やっぱ怖いです。そんな悠々と凶悪な目つきで入ってこないで下さい。
「あ。ゴウ!!今、あたしが負けまくってる話してたんだよー」
「っと・・・。たたいてかぶってジャンケンポンと、ダウトの話だそうで」
「たかジャンはゴウに負けて、カガリとシキミちゃんに勝ったけど惨敗だった!フレンチクルーラーおごらされたよ!」
・・・・・・・。
今の、姉の意味不明な説明と、あいだにカガリがすべりこませた微妙な注釈で、一体何が分かると言うんだろうか。
「・・・あー・・・っと。前者は俺当事者だから分かるけど、ダウトってのは・・・あれか?カガリがツクシを勝たせて、あー、二位くらいにして、あらかじめ二位の人がおごる決まりにしておいて・・・みたいなことか?」
「おぉぉ!ご名答です先パイ!」
「いやいやいやいやご名答どころじゃないだろ今のは!!菅原先パイってテレパシー能力的なものでも持ってるんですか!!?」
すっげー!なんでほぼ正解してるんだよ!逆に怖いくらい!あ、怖いのは当然か、菅原先パイだし。
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