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＊紹介文／目次＊

待望（？）の新シリーズです。

第１話>>1>>2>>3>>5>>6>>7

第２話>>10>>11>>12>>14

第３話>>15>>16>>17>>18

第４話>>19>>20>>21>>22>>24>>25>>28

第５話>>29>>32>>33>>35

第６話 星野くん初登場回 >>38>>39>>40>>41

第７話>>44>>45>>46>>47>>48>>49

第８話　星野くんとラブリのケンカ回（個人的に最高の出来）>>50>>51>>52>>54

怪人軍団との戦闘編

>>58>>59>>60>>61>>62>>63>>65>>66>>67>>68>>69>>72>>73

怪人軍団との戦闘編セカンドステージ

>>75>>76>>77>>80>>84>>85>>86>>88>>89>>93>>94>>95

怪人軍団との戦闘ファイナルステージ

>>100>>101>>102

第９話>>113>>118

王子たちの沖縄旅行
>>121>>122>>124>>125>>126>>127>>128>>129>>130>>131>>132

星野くんの過去>>78>>79

爆笑短編　ラーメンは何味がお好き？>>139

10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～ 100～ 110～ 120～ 130～ 140～

＊106＊

今回は星野くん目線です。

暗すぎます。注意してください。


ぼくは小さい頃から母親から精神的、性的な虐待をうけていたこともあって、女の子が苦手でした。

今は前よりはマシになりましたが、言い方を変えれば悪くなっているとも言えます。

ぼくは女の子とは一定の距離を保つようにして、なるべく話さないようにしていましたが、唯一ぼくが心から大好きになった女の子がいます。

その人はいつも赤のチョッキに茶色のズボンという貴族のような格好をしていました。

彼女は本当に優しくて誰に対しても親切で温かみのある態度で接し、幼い頃に父親から虐待を受けたとしても、それを恨まず、ありのままを受け入れ愛してあげるような人でした。

ぼくは、彼女のことが本当に大好きでしたが、天使はひとりの人を愛してはいけないので、ずっと告白せずに隠し通しました。

すると、彼女は別の・・ぼくの知り合いと付き合い始めたのです。

その知り合いの男の子は、ぼくよりずっと彼女のそばにいて、なんでも知り尽くして彼女のために尽くしてあげていました。

それもそのはず。

彼女の付き合った相手は、同じ家に住む同じ年（正確には違うともそうとも言えます）の少年執事だったのですから。

ぼくはすべてを忘れることにして彼女の元を去りました。

これでよかったんですよね・・・神様。