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――放課後ロックンロール。ヒステリック姉さん再び。
作者： チョコ★ ◆.zuTcWIMPg　　（総ページ数： 112ページ）
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＊94＊


「バカなのっ本当に！」

プリプリしながら言うと斉藤が言った。

「オレはバカだぜ？・・・でもお前には言われたくない」

「何それ？私がバカってこと？！」

私が言うと、斉藤はいきなり抱きついてきた。

「鈍感だな。―――オレ、ずっとお前の事が好きだ。」

「へっ・・・・・？！」

真っ赤になりながら手を振りほどこうとしてもできない。

そうだよね。

自分より大きいもん。

私どうなっちゃうんだろう・・・

「とりゃああああ！！！」

「いってぇぇぇぇぇぇ！！！！！！」

「えぇぇぇぇぇぇ？？？！！！」

どすん、どが、ごん。

はい、ここで説明た〜いむ！

とりゃあ！は、萌衣が乱入してきて斉藤をぶっ叩いた雄叫び。

いってぇ！はもち、斉藤の悲鳴。

最後にえぇ！は私の声。


・・・・・・・・・やばいな


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