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＊紹介文／目次＊

数年前
小学五年生の女の子夢ちゃんが行方不明になった
今も見つかっていない
夢ちゃんは明るく元気な子だった
親と警察は今も探している
とある少女も

10～ 20～

＊7＊

「あーあ
　また焦げちゃってるー」
鈴子が大きな声で言った
見事にクッキーは焦げていた
「あちゃー
　焦げてるね
　もう一回作ろ！」
夢が鈴子を励ます様に言った
「うん」
鈴子は何十回も作った
そして、二十回目
「焦げてない！
　やったあああああ」
鈴子は大喜びしていた
クッキーが焦げてなかったからだ
「おめでとー
　鈴ちゃん
　次はケーキ作ろ」
夢が笑顔で言った
「またいっぱい失敗するけどいいの？」
鈴子が少しもじもじして言った
「いいよ！
　鈴ちゃんと作ったらもっと美味しくなるもん！」
夢が即答した
「ありがとう！」
鈴子が言った