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東方樹海郷【東方二次創作】《EXstory内容募集中》
作者: 稲穂  (総ページ数: 11ページ)
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10~

*9*

EX 白い白衣と化学世界

再びあの沼底に行く。
深く深く沈んで行くと、やはりあの妖怪がいた。
「やあ、巫女と魔女と魔術師さん。もしかしてあの科学者がいる研究室に行くつもりかい?」
「今回は本当に出て行った方がいいよ。あの化学世界に一度入れば鏡夜の実験台、いや操り人形になるぞ?」
「その体じゃその科学者から必死に逃げたようね。お姉ちゃんはどうしたの?」
「お姉ちゃんは…作業中かな。まあいいや、実験台にされたいならどうぞ。こちらです。」
霊夢達は慈禧鄒に連れて行かれ、大きな研究室の前へ連れて行かれた。
「さあ、ここから先は自分でね」
「ええ。あと私はメイドよ」
扉を開けると煙がもくもくと上がる
消毒液と火薬のにおいがして、先には女性が立っていた。
「おお、この子達が…。」
「稀少陣が手伝えって言うから手伝いにきたわよ危ない科学者さん」
「なんか火薬でも浴びたのかって怪我しとるけど、何の研究してたんだ?」
「あ、これは慈禧鄒君を実験台にしようかとしたのだが、変な機械が誤作動し始めて殺られたんだよ。でももう見つかったよ!有難う君たち」
「相手ならしてやってもいいぜ」
「…本当はさっさと実験したいんだけど、まあいいや。私に負けたら実験台よろしくね!」
戦闘が始まった。霊夢達は攻撃を開始する。
「まずはこれを見てくれ君たち。空気に触れると凍る液体を。これは攻撃にも使えるし防御も出来るし、それに強化も加えたんだ!」
「そんな液体私のボムで!マスタースパーク!」
しかしボム攻撃は防御された。
「強化を加えればボムなど効かぬ!その間に攻撃も出来るしね」
「また効かないタイプの相手?嫌だなー。」
「それにこれも、凄いぞ!強化塩化水素!」
鏡夜は霊夢達の攻撃を塩酸で溶かし始めた。そして周りに敷き始めたのだ。
「こんなの反則だろ!弾幕溶かすとか」
二次創作物だから大丈夫です。
「ウソダドンドコドン」
すると塩酸の力により、周りの床は崩れ始め、別のステージに変わる。
「そしてこれ、触れたものを結晶化する物質だよ!」
鏡夜はその物質を撒き散らす。※因みにこの物質に当たるとピチュり、やり直します。
「ステージも結晶化とか背景カオスになったのだけどw」
「さあ、お次は人造人間だよ。今回は張り切って肉体を強化させたんだ!相手になってくれ」
「うわ、足は速いし攻撃も速い」
しかしこれは華麗に避けた。
「やるねー君たち。でも、そろそろ終わりかな」
鏡夜は瓶の蓋を開けた。すると周りに撒い夜空のようになった。
「素敵でしょこの科学世界は。美し過ぎて見惚れてしまっただろう?」
「…!?攻撃が動かないぞ?」
「どうやらこれは…罠」
「攻撃もできないところで、塩酸でもぶっかけようか。」
「っち!こんなのボムなしじゃ…」
すると霊夢は何かに当たり、そのあたったものが溢れ出した。
「水酸化ナトリウム水溶液…、しまった!中和してしまう!」
「残念だけど、無効化になったわね」
「畜生!なら、これならどうかな。禁断のなんかの物質らしいよ!」
鏡夜は禁断のなんかの物質を撒き散らす。すると周りの機械や物が動き始め、攻撃をし始めた。
「ビーム砲とか手榴弾とかあるわね。怖いわ」
「後ろを見なさいメイド!」
「え?」

長いのでつづく

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