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大好きだったよ・・・！　〜一応、完結！？〜
作者： てるてる522　　（総ページ数： 18ページ）
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10～

＊6＊

〜杏サイド〜

「それじゃあ、行って来ます！」

私の１日は、保健所を出て学校へ向かうところからスタートする。

保健所から学校は、ラッキーなことにすごく近いので徒歩２分で着く。

「杏、おはよー！」

いつも私に声を掛けてくれるこの子は、城乃峰亜ちゃん。

クラスとかでは、いつもそばにいてくれてふんわりと笑ってくれているような友達。

だけど、よく見るとスタイル抜群だったりとか、峰亜は占いが得意だからよく占ってもらうけど外れたことないな・・・・とか。

意外とすごいんだよね。


あと、峰亜にはお姉さんがいるんだけど、お姉さんとは正反対の性格なんだって。


自分の友達をよく見てみると、今まで気づけなかったところを発見できたりするんだよね。


有利杏は、そんなことに気づきました。

♪・♯・♭・♪・♯・♭・♪・♯・♭・♪・♯・♭・♪・♯・♭・♪・


〜朱里サイド〜

ある日、いろはが私に向かって言って来た。

「朱里ってさ、うちのクラスの有利杏って子と正反対の性格してるよね」

と・・・。

私は有利杏の方を見た。

確かにそうかもしれない・・・。


まだ有利杏とは話したことがないが、『クールでドライ』な印象を持たれている私、『天然で、小動物みたい』な印象を持たせる有利杏。

対照的なのかもしれない。


でもだから何なのってことだ・・・。

★〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜★〜☆〜

〜絵瑠サイド〜

絵瑠は今日も誰もいないこの広いお屋敷から学校へ向かう。

親は昔にいなくなっている。

原因不明。　警察もお手上げ状態。


原因だけでも分からなくちゃ、どうしようもないのに・・・。

今更ながら、警察の無力さに悲しくなる・・・。


生活するために、アイドルを始めた。

けどまさかこんなに忙しくなるとは・・・・。

嬉しいけど、一応現役中学生なのだ。

欠席日数は誰よりも多い気がする。


今日は仕事がなくて、たまたま学校へ行ける日なのだ・・・。

学校へ行けば、晃に会えるしね♪


晃と私は幼馴染なの。

昔から恋してたんだけど、恋愛に関しては全く興味が無いみたいで。

私も半分諦めがついてるんだけど、どっかでまだ希望を捨てきれない自分がいる。


そろそろ行かないと、授業が始まっちゃう！

いっそげー！！

【続く】


コメ待ってます！

オリキャラも♪


byてるてる522

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