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作者: スーパーピカチュウ (総ページ数: 1ページ)
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*紹介文/目次*
こんばんわ、スーパーピカチュウです。スーパーピカチュウシリーズ第2弾「How toピカチュウ・ザ・ムービー!よーい!アクション!!」を前回の第1弾の続きとして掲載させていただきます。
前回のあらすじー
次のジムがあるヒャッコクシティに向かっていたピカチュウたちだったがその途中で映画の撮影をしている施設に立ち寄り、その場所で映画監督を務める人物から主役をやってもらいたいと頼まれてしまい、引き受けることに。そして、映画の脚本が完成したことで本格的な撮影が開始された。
ピカチュウは主役であるスーパーピカチュウを演じるため、早速衣装に着替えた。いざ自分が重要な場面に立つことにプレッシャーを感じるかと思ったが映画で活躍できることを大いに喜んでいたのでその心配はないようだ。映画を撮影する流れはピカチュウランドの創立を記念に他のピカチュウたちが楽しそうに踊るところから始まった。
ピカチュウ「わー!! これがスーパーピカチュウの衣装か・・・・・」
ピカチュウ「早速着てみようっと・・・・」
スッ
バサ
数分後ー
ピカチュウ「・・・・・・・・」
ピカチュウ「これでよしっと!」
ピカチュウ「どうかなー・・・・・」
スッ
ピカチュウ「わー!! かっこいいなー!!」
ピカチュウ「ボクが着るのは勿体無い気がするなー・・・」
スタ スタ
アイドルピカチュウ「あっ」
ピカチュウ「あっ」
アイドルピカチュウ「ピカチュウ、その格好!?」
ピカチュウ「えっ?」
ピカチュウ「変・・・・・かな?」
アイドルピカチュウ「ううん、とっても素敵よ♪」
ピカチュウ「本当!?」
アイドルピカチュウ「うん、本物のスーパーヒーローみたい♪」
ピカチュウ「ありがとう!」
スタ スタ
ハードロックピカチュウ「おーい!」
アイドルピカチュウ「あ、ロックたち!!」
ハードロックピカチュウ「準備は終わったのか?」
アイドルピカチュウ「うん、バッチリよ♪」
アイドルピカチュウ「ピカチュウの方もこのとおり」
ハードロックピカチュウ「お、中々似合っているじゃないか!」
マダムピカチュウ「本当、素敵です♪」
ドクターピカチュウ「かっこいいです♪」
ピカチュウ「ありがとう、皆!!」
アイドルピカチュウ「あれ、マスクドピカチュウがいないけれど・・・」
スタスタ
マスクドピカチュウ「おう、待たせたな」
ハードロックピカチュウ「あ、やっと来たか」
アイドルピカチュウ「もう、いつも遅いんだから」
マスクドピカチュウ「ははは、悪い悪い」
マスクドピカチュウ「お、ピカチュウ中々良い格好しているじゃないか!」
ピカチュウ「ありがとう!」
ピカチュウ「あれ、後ろにいるのって・・・・・・」
マスクドピカチュウ「ああ、俺と同じ悪役でブラックピカチュウって言うんだ」
ブラックピカチュウ「・・・・・・・・」ペコ
ピカチュウ「ブラックピカチュウか・・・・・」
ピカチュウ「たくさん悪役がいるんだね」
マスクドピカチュウ「もちろん、悪役はたくさんいねぇーと面白くないからな」
マダムピカチュウ「あ、そろそろ始まるみたいですわ!」
ハードロックピカチュウ「お、そうか!」
ハードロックピカチュウ「それじゃあ、頑張ってなピカチュウ!」
アイドルピカチュウ「頑張ってね、ピカチュウ♪」
ピカチュウ「うん、皆も頑張ってね!!」
ハードロックピカチュウたちからエールを貰ったピカチュウは映画撮影に臨んだ。
―ピカチュウランド―
モブピカチュウ「20周年おめでとう!」
モブピカチュウ「夢のようね♪」
モブピカチュウ「・・・・・・・」ザワザワ
その次にマスクドピカチュウたちが襲いかかってきて、そこでスーパーピカチュウが現れる。そして、次の日に岩山でアイドルピカチュウとマダムピカチュウがマスクドピカチュウたちに捕らえられていたところにスーパーピカチュウが現れるところから撮影が始まった。
―岩山―
ブラックピカチュウ「しししし」グィ!
マダムピカチュウ「やめて」ギュ!
ブラックピカチュウ「しししし」グィ!
アイドルピカチュウ「痛い、優しくして!」ギュ!
ザッ
スーパーピカチュウ「・・・・・・」
テールナー「行くわよ!」
ボォオオオオオオオ
コータス「よし!」
シュ―――――!!
モブピカチュウ「行くぞ!」
バリリリリリリリ
ピカチュウ「とう!」
ヒュウ――――――ン!!
スタン!
今日の撮影はここまでで終わり、ピカチュウたちは夕食をしていた。
ピカチュウ「ふぅ・・・・・疲れた」
ピカチュウ「お腹ペコペコだよ」
アイドルピカチュウ「ご苦労様♪」
ピカチュウ「あ、アイドルピカチュウ!」
アイドルピカチュウ「一緒に食べよう、ピカチュウ♪」
ピカチュウ「うん、食べよう!!」
スッ
アイドルピカチュウ「はい、どうぞ」
ピカチュウ「ありがとう!」
ピカチュウ「それじゃあ・・・・・・」
全員「いただきまーす!!」
ピカチュウ「・・・・・・」モグモグモグ
ピカチュウ「・・・・・・」ゴクン
ピカチュウ「やっぱり、頑張った後のご飯は美味しいね!」
アイドルピカチュウ「うん、美味しいね♪」
ハードロックピカチュウ「ああ!」
マダム・ドクターピカチュウ「はい♪」
マスクドピカチュウ「やっぱり、最高だな!」
ピカチュウ「・・・・・・」モグモグモグ
アイドルピカチュウ「でも、ピカチュウ凄いわ」
ピカチュウ「え、凄いって?」
アイドルピカチュウ「映画の撮影に参加するのは初めてなのに、もうすっかり主役を演じているんだもん」
ピカチュウ「えそんなことないよ」
ピカチュウ「ボクも正直、最初は上手く演じられるだろうかっていう不安はあったんだよ」
ピカチュウ「でも、主役を任されたボクが不安になったら周りの皆までもを不安にしてしまうからそこは何とか自分を信じてやってきたんだ」
ハードロックピカチュウ「だけど、ピカチュウは凄いぜ」
ハードロックピカチュウ「あの演技っぷりは俺たちでも難しいんだぜ」
マダムピカチュウ「ええ、素敵でしたわ♪」
ドクターピカチュウ「かっこよかったですよ♪」
マスクドピカチュウ「大したもんだぜ!」
ピカチュウ「いやー・・・・・・」
アイドルピカチュウ「あ、ピカチュウが照れてるわ♪」
全員「ははははは!!」
映画の撮影もいよいよクライマックスに入った。とある人物(セレナ)が撮影したカメラにメイキングをしたこととアフレコにはとある人物(大谷さん)たちが務めていたことで残すは最後の場面であるスーパーピカチュウが飛び立つシーンだけとなった。
スッ
スーパーピカチュウ「それでは、私はこれで」
スーパーピカチュウ「さらば!!」
ザッ
ヒュウ――――――ン!!
全員「さようなら、スーパーピカチュウ!!」
最後のシーンも無事成功し、これで全ての撮影は終了した。ピカチュウたちのおかげで良い作品が出来たことに皆は大いに喜んだ。完成した作品は次の日の試写会で見ることになったので夜は映画完成の打ち上げパーティーをすることになった。
ピカチュウ「ふぅ・・・・・・・」
ピカチュウ「ありがとう、ドテッコツ!!」
ドテッコツ「おう、お疲れ様!!」
タタタタ
アイドルピカチュウ「ピカチュウー!!」
ピカチュウ「!」
アイドルピカチュウ「お疲れ様、ピカチュウ♪」
ピカチュウ「お疲れ様、アイドルピカチュウ!」
アイドルピカチュウ「おかげで無事に撮影を終えることができたわ!!」
アイドルピカチュウ「本当にありがとう♪」
ピカチュウ「ううん、皆が頑張ったから出来たんだよ」
ピカチュウ「こちらの方こそ、ありがとう!!」
ハードロックピカチュウ「よーし、これから打ち上げパーティーをやるみたいだから大いに盛り上がるぞ――!!」
全員「お―――――――う!!」
次回「迅雷のヒーロー! スーパーピカチュウ!!part1」に続く