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【おそ松さん】ちょっとした喧嘩
作者: えりかな  (総ページ数: 8ページ)
関連タグ: おそ松さん 二次創作小説 
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*6*

次の日

おそ松「じゅ、十四松!ちょっと話があるんだ」
十四松「話…?」
一松「うん」
十四松「なんかよくわかんないけど、いいよ!」


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おそ松「十四松、昨日からトド松と喧嘩してるだろ」
十四松「あ…」
一松「やっぱり。何があったの?」
十四松「あ、え、何もないよ」
おそ松「だから、もう分かってるから。な、兄ちゃんに話してみ?」
一松「聞くから」
十四松「っ、うっうわあーーーーんっうっ、うわぁーーん」ポロポロ
おそ松「よしよし」頭ナデナデ
一松「…」背中サスサス
おそ松「ゆっくりでいいから、な?」
十四松「うっ、っ…あのね、僕が悪いのっ…」
一松「なんで?」
十四松「昨日、トッティ、疲れてたみたいなのっ…っなのにね、僕ね、遊ぼう遊ぼうって何回も誘っちゃったのっ…最初は優しく断ってくれてたのに…今思うとっ…」ポロポロ
おそ松「あー、そういうことか。それはまあ確かに、十四松が悪いところもあるな」
一松「…」背中サスサス
十四松「っうっ…」ポロポロ
おそ松「でもな、トド松だって悪い。自分がものすごーく疲れてるからって、それを簡単に分かれって言うのはちょっとな。だから、どっちも悪い」
十四松「うっ…っ僕、謝ってくる、トッティに」
一松「うん…」
おそ松「よし、今の十四松なら大丈夫!しっかり謝ってこい!もし、トド松が謝ってくれなかったら、その時は殴ってもいいぞ!」
十四松「兄さん、ありがとう!」タッ

おそ松「ふぅー…なんとかなったかな」
一松「ねえ、俺、いた意味ある?」
おそ松「あるに決まってんじゃん、バカじゃないの?」
一松「え…」
おそ松「喋るか喋らないかが、いる意味とは限らないんだぜ、ははっ!じゃあ、ゆっくり帰るかー!あんまり早く行くと仲直りの最中だからな」
一松「…うん」テクテク




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