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君に染まってしまえば―――伝えてしまえ。やっと完結!!
作者: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (総ページ数: 5ページ)
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作者: 雪林檎 ◆iPZ3/IklKM (総ページ数: 5ページ)
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*4*
Valentine3 「スキ。」
もう、うじうじするのはやめよう。
同じ状況が抜け出したい。
魔法がかかったように頭の中は、三澄君の事でいっぱいになってる。
勉強も身に入らないし………。
私は白紙のままだったノートを文字で埋めていく。
「―――よし。」
課題が終わったから、素早く鞄にしまい、スマホを手にする。
カレンダーの赤丸を見て私は息を呑む。
今日が最後…………このモヤモヤするのは最後の日。
このチョコレートを渡したら明日は全然違う1日になる。
三澄君の事で頭を抱える日はこない。
「…………バレンタインカードってどう書けばいいんだろう?」
これを渡して、胸を張って三澄君の隣に居たい。
想いたい。
付き合いたい。
でも、今はそうじゃない。
と、いうかこのまま渡さなければ、今まで通り遠くから見つめる事だって出来る。
でも、渡してしまえば、後ろめたさもなくなる。
「あ~、くよくよするなっ!!決心したんだから……!!」
そう自分に喝を入れてカードに素直な思いを書いていった。
あとは渡すだけ!!
「―――頑張らなきゃ。」
〇 〇 〇
いや~、書いててとても恥ずかしくなりました((ノェ`*)っ))タシタシ////
青春だなぁ……バレンタインデーにこんな甘酸っぱい思い出なんてありませんね。
それはそれで悲しくなりました。ズーン(-\\
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