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ーphantomthiefー
作者: りゅ  (総ページ数: 11ページ)
関連タグ: 怪盗、コメディ 
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10~

*3*






――――――警備から宝石を頂いたその後、怪盗セザンヌ達は家で会議をしていた

「次の狙いはダイヤモンドね!」

「ダイヤモンドか貴重だな」

怪盗セザンヌがそう言うとテーブルの上で怪盗ヴァンが灰皿に煙草を擦りつけながらそう言った

「いつも通り決行だな!」

と怪盗セイヴァも続けたお次は宝石店でのダイヤモンドの狙いだ
宝石店では警備達もまた警備を固くして準備態勢だろう
――――深夜、怪盗セザンヌ達は警備に予告状を出し
ダイヤモンドを盗む準備をしていた

「やっぱり、多いわね!警備」

「そりゃ、そうだろう!なんたって貴重なダイヤモンドだ!盗まれるわけにはいかないだろう!」

一方、警備達もダイヤモンドが盗まれないよう警備を固くしていた

「今度こそ、捕まえてやる怪盗セザンヌ!」

「そうですね!次こそ捕まえなければ」

ダイヤモンドの周りは厳重なセキュリティが施されていた
警察もとにかく貴重なダイヤモンドを怪盗に盗まれるわけにはいかなかった

「奴ら、どういう手口を使って盗んでいるんでしょうね!」

「いつもほんの一瞬で盗んでいく怪盗共だ!」

そういう話をしているとまたも宝石店の灯りが消えた
警備達は最初驚いたが、誰かの手を掴むと

「同じ手は通用しないぞ怪盗セザンヌ!今度こそ捕まえた!」

と言いながら捕まえたのは他の警備だった

「あの!僕です!先輩!」

「何?!怪盗セザンヌではないのか!」

警備達は話をしていると宝石店の灯りはまた灯り
警備が捕まえたのは怪盗セザンヌではなく他の警備だった
またほんの一瞬で厳重なセキュリティを施していた
ダイヤモンドは怪盗セザンヌ達の手によって盗まれていた

「怪盗セザンヌ!またしてもやってくれたな!」

「またしてもやられましたね!」

「ダイヤモンドは頂いたわよ!警備さん!」

「居たぞ!あそこだ!追え!」

「はい!今度こそ捕まえましょう!」

警備達は、怪盗セザンヌの後を追ったが
結局またしてもダイヤモンドは盗まれ逃げられてしまった―――――












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