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名探偵コナン 謎の本の中へ
作者: 破壊神  (総ページ数: 11ページ)
関連タグ: MYST 江戸川コナン 服部平次 リール(ハムスター ゲーム創作 2次創作 
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10~

*3*


それは、ある日の午後、偶然東京へ遊びに来ていた平次と和葉を案内している。コナン達。
今日の気温は、少し夏っぽい感じがしており、コナンと平次も暑そうにしていた。
「たく、いきなりアポなしで、休みなんだからたまには観光に付き合えなんて言うかっての」
と、毛利小五郎が文句を言うと、娘の蘭が、
「良いじゃない。服部君達と会うのも久しぶりだし、和葉ちゃんとも話しとかしたいし」
「フン! それにしても今日はアチーな~。とりあえず、どっか喫茶店に入って、なんか飲もうぜ」
と、小五郎が、空を見上げたその時、
「ゴン!」
と言う鈍い音と共に、何かが小五郎の頭を直撃し、本人はコケ、
「ンガ!」
「お父さん!」
「おっちゃん! 大丈夫?」
と蘭と和葉すぐに心配するが、それより、平次とコナンが目を向けたのが、降って来た本の方だった。

今日は晴天の上、ヘリや飛行機は飛んでいない。一体どこから落とされたのかと思ったのだ。

コナンはハンカチを持って、その本を見ると、ずいぶん古ぼけた感じがしてMYSTと書かれていた。
「なんや? この本。なんでこんなんが空から降って来るんや?」
とコナンが表紙を開くと、右上に黒い何かがあり、それはまるで空を飛ぶような映像になると、船着き場のすぐ近くで降りた。
「降りたぞ」
「一体何なんだ? これは……」
と、コナンが触った瞬間、異変が起きた。

なんと、コナンの体が粒子状になって、本の中に消えたのだ。
「な、お、おい工藤!」
と、平次も思いっきり触ってしまうと、本の中へ消えた。
「コナン君!」
「平次!」
「2人共! 本に触るな! 今目暮警部を呼んでやるから…」

と、小五郎が言った次の瞬間、本はパタリと閉じ、消えてしまった。
「き、消えた~~~~~~!!!」
と、3人の絶叫が響き渡った。

そして、これが、これから2人は体験する事になる。とある島の謎解きを……

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