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ドラえもん+オリジナル (あらすじ)
作者: 破壊神  (総ページ数: 26ページ)
関連タグ: 2次創作 ドラえもん+オリジナル 野比夫妻が空気 怒りと憎しみ ダークネスクイーン 砕かれた日常 
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10~ 20~

*21*

 一方攻撃側は、以前魔王が眠らされていたという場所に来た。

やはり誰かに、壊された様な後が有り、前魔王は誰かの手によってレザレックシェンしたようだ。
封印が解かれている。

「一体誰がこんな事を!」
と、アミラルが見ると、そこには、何かのメダルが落ちていた。
「これは……一応持って帰って分析するしかないな」
と言いながら、彼はメダルを瓶にいて、魔王の肉片採取した。
「そんな事まですんのか?」
と、キッドが言うと、ドラメッド3世が説明する。
「まあ、アミラルの勤めているのは、空間とかそっち系統の警察でアルから、こういう魔王とかそういうのには専門にしてるいる部署も有るのでアルな」
「ええ。うちのチームの中には、こうして肉片を収集し、何をしようとしているかを分析するチームが有ります。
「ガル?ガルガルガル」
「え?」
「あ~スイマセン。ドラニコフはしゃべれなくて。まあ、こういう時は、翻訳こんにゃく」
「これを食べると、話している事が分かる様になるんだ」
と言うと、早速ドラニコフが何を言いたいか理解し、その内容は、邪悪な気配を感じ取り、何か嫌な予感がすると言った。

そこで、検知器を出してみると、確かに針が動いた。

つまり、ついさっきまでここにいたという事になる。

後を辿って行くと、途中で魔法陣になって消えていた。
「ま、まさか祐也君の所に行ったんじゃ?」
「電話してみるでアル」
と、ドラメッドが連絡すると、やはりエインガーヘイトレイドが、現れた事が分かった。

とにかく一度戻ろう。
「私も一度本部に戻って、これの解析を依頼します。何か有ったら、報告して下さい」
「ありがとう」
「では!」
と、彼は消え、すぐに分析作業に取り掛かってもらえ、無事に済むかと思われていた。

だが、既に彼の作戦は進んでいた。
なんと彼は、祐也のあ夢に憑りついていたのだ。

そして、祐也が眠ると、またうなされて、酷い熱を出していた
皆は必死になって解決策を探すとその中には、夢の中に入ると出た。
「こういう時こそ、夢バシコ!」
「これって、どんな夢にも入れちゃう奴だよね」
「そうでアル それじゃ、まずワガハイが入って調べてみるである」
「気を付けろよ。ドラえもんから空気砲を貰って来た。使ってくれ」
「分かってでアル」
と、彼hが降りて行くと、そこは黒い何かのバリアでおおわれており、入れなくなっていた。
「バリアが貼られているである。ナントカは入れれば良いでアルが……もしや」
と、ドラメッドは戻って来て、今度はしずかと一緒に降りてみると、案の定バリアが消えていた。
ドラメッド3世はジュータンを出すとしずかと一緒に乗った。
「やはりそうであったか」
「どういう事ですか?」
「つまり彼は、まだ我々を味方として、見てなかったという事でアル。だから怖い者としてしか見えなかったでアルよ」
「祐也殿~迎えに来たでアル~」
「祐也く~ん」
としずかが言ったその時、突然光が飛んで来て、ジュウタンを攻撃する。
「キャー!」
「な、なんでアルか!?」
と下を見ると、砲台が一斉にこちらを向いて攻撃してくる、
「こ、このままではやられるでアル! 一度ここを出るでアル!」
「え、ええ……」
と、2人が出口に着くと、ドラメッドだけが解放され、どうにか2人共ギリギリで出てて来た
「フ~。酷い目に遭ったである」
「祐也君。どうして私達を拒んだのかしら?」
「ウ~ン……よし、彼の心の声を聞いてみよう! 悟りヘルメットー! これで祐也君の心が聞ける。しずかちゃん。これを被ってその子を見てくれ」
「分かったわ!」
と、彼女はメットを被り、彼の心の声を聴いた。

すると、彼の心の声が聞こえて来た。
「僕は、どうしてうまれたんだろう? どうして? この世界は僕を否定している気がする。皆僕を大事にしているけど、それは建前で、本当は、厄介な奴と思ってる。僕は……僕は……」
と、悟りヘルメット越しでも、彼が泣きそうになっている姿が見え、彼女はヘルメットをはずし、祐也を抱きしめた。
「……?」
「誰もあなたを邪魔だなって思ってないわ。これは本当よ。お願いだから、そんなに悲観的にならないで。 私達で出来る事はするわ。だからお願いよ。私達を信じて!」
と、しずかの必死にの思いが届いたのか、彼は、
「う、うう……うわ~ん! うわ~~~~~~」
と泣き出してた。
「よしよし。怖かったのね。でももう大丈夫。私達で、あなたを守ってあげる。だから安心して」
「うん!」
「一安心でアルな」
と、ドラメットが言うがドラえもんは、
「後はエインガーヘイトレイドが何かして来ようとしている感じがずっとしているんだけど……」
と言うと、皆が、
「何かって?」
と聞くが、そこが分からなかった。

だが確かに、祐也に魔の手が伸びようとしているのは事実だった。

彼を守る為に結成された部隊は、現在エインガーヘイトレイドが進行中の場所の特徴は、やはり、小さな子供が多い場所だった。

そして、その子供達は、全てさらわれ、幻想生物や他の生物は助かるが、大人の人間は全て殺されていた。

一方連れて来られた子供達は、銃や剣などで、相手を殺す方法を洗脳プログラムにて覚えさせられ、それが異常だという事に気付かないうちに、植え付けられた種は育ち、彼等は地上へ出る準備を進めていた。

「フフウフフ。さあ、僕の作りし兵士達よ。行け!」
「オオオオオオオオオオオオオ!!!!」
と、武器を手に、皆は暴れまわり、食料品や薬などを奪い、そこにいた大人達は全て皆殺しにした。

その様子は、全て放映され、ドラえもん達は、止める方法を探していた。

その方法と言うのは、出木杉が知っていた。
一度しずかに植え付けられたブラックストーンを完全消滅させた事があったからだ。

だが、今度は数が多すぎる。どうしようかと悩んでいる時、出木杉に新たな力が宿ろうとしていた。

それは、1っ回目の天使とは異なり、大人の天使で、これから授ける呪文は、かなりの高度な術だと言われた。

ホントに戻したいという思いが有れば、答えるだろうと言った。

出木杉は、それにかけてみる事にし、出木杉は準備に入る。エインガーヘイトレイドがこちらへせめて来る時の為に、皆もすぐに飛び出せるようにしていた。

そして時は来た。

出木杉としずかが同じ空間にいる!
それは彼にとっては許されない事。前はとまどったが、もう戸惑わない!
「フン! 行け―!!!」
と、彼の声と共に皆が向かってくる。その時魔法陣が反応し全ての友達が入ったのを確認した。
「入った。今だ!」
「はい! シールドクローズ!」
と、イルミーの魔法が発動し、一旦皆の手が止まるが、エインガーヘイトレイドが再びしようとした時、出木杉と、しずかが、
「暗黒の力よ今こそ消し去れ ダークネスデストロイザエターナール!!」
と唱えた時、エインガーヘイトレイドが植え付けた物は全て消滅した。
「ば、バカな!? 何故だ! 何の力も持たないあいつ等が、魔法を持ったとでいうのか。僕の怒りや憎しみを邪魔してそんなに面白いのか!? 違う、違う、違う―――――――――!!!と、エインガーヘイトレイドが吠えると、同時にある者がニヤリと笑った。
「かかったな。ダークネスレザレックシェンという呪文と共に、地面が揺れ、皆が怖がっていると、地面に魔方陣が出来始め、ドラえもんズが誘導する! すると、地割れが起き、その形が丸い円の中に魔方陣とルーン文字が重なり合い、紫色になった。

ついに始まったのだ。
前魔王ジャガルタ・スティの本当の復活が

つまり、エインガーヘイトレイドは、パワーを溜める為のパイプ役になっており、ずっと地下でそれを蓄積して、機は熟したとみて、レザレックシェンを決意したのだ。

そして、地上にいるダークネスクイーンの目が点滅し、すぐに察した。

「あの人から、私は解放された。そして新たなる女王として、この地に君臨する。フフフフフハハハハハハハハ」
と笑い、同時に彼女の姿が変わっていく。姿は人間のままだが、服は、チャイナ服の様になり、より一層動きやすくなり、その手には、杖と剣がついた伏木な杖を持ち、中にはルーンの文字が描かれ、そして額のマークも変わった。

そして今まで幻想世界だった場所が、暗黒の地へと変貌しつつあった。

これを見た祐也は怯えだし、どうして良いか分からなくなった。

確かに自分の分身エインガーヘイトレイドのせいで、幻想も地上も皆おかしくしてしまった。

だが、更に大きな物が蘇ってしまった。

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